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2022年06月07日

胃カメラ

昨日は健康診断。いつもの診療所、もう19年この診療所で受診しているか。
いつからかすごくシステマチックになった。ベルトコンベアの製品のようにどんどん次の工程に進んでいく。検尿から始まりレントゲン、身体測定、耳、目、血圧、採血、心電図、受診と。
最後は胃カメラ。ここは前の人がいると待ち時間がある。それ以外はとても早く終わる。

胃カメラは午前中の検査が望ましい。検査まで何も食えないのだ、早く終わる方がいい。健康診断自体は月曜がいい。日曜の夜は深酒をすることはない。
胃カメラは操作の上手下手、病巣を見極めるチカラがそのセンセイの能力なのだろう。
いつも月曜日は初老の優しいセンセイだった。頚髄を損傷した後にその話をすると本当によく頑張りましたねと言ってくれた。
そのセンセイが月曜だから予約したのだが、違うセンセイだった。前に違うセンセイで喉に管が当たって出血してしばらく痛かったことがある。

とても丁寧なセンセイなのだろう。喉に入れるのにとても慎重だ。
苦しい中、もう喉を通過したのかと思ったらまだだった。涙と鼻水とヨダレ、これは仕方ない。
前のセンセイの時はモニターを見えるようにおいてくれていた。そして今どこを写しているとかを言ってくれた。だから検査自体が早く感じた。
今回モニターは見えない。それと胃を膨らませるために空気を入れるが、前触れなく空気を送り込まれる。これは言って欲しい、げっぷを我慢しないといけないから。
少しげっぷをしたからなのか、これでもかと空気を送り込まれた。

画像診断。いつもと変わらない胃。すこし赤い部分が増えた。これは何たらと言っていたが忘れた。
ぽつりぽつりと膨らんだ箇所。「前の先生はポリープと言っていましたが、これはポリープではありません」と言い切っていた。いや、そのいっぱいあるのじゃなくて、十二指腸に大きいのが1つあるんだけど、それは写っていなかった。無くなったのか、そこを写していないのか。
ピロリ菌検査はやったことありますかと言われる。
検査した記憶があるようなないような。去年はやって陰性と言っていた。今年は不明と問診票に書いた。

ピロリ菌検査はやったほうがいいですよとしきりに勧める。そりゃそうだろう。
まあ記憶が曖昧だからやることにする。血液検査に項目を加えるだけだ。別途2000円の実費。胃カメラも実費5500円、去年から1100円の値上がり。
「じゃあお願いします」
その瞬間、医師と看護師がハモった。「有難うございます」
診療機関で有難うございますはなかなか聞けないセリフだった。
posted by shigenon at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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