アフィリエイト広告を利用しています

2021年06月25日

脳は叶えてくれる

起きたら肩が痛い。
久しぶりに感じる感覚、口からイタッと出る。疼痛といえば疼痛なのだが、筋肉痛でもある。
昨日、ジムに行ったからだ。筋肉痛にしては翌日に感じるとは。このところ2日後に筋肉痛は来る。

思い当たることがある。
昨日書いたように、ジムが始まって筋トレを開始したにも関わらず左腕の筋肉が収縮したように感じたこと。
何も考えずにマシンを動かしていた。単なるルーティンとして。前はそうではなかった。何かを意識していた。もちろん物理的に動かすという動作は何か考えようが・考えまいが同じだ。誰もがそう思う。

ジムの再開で、まずは落ちた筋肉を取り戻すために“マシンを動かす”ことが目的になっていた。
何のための筋トレか。けっこう筋肉が付いて、半袖になった今は筋肉で美しい腕が出ている。それを思ってから筋肉だけを意識していた。
また、筋肉が付いたことで腕が動きやすくなっていることに慣れてしまったのだろう。
昨日はマシンを動かしながら、指先の1本1本、腕橈骨筋を見ながら、どう力が働いているかを意識した。

昨日書いたことに反するが、日曜にジムに行かなかったのはやはりサボったのだろう。土曜にジムで筋トレをした時にしんどく感じたのだ。それは単にマシンを動かすことが目的化していたからだろう。
だから日曜日は身体を動かすことがおっくうだった。マシンを触りたくなかった。
昨日は痺れている指先まで力が漲るよう、ゆっくりとマシンを動かす。痺れよ、無くなれ!痛みよ、筋肉に覆われろ!この声をかけながら動かさないといけないのだ。

受傷して入院中の新人OTさん。「動け!動け!って思いながら触るんですよ」
そう言って、ほとんど動かなかった左腕をさすってくれた。青い棒を作ってくれたOTさん、Hさんだ。
そう言ってくれる気持ちが嬉しかった、が、頭の中では、そんなことはあり得ないと思っていた。それがふつうなのだ。
でも、今は違う考えだ。

脳が痛みや痺れを感じさせる。
その脳をだまして疼痛を感じなくなったことはずっと書いている。不思議なことだが、自分で実践済みだ。全ては脳が支配し、脳が色んな所に命令を出す。もちろん何も考えたり思ったりしなくても、生命を維持するための最善のことを判断して身体の各機能を動かしてくれているのだが。
それを自分がこうしたいと脳にお願いすることで、脳は何かを実現してくれるのだろうか?

筋肉の中の血や神経を思い浮かべながら身体を動かす。血が指先まで流れて活き活きと波打つ。
そんなことを想いながら筋トレマシンを動かした。
結果、昨日の筋トレの荷重は軽く感じ、筋肉痛は今日来ている。筋肉が喜んでいる感覚がある。
朝、痛かった肩は、今いつものごとく気にしていないと痛みは感じない。
今朝、通勤で歩いて気づいた。忘れていたのだ、1歩1歩の歩みをチェックし考えていたことを。
少し歩けるようになったら忘れる。少し動けるようになったら忘れる。
まあ、ずっと考えていたら疲れるのだが、この身体になった以上、元通りを取り戻すためには身体を想うことを忘れてはいけない。
そうすれば脳が何らかの働きをしてくれる。
posted by shigenon at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10817348
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
孤独ではないこと by shigenon (11/15)
孤独ではないこと by 頸髄損傷ママ (11/12)
痛みを感じるのは大事だが… by shigenon (11/02)
痛みを感じるのは大事だが… by shigenon (11/02)
痛みを感じるのは大事だが… by 三姉妹ママ (11/02)
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
shigenonさんの画像
shigenon
2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
プロフィール