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2020年04月28日

時をかけるオッサン

昨日も自宅。外出は昼に公園で階段トレーニングと唐揚げ弁当を買いに行っただけ。唐揚げをツマミにビール。テレビも飽きた。音楽番組を見ていた、1995年とかの曲が流れる。
そういえば先週に録画していた「時をかける少女」を見た。大林宣彦監督の追悼で放映された。最後のシーンで原田知世が成長した姿が出る。その時のカレンダーが1994年となっていた。

映画の主内容の10年後という設定で1994年かと思って調べたが、公開されたのは1983年だった。この映画で思い出すのはウメムラ君。大学時代の友人だ。
別の友人が所属していた音楽サークルに入っていた。同じ学部。顔立ちもよく、背が高く、当時では珍しい茶髪。なぜか仲良くなって、よく一緒にミナミのディスコに行った。ナンパもした。

そんな彼が、“時をかける少女”が封切りになった時に「原田知世がかわいい」「妹に欲しい」とか言い出した。どちらかというとクールに見えるウメムラだった。それを言っているウメムラは気持ち悪かったのを覚えている。この頃、会うたびに原田知世のことを言っていた。
実はこの映画は当時見ていない。この映画と同じ原作で、1972年にNHKで「タイムトラベラー」というタイトルでドラマ放映された。このドラマが大好きだった。当時9歳。SF小説が好きで海外の古典的な小説を読んでいた頃だ。毎週、このドラマが楽しみだった。

尾道3部作と言われている作品だ。尾道は縁がある。広島在住時によく飲みに行った。同じ得意先に営業に来るメーカー同士が仲良くなって、尾道・久保のポプラ前集合でよく飲んだ。寺ちゃん、いばちゃん、オガワはどうしているのか。寺ちゃんは2年くらい前に会ったことをこのブログで書いたと思う。いばちゃんは定年退職したとハガキが来ていた。奇遇にも実家が近い人だ。

1983年の時点で、1994年に尾道で頻繁に飲んでいることなど想像できただろうか。
1994年の時点で、10年後に東京で生活していることが想像できただろうか。
2004年の時点で、10年後に不自由な身体になることが想像できただろうか。
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posted by shigenon at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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