火曜日にジムで筋トレした時にずいぶんと股関節が柔らかくなったと感じた。それはレッグプレスで足裏を板に逆八の字でつけるが、その時にいつも脚を開いてストレッチをする。
その開脚具合がいつもより広かった。やはり脚の動きと股関節の柔軟性は密接なのだろうか。
開脚だけでなくこの時に足首のマッサージも。足首の少し上を押すと足の甲まで響くポイントがある。響かせるのが良いのかどうか解らないがいつも押している。
火曜日の夜になって強い風。そんな中、家を出て洋食屋へ。普通は出ていかないだろうなと思いながら。
あれだけニュースで10年に1回の寒波と行っているのに。
洋食屋ではいつものようにワイン1本を空けて焼酎2杯。この日はラザニアを食べたので腹は満たされている。たまに帰りになか卯に寄ってしまうことがある。
昨日は家食。呑みながらトップガン1がテレビでやっていたので見る。トム・クルーズは同い年なのだ。
受傷しなかったら今のトム・クルーズくらい動けただろうかとぼんやり想う。それは無理だ。
動きが良くなっても油断はできない。上手に動くという筋肉的なことと動く指令は別ものなのだ。それとそれに加わる痺れも。
いくら筋肉が元通りになっても両手の握力はほとんど変わらない。右60s、左50sあった時とほとんど変わらないくらいの腕の筋肉になっている、しかし握力は右35s、左は30sもない。
これが動く指令である神経の障害。握力を司る神経が働いていないのだ。今は歩けているが新たな神経の障害で動きがストップする可能性もあるかもしれない。
上手に動く…これは身体の動かし方がリセットされたようになったから再教育しないといけない。長く正常に動かなかったから筋肉が衰えているということもあるだろうし、握力と同じように神経の信号が弱い筋肉があったりする。
痺れは痺れていないと思うしかないのだろう。慣れだ。それが良いかどうか解らないが痺れを怖がっていたら何も進まない。
何よりも神経の疎通が全てだろう。「中枢神経を損傷すると2度と元に戻りません」ということは事実なのだ。ただ回復できる。新しいシナプスの形成があったから自分は動いているのだ。
そのシナプスがどうやって形成されるかが解明されればリハビリは大きく変わるだろう。
シナプスの形成とかそういうことを何も思わない時に自分が単純に思っていたことは抹消の神経を刺激するということ。末梢神経を刺激したら中枢神経に何らかの刺激が行かないだろうかという稚拙な思い。
筋トレをする。動かない所を何とかして動かす。気合で。
まあそれで今の自分があるのか、それで重度の坐骨神経痛になったのも事実なのだが。
これから神経の疎通である中枢神経自体が悪くなることはあるのだろうか。椎弓形成術という手術を行い頚髄の通り道を広くしている。実際に自分の損傷がどのような状態だったのか解らない。損傷したという事実だけだ。頚椎を広げることで圧迫されなくなるという説明は受けた。
ただ病院のカルテには後縦靭帯硬化症とも書かれていた。国が指定する難病だ。
前に肩こりが酷くて整形で診てもらった時に普通より頸椎が狭いと指摘されたことがある。大阪時代だから23年くらい前。それでしばらく首の牽引とかに行っていた。
頸椎を広げることで骨化した靭帯による圧迫を防ぐ目的だったのだろうか。それと浮腫による圧迫もあったのだろう。
受傷から手術までは3週間だった。年末年始だったからか。
今、調べると手術は早ければ早いほど回復するという論文も見られる。もう済んだことだが。
医師に言われたコトバ「頸椎を広げるから、もういくら転んでも大丈夫ですよ」
そのコトバを真に受けると自分の頚髄はこれ以上何か影響を受けることはないと安心するが。
とにかく自分のできることは自分快適に動けるために努力するしかないのだ。
明日から1泊2日の出張。おいしい魚だけが楽しみ。
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