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2020年04月13日

脳を騙したい

今日は起き掛けに軽い痙縮があった。
「痙縮」という言葉は昔から知っていたのだろうか、どうだったか。大昔に福祉用具専門相談員の講習の時に覚えたか。
どちらにせよ、自身の身に起こって初めて実感する、そのままの言葉だと。

伸びをした時に、伸び切らずに縮もうとする。主だった自分の感覚はそうだ。
冬の寒い時に震え、身体が動かないのもそうなのだろうか。金曜日に会社に行くときに寒かった。寒い時によく出ていたが、手と脚がこわばって動き辛い。
これまでも頭を切り替えていた。寒くない・寒くないと思う。そう思ってもなかなか身体はギクシャクした動きだ。その動きを一瞬気にしなくなると動きがスムーズになる。

地下鉄ホームまでの通路。けっこう長い。ギクシャクした動きをなんとか戻そうと一生懸命に頭を切り替える。後ろからカツカツと女性の靴音と思われる音。カッコよく歩こうと意識する。
意識すれば余計にギクシャクする。少し肩の力を抜こうと考える。少し力は抜けるが、それほど変わらない。
もう、仕方ないと思う。無理やり力で脚を動かす。脚力頼りで歩いている。
改札を抜ける。階段を下りる。無理やり動かすことを忘れるとスムーズに動いている。地下鉄を降りるころには何ともない。

これまで、これの繰り返しだった。寒い時だけのことではなかったのだろう。特に歩きが悪い時は、余計に‘どう動かそう’かを意識していた。
ついこの前までのことだ。右脚の力で歩いていると言っていた時がそうだろう。
寒さを感じる→震えて温める→神経損傷で震えの加減が調整できない→震えを無理やり止めようとする→身体の力が抜けない→身体のコントロールができない→余計に力が入る→ギクシャク!
この負の連鎖なのだろう。

考えるに、やはり脳の働きが大きな影響を及ぼしているのだろう。
子どもが運動会などで緊張して、右手と右脚が一緒に出ることがある。右腕と右脚が一緒に出ても歩けないことはない。でも、それは反対の左側に大きな負担がかかっている。特に腰かな。

寒さを感じて震えるという現象は仕方ない。自然な脳の働きだ。
それ以外でも、身体の緊張が出ることは多いのだろう。常にリラックスはしていないのが人間だ。
ただ、脳の指令をコントロールできれば、身体の動きはずいぶんスムーズになるのだろう。
「だまし絵」というものがある。トリックアートだ。脳は5感によって判断する。何か脳をだまして快適な動きができるようになるのではないかと思うのだが。
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posted by shigenon at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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