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2022年03月23日

59歳の過ごし始め

昨日は昼からサボった。
ジムでの筋トレは10日ぶり。久しぶりの筋トレは荷重が軽く感じるのが不思議。
母親のモノ忘れを言えない、荷重はいくつだったか思い出せないマシンがあった。
ストレッチを終えるとお尻の痛みは軽くなったような気がする。みぞれまじりの寒い日、歩いて行ったのだが、行きに感じていた痛みは帰りにはなかった。

誕生日だったので家で呑むのも寂しく近くのやきとん屋へ。
タバコは外だ。タバコを吸いに出ると女性が吸っていた。「今日は寒いですね」くらいは言う。
そしたら「この店はよく来られるのですか」とか会話になった。しばらく世間話をすると「関西の人ですね」と。
その人は先に店内に戻ろうとした。その時にその女性の友達が外に出てきた。
「この人、関西の人だから」   いったい何の引継ぎだ。
入れ替わりに来た女性とも会話をする。この辺りの呑み屋にかなり詳しい。筋金入りの呑み助だ。

席に戻った。席はカウンターの一番端。先ほどの女性たちは見えない。
するとホッピーセットを持って店員が来る。「あちらのお客さんからです」と。先ほどの女性たちだ。
入れ替わりに来た女性に、この店は久しぶりだけど誕生日に暇だから来たと言っていた。
誕生日ということで一杯ご馳走してくれたのだ。彼女たちの席にジョッキを持って行ってお礼と乾杯をする。
先ほどの女性二人の他に若いカップルらしき二人もいた。

乾杯してすぐに席を離れるわけにもいかず、横の席に座って4人と会話。
聞くと、その若い二人は夫婦でこの近くで去年から洋食屋さんをやっているという。路地を入ったところだから知らなかった。
先ほどの最初の女性はその亭主のお父さんの知り合いとか、そこでバイトをしているとか言っていたが、その頃にはベロンベロンで言っていることがよく解らない。
後に話した女性と夫婦はしっかりしていて、結局はカウンターから席を移動して話しながら呑んだ。
食べるのは好きだ。洋食専門の店なんてこの辺りにはなかった。
ぜひお店にお越しくださいという話になり、24日に行くことになった。
そのあとタバコを奥さんと吸いにいっている間にお会計を一緒に済ましていた。支払うと言ったけど、今度お店に来たら倍づけでとジョークで返されてしまった。

思いがけず楽しい誕生日だった。
元通りの生活を取り戻す目標。それは身体も日常の過ごし方も。
元通りの日常ということで言えばそれを実践できているのだ。いくら手や脚が痺れていて肩に疼痛があってもそれは表面に出ない。退院してから多くの人と出会っている。公私において。それは動く身体が実現できたからだろう。
この日もただの59歳の酒呑みのオッサンとしての出会いだ。
リハビリに終わりはない。今の状態以上を維持、そして何も苦痛を感じない身体になる欲は毎日忘れずにいたい。
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posted by shigenon at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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