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2017年10月11日

山ピー

今朝、悲しい知らせが来た。山ピーが亡くなったと。
東京に来た2003年、引っ越したその日に飲み屋探しをした。僕にとって居心地の良い居酒屋は重要だ。不動産屋にジムと寿司屋とバーのある街・一本で勤務先に行けるという条件で探した。
一度気に入った飲み屋にはほぼ毎日行くのが、これまで住んだ都市での実態。

通りを何度も往復した。大通りに面した寿司屋に入ろうかと思ったが、外から見えるのでパス。
結局、大通りから入った小さな居酒屋に入った。後に場所は近くに移転するのだが、居酒屋Sとの出会い。愛想のないちょっと強面のマスターとやたら声の高い従業員・・・Yちゃん。
入った時にお客さんはゼロだった。
ビールと焼酎、銀だらを頼んだのを覚えている。美味しかった。その後来たNさん夫婦とも会話がはずみ、居心地は悪くはなかった。(当ブログ、「リハビリ病院での生活E」に登場)
翌日も行った。

翌日、先客が居た。山ピーだ。山田さんなのだが、そのころからか、後からなのか「山ピー」と呼ばれるようになった。居酒屋Sのマスターとは古い付き合い。個人タクシーの免許を取ったばかりなのだが、スピード違反で免停中だった。そのため、毎日飲みに来ているという。昨日はたまたま来なかったようだ。

年齢は僕の2歳上。酔っぱらったら良く喋る。本当に人のよさそうな顔をしている。
その後、カウンターがいっぱいで入れないことが多かった。山ピーとはその日以降、その店で会ったかどうか。

居酒屋Sが場所を移転した。300メートルほどの近くだ。その新しい店になってから、ほぼ毎日行くようになった。前にも書いたが、そこで多くの人と知り合った。今の東京の友達は全てその店で知り合った人達と、その人達の友達だ。ここでは年3回のゴルフコンペと2年に1回の旅行をした。
僕は幹事を務めさせてもらった。

山ピーは毎週土曜日に来た。いつの頃からか、いつも隣で飲むようになった。僕までが○ピーと呼ばれるようになった。今でもそう呼ぶ人がいる。
山ピーとはSで飲んでからも近所のスナックに行ったり(当時お気に入りがいた)、あちこち飲み歩いたりもした。

ちなみに平日はAさんと毎日のように飲んでいた。そのAさんも今年2月に亡くなったが。(当ブログ、「ついに現在になりました」)

僕は東京に「兄貴」が3人いる。いや、いた。Aさん、居酒屋Sのマスター、山ピー。
この3人は僕が結婚した時、兵庫まで来てくれた。短い結婚生活だったが…。

山ピーの結婚は遅かった。多分2008年くらいか。結婚後はなかなか飲みにも来なくなった。それでもたまには来て、一緒に飲んだ。そして居酒屋Sが閉店したのが2013年だったと思う。それ以降はなかなか会うことがなかった。

僕が入院した時は、奥さんと子供と一緒に来てくれた。子供はその時で3歳くらいか。今は小学校に上がったかどうか位じゃないか。

心筋梗塞だったらしい。詳しい状況はわからない。
不謹慎だが昨年11月、山ピーのお父さんが亡くなった時にSさん、Aさん、山ピーと顔が揃った。
2月にAさんが亡くなった時に山ピーとも会った。

山ピー、安らかに!
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posted by shigenon at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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