月曜日は帰るときはそれほど症状は出ていなかった。前に風邪の症状が酷くなり断念したお好み焼き屋へ。関西に戻って初めてのお好み焼きだ。すじコンがあるのが嬉しい。
お好み焼きでそんなに酒は進まない。ビール2杯とハイボール1杯で退散。他にお客さんは居なかったのだが、店のご夫婦はそれほど積極的に会話をするタイプでもなかった。
家に帰ると悪寒が。やはり日中の会社内でエアコンの冷風を浴び続けた影響か。
翌日は起きられなかった。咳で目覚めたのが早朝、止まらないので薬を飲む。日中も身体が怠かった。昼すぐのオンライン英会話を終わらせて再びベッドへ。
結局夕方までベッドで過ごし、夜も21時には就寝した。早い就寝は早く目覚める。3時に酷い咳で目覚めた。風邪薬の効く時間はどうやら6時間位なのだろうか。
今日は出勤日、冬物の分厚いパーカーを持ってきて着こんでいる。
母親の認知症がかなり進んでいる。
洗濯や食事の用意はできるのだが、その食事が問題だ。月水金の出勤日は家で食べない。休日には翌日の買い物をする。もともと賞味期限とかを見ない母親なのだ、前日に買って消費できるように。
その買った食材を使わないことが多くある。前日の夜に翌日の昼食と夕食のメニューを書いて貼っておくのだが全く見ない。
もともと料理のレパートリーがあるわけでもなく、単に揚げる・焼く・炊くだ。その味付け自体も不安がある。ご飯も毎日のように余る量を炊く。残ったご飯があるのに炊いてしまう。
毎日かなりキツメに怒っていた。やはり前と同じ状態を求めているからか。
そのあとは言い過ぎたかと反省する。考えたら覚えられないし忘れる症状なのだ、怒っても仕方ないのだろう。まだ自分のことが出来るだけ素晴らしいことなのだ。そうは思うが。
母親はメニューを考えることはもうできないので、翌日の食事の量まで考えて買い物をするのだが、たまに歩いて近所のドラックストアに行って勝手に買ってくることがある。こちらとしては2日に1回スーパーに連れて行くし、食材が残らないよう考えているのだが勝手に賞味期限が短くなった20%引きの肉とかを買ってくる。
家の全ての在庫を把握しているわけではない。ジャムが無いと言うから買うと冷蔵庫に2つもあったりとか。パンを買うと新しいパンを開けて古いパンの賞味期限が切れるとか。
前に引き出しを整理した時に賞味期限の切れたうどんスープ10箱、チューブ生姜などたくさん捨てた。
全くもって賞味期限という認識がないのだ。
今は庭の野菜。父親がライフワークとしてやっている。
毎日きゅうりが3本から5本採れる。人にあげれば良いのだがそうそう近所の人もきゅうりばかりいらない。これも消費しきれず冷蔵庫に格納する。トマトも同じだ。野菜室、これまでも何度か腐った野菜があって捨てたことがある。先週は未開封の黒ずんだ生姜を捨てた。今はトマトときゅうりで満杯だ。
怒ってはいけない、そんな食材なんて大きな金額でもない。黙って捨てれば本人も覚えていないのだろう。間違ったことを指摘して次の改善に導くというのはもう期待できないのだ。
そういうふうに人と接することはなかった。
「はいはい、あ〜そうですか」的な付き合い。人とは価値観を共有することに喜びを思うタイプなのだ。
認知症の人への接し方のポイントは「否定したり叱ったりしない」「ほめる、感謝する、相槌を打つ」「放置したりストレスを与えない」「かけがえのない存在であることを認識してもらう」だそうだ。
ストレートにしか人に向きあえなかった自分にとって新たに勉強するべきことだ。
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