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2020年07月16日

マスクの下

マスク姿が当たり前になった。
これで帽子を被ってサングラスをかけたら誰でも芸能人だ。人の顔が半分隠れているということが普通になった。生まれたばかりの赤ちゃんは、これが人の顔と覚えるかもしれない。
満員電車で座席の前に立った。
女の人が座っている。黒髪で30代くらいか。もちろんマスクをしている。それほど美人ではないようだ。

少しかがみ気味でゲームをしている。見る気はなかった。ただ視界に入る。
鼻に沿わす針金の折る場所がずれている。そのため、鼻にマスクが沿わずに一直線。マスクの下の鼻から口元がチラッと見える。鼻が邪魔になるが、赤い口紅がチラチラ見える。

ドキッとした。なんてエロティックな風景だろう。美しさも感じる。
見てはいけないものを見たように目を背ける。が、再び目がいく。犯罪か?いや、顔を見ているだけだから問題はないか。あまり見てはいけない・と思いながら見ないふりをして見てしまう。

電車を降りたあとに目に焼き付いた口紅の赤の残像を思いながら思った。
人は隠れているものを見たい欲求があるのだろうと。見るだけは犯罪ではないだろう。見たいがゆえ、隠しているモノを除去するのは犯罪だ。スカートめくりとか。

マスク顔が当たり前になった。ふだんは気にしないが、スタイルの良い女性などを見た時に顔が判別できないジレンマを感じる人は多いだろう。えっ、オレだけ?たぶん、多くの男性。
いや、いつもそんなことを考えているわけではない。それに、そんなに顔を見たいわけでもない。確認事項だ。たまに思うだけだが。
朝から何を書いているやら。マスクをしない世の中になったら笑い話だろう。

身体の調子は良くも悪くもなく。歩きは快調。ケツとモモの間の痛点がある。ここは消えたり出たり。そういえば、〇〇〇を感じたモモ横の痛点は消えた。どこだったか探さないと解らなくなった。押せば痛みはあるが、そこがポイントではなくなった。
寝ていて下半身の痙縮は相変わらず。もう慣れたが気持ち悪い。どこか腰のポイントに鍼を打って○○〇な響きが下半身を走ってくれて痺れが無くならないかと夢見る。
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posted by shigenon at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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