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2023年01月24日

感覚を刺激する

痺れがまた緩和した気がする。
といっても昨年末くらいの状態か。年明けて少し強くなった感覚だったがその前の状態に戻った。かといってお尻やモモの裏は押せば痛い。
いつも湯船の中でマッサージをする。右のお尻とモモの間くらいか一番押したら痛い箇所は。そこから膝にかけてをよく押すが、昨夜はつねってみた。
つねるといってもそんなに強くではない。

鍼のAセンセイが言っていたことを思い出したのだ。センセイは自分が不調な時は自分で鍼を打つ。羨ましい限りだ。センセイが言っていたのは皮膚を刺激するといい、つねったらいいんですよと。
何度か聞いているが聞き流していた。
湯船のマッサージで手が疲れてきた。神経痛は押しても押してもイタ気持ちいい感覚が永遠に続く。これが筋肉の張りによるものだったら変化が起こるのだが。
疲れたのでつねった。案外気持ちいい、もちろん軽く。

入院中にOTのHさんが言っていたことを思い出す。ほとんど動かない左手を撫でながら“動け、動け”って言いながら皮膚を刺激するといいんですよと。
同時に昨日の昼に歩いていて思ったことがあった。
昨日の昼から足裏の感覚が良かった。足裏への鍼が効いたのか、お尻の坐骨神経管への鍼にパルスを入れたのが良かったのか。考えるが解らない。
歩いていて地面の感覚が感じられる、これがいい。地面の感覚を感じることで脚の出し方や踏ん張り方、歩くという行為がスポーツだとするとストロークが良くなっている。

これは感覚神経と運動神経の関係なのだろうか。
間違いなく動作は脳が指令するが、感覚に反応して瞬時に動くには痺れていては無理なのだ。何度熱いものを触ったままでいて火傷をしたか。歩くという連複動作は感覚神経が弱くても動かせるが、やはり足裏の感覚を意識すれば動きは良いのだろう。
これまでは歩き方を頭で学習してそのフォーム通り脚を出せることに注力した。1歩1歩考えながら歩いていたのはそれだったのだろう。それが考えずに歩けるようになったのが去年。
そのころはまだ痺れは強かったが、筋肉の負荷がかかるどこかの感覚神経が良くなったから脳で考えなくても自然反応で脚が出るようになったのだろうか。

今朝も4時過ぎに目が覚めたので横になったまま脚の痺れの感覚はどうかと思う。
横になっていると痺れを感じない。足裏も痺れていないような感覚。前は横になってもジンジンとした感覚があった。痺れが無くなったと喜んだ時の感覚になっている。
横になっていると痺れを感じないが立ち上がると力が入らない。だから生まれたての小鹿になる。
痺れていてもちゃんと睡眠がとれるように横になった時に脚全体のスイッチがOFFになるように脳が働いたのだろうか。
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posted by shigenon at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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