ママは大阪時代、20年前に行っていたお好み焼き屋のママ。
昨日の21時ころに電話がかかってきた。
「あんた、えらいことになっとんなぁ」「あー、コロナね」「ほんま、えらいことやわー」「・・・」「ほな、夜にごめんなぁ」
えっ、それだけ?1分もない。用事はないにしても、もう少し世間話とか・・・。
一瞬、ママが大丈夫かなと思った。
こちらが話を続けた。「ママは大丈夫なん?」「うん、大丈夫やで。アナミちゃんも元気みたいやで。このまえな、アナミちゃんが孫の写真送ってきてくれたんや」「あっ、そうなんや」「うん、ほな気をつけてなぁ」 これで電話は終わった。
恐らく、東京のロックダウンとか放送されて、東京にいる僕のことを思い出してくれたのか。
何はともあれ、ママが元気なのはうれしい。アナミさんも元気か。
アナミさんはママがお好み焼き屋をやる前に昔スナックをやっていた時からのお客さん。僕より10歳位年上。ここに書くのは基本イニシャルだ、Aさんにしようかと思ったが、Aさんが多すぎる。
アナミさんとはよく一緒に飲んだ。京都の舞鶴によく潜りに行った。
岩ガキ、サザエ、アワビを取りに舞鶴には毎年行っていた。3,4人で行って、岩ガキ・サザエは100個くらい、アワビは深く潜るのでアナミさんしか取れず10個くらい。
いや、もっと多かったか。
帰ってきて色んな店に配る。僕たちは現場で捨ててある鉄網を探し、木を集めて焼いて食う。
アナミさんはやんちゃだ。昔は相当悪かったらしい。でも筋の通ったことを貫く人だ。
チンピラを注意して、突っかかってきたので殴ったら、毎日のように追い回されたこともあるらしい。“骨が折れたから慰謝料100万”とチンピラが毎日家に来る。
アナミさんの親戚は、とある組の幹部だったらしい。毎日チンピラが来るのが怖いでなく、“うっとおしい”から、その親戚に言ったらしい。
そしたら次の日に、そのチンピラが逆に100万持ってきたという。
そのチンピラにその100万やるから持って帰れと言ったが持って帰らない、仕方ないから二人で分けようと分けたらしい。
昔、人を騙して自動販売機を設置する仕事をしていたらしい。田舎の民家を訪ねては、自販機は儲かると話を持ち込む。お試しで設置して、その間ずっとアナミさんは自販機の商品を買い続ける。儲かるでしょと言って、そして契約するらしい。
そんな風に人を騙していた自分を反省したらしい。知り合った頃は大手製鉄の工場の社員だった。
アナミさんと最後に会ったのはいつだったろう。受傷前か、後か覚えていない。
ママの店以外もよく一緒に行って飲んだ。
大阪出張のタイミングに合わして飲みに行こうと誘ったが、予定が合わなかった。
ママは文字通り大阪時代のママだし、アナミさんは大阪時代の兄だ。
昨日、最後のドリエルを飲んで寝た。寝付くまで時間はかかる。4時に一度目が覚めたが、すぐに寝られた。起きる時がツライ。まだ寝ていたい状態になる。
今日、注文していた漢方薬が来る。どうなんだろう。今朝、二度寝した時に右手と右脚に左半身の体重がかかり、起きた時に痺れが強かった。もちろん、これは中枢からくる痺れではないと思うが。
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