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2023年06月19日

しゃべり貯金

1週間が早く過ぎていくように感じる。同じような日の過ごし方。
出勤日は呑んで帰り、休日は買い物やジム。ワンパターンは東京にいた時も同じなのだが何となくフラストレーションが溜まる。
何故かなと思えば圧倒的に人と話をするという時間が減っているからか。これまでは週3回洋食屋、週末の居酒屋で店の人や常連客と何だかんだ話をした。話すという行為は必要なことなのだ。
会社でも人と話すことは少ない。たいした業務をやっているわけでもないから仕事で打ち合わせることもそうそうない。

話す内容など何でも良いのだろう。口から言葉を発するという行為が欲求不満の解消になる。
もともと人と話すことが好きなのだ。全く知らない人との会話も好きだ。もしかしたら知らない人と会話する方が好きかもしれない。
先週入った居酒屋、ここはこちらに戻った時に会社の人間に連れて行ってもらった店。カウンターが広めでゆっくりできるので立ち寄った。
女将さんと少し話をする。そんな懐に入り込むほどの会話ではない。まだ2回目の来店なのだ。20時を過ぎて帰ろうとしたらカウンター端に一人のお客さん。女将と話している内容から察するにビールメーカーの担当のようだ。

実はこのビールメーカーとは前職で深く関わっていた。ビールを美味しく飲むためのツールを開発し、とある広告会社の社長が気に入ってくれこのビールメーカーに採用されていた。
このビールメーカー直営のチェーン店の社長とも仲良くさせてもらい何度か呑みにも行ったりもした。
受傷後、自分としては成し遂げた大きな仕事の1つなのだ。不自由になった身体ではあったが人に誇れる仕事ができたと思っている。
それ以来、自分の飲むビールはそこのメーカーがメインだ。帰る前に少しその人と話す機会を得た。
その人は当然ながらその広告会社の社長を知っていた。共通の知り合い・共通の内容があれば話に花が咲く。バスを1本遅らすことにして一緒に呑んだ。

土曜日は中学の同級生との飲み会だった。
2か月に1回開いていて2回目。前回はBBQだった。あまり付き合いのなかった同級生も多いが、何回か会うと話もする。共通項があるのだ、同級生という。
2次会のカラオケボックス、最後は高校・大学まで一緒だった友達と近所のバーに行って帰る。翌日は完全な二日酔いだった。
人と会話したことで気分が少しは晴れたか。“しゃべり貯金”ができた。
今日も帰りは一人呑みだが大衆酒場で誰とも話さなくても気分よく呑んで過ごせそうだ。

身体の状態。悪くないのだろう、右脚は押してもそれほど痛い箇所はない。可動も良い。
筋トレをしてストレッチをしているだけだ。股関節を開いて脚を伸ばして足首をグルグル回すストレッチは間違いなく効果があるようだ。伸ばした時点で脚の痺れが緩和される。伸ばした時だけだが。
同じようにストレッチポールを背筋に当てて両手を横に伸ばすと、その時だけ手の痺れが弱くなる。
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posted by shigenon at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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