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2021年11月15日

動作のリセット

土曜日は久しぶりの鍼だった。
2週間の様子、特に2週間前の右下腿への鍼は脚の筋肉が張ったことを伝える。
Aセンセイは「やっぱり、多すぎましたね」と笑って答える。これは全然気にならない。やってみないと解らないことをやってくれているのだ。「他の人にはしませんけどね」とセンセイは続ける。
左脚の足先が下がる状況について話すと、今日は左脚からやりましょうと。

久しぶりに11センチ入った。左脚に。
右脚への深い鍼は痺れているから心地よさを感じる。左脚は痺れていないので、鍼が深く入る度にじわじわと足先・ふくらはぎにビリビリと強く感じる。「硬いから回して入れています」
そんな解説を聞くと多少はゾっとする。この日センセイは饒舌だ。センセイはプロのバレエダンサーのケアもしている。「○○さん(自分)1人で4人分くらいの検証ができます」とも。
いいことなのだ。答えのある治療ではない、臨床を繰り返して良くなる鍼の方法が積み上げられる。

日曜日は久しぶりのゴルフ。向島のコンペ。
筋肉も付いている、充分にクラブは振り切れるはずだ。そろそろ優勝が狙えるかと期待していた。
結果、クラブを振ることへの違和感は少し軽減している。クラブが振れるだけではスコアに繋がらない。いいゴルフをするという現場感を忘れている。集中力だ。フィジカル面ではそれほど心配はなくなった。が、また100を超えるという結果だった。
午前のハーフを終わると左腕の筋肉がパンパンだ。筋トレで筋肉が付いているのにこうなる。これは使う筋肉の違いなのだろうか。筋肉の使い方の違いなのだろうか。
恐らくは両方か。受傷後にやっていた右手で打つという打ち方は全くやっていない。受傷前の打ち方が頭に残っている。そのいい時の普通の打ち方をするにはまだ忘れてしまっている動作があるのだろうか。

今日、会社に来ていつもの如くブラインドを15個上げる。
実はこの動作も最初はうまくできていなかった。細い紐を両手で順繰りに手繰るという作業。
右手・左手を順番に上げながら紐を掴んで引き下げる。この時、手を上げる時に片方の手にぶつかったり、紐が細いので掴んだつもりで掴めなかったり。
今はずいぶん上手になったが、頭ではブラインドを上げるという動作を解っていても、その動作がうまくできないのが不思議だった。そんな筋肉を使う動作でもない。
頚髄の損傷によって、身体を動かす動作がリセットされたのかもしれない。
これと同じようなことがたくさんあったのだろう。日常生活の動作は知らず知らずに出来るようになっているのだ。紙コップを掴む・歯を磨く・蓋を開けるなど。
まだ当たり前にできると思っていることで、実際はできにくいことがあるだろう。

今日は月曜日。ゴルフの筋肉痛は意外にも早く来た。
昨日のゴルフ終了後から腰や腕は張っている。今朝も痛い。スポーツ後の筋肉痛は心地よい痛みなのだ、神経痛に比べて。
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posted by shigenon at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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