杖は持ってはいるものの歩くときにはほぼ突かなくて良い状態。だが帰りの満員電車では必要だ。
出入りの激しい地下鉄では、奥に入らないといちいち駅の度に動かなければいけない。吊り輪の確保は必須だ。狭い空間で足を上手く運んで人を避けることまでは完全にできない。他人に軽くぶつかることもある。杖がなかったら相手は簡単に理解してくれないだろう。
昨日の帰り、空いていたので普通席の端の吊り輪に行こうとしたら若い女の子がすばやく立って席を譲ってくれた。空いているし10分程の乗車なのだが感謝だ。
英語のプリントを持って勉強している。大学生だろう。そういえば試験の時期だ。
最近の大学生は勉強をするらしい。当たり前か。思い起こす。大学時代に勉強ってしたっけ。僕の話だが。
試験前に語学は「訳本」と言われる日本語に訳した本、専門や一般教養は授業に出ていた人のノートが大学の駅前の店で売られていた。友達の友達のノートとかも回ってきて、当時1枚50円だったか、いやもっと高かったか、コピーをしたものだ。
それを揃えるために友達が集まる→酒を飲む→麻雀というパターン。訳本やノートのコピーはお守りだ。
1980年代前半の話だ。私立文系の多くはそんな奴らが多かったと思うが。
授業は出席を取る授業だけ出る。教科書も買わない。
毎日バイトだ。バイトで様々な社会経験をした。それが自分にとっての4年間だったように思う。
バイト・・・ドライブイン、ワッペンの型抜き、古墳発掘、ダスキンの新規開拓、ダイエー、インテリア輸入商社、ラウンジ、家庭教師、交通量調査、思いつくのはこれ位か。
長くて印象的だったのはダイエーとインテリア輸入商社とラウンジと家庭教師か。
学生時代のバイトの話は過去に書いたことあったかな?家庭教師をしたヒロシの話は書いたかな?ラウンジのことも。ちょっと過去ブログを見てみよう。
今週はほぼ22時過ぎに就寝。毎日熱めの風呂に長く浸かった。規則正しい生活は体調を維持するのだろう、先週に引き続き快調だ。ただ歯がダメだ。歯茎の腫れが引かないのと、餅で詰め物が取れたので歯医者に行った。歯茎の腫れは、根の治療が必要とのことで被せている歯を削り取った。奥歯だ。
それでも歯茎の腫れは引いていない。信頼している歯医者だ。あれ、何でこの歯医者さんに信頼を置いているか、書いたかな?。
この歯医者さんは、もう15年以上の付き合いだ。前の前のオフィスの近く。
同い年くらい。冴えない風貌だ。ある時、「○○さんは幼い時に高熱を出しましたね」と言う。その通り、おたふく風邪が酷かったらしい。何故こう言われたかというと、前歯の真ん中に段がありへこんでいる。
「永久歯は生える前から歯の中にあって育っていく、生える前に高熱などが影響してその時の影響ですね」僕は知らない知識を教えてもらうと感動しやすいタイプなのだ。
冴えない先生と思っていたが、優しい先生だ。無駄な治療はしない。詰め物が取れても問題なければ再使用する。以前の歯医者だったら全て新しく作り変える。
歯は身元不明者の照合に使われる。もし僕がそうなったら、この先生なら警察からの問い合わせですぐに「○○さんです」と言ってくれるだろう。
奥歯の被せは削り取って“根”に薬を入れているが、歯茎は腫れたまま。今朝は出血した。
根まで穴が届いていないように治療中に思ったのだが。
前の2番目の奥歯なので舌が引っかかって喋りにくい。信頼している先生だが、腕の方は少し疑問がある。今日も歯医者だ。
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