誕生日に知り合った縁で行くようになった洋食屋。連日の深酒で肝臓も疲れ気味なのだが。
週に1度くらいは顔を出そうと思っていて、水曜日が定休日。月曜日は週初めだし、木曜日は居酒屋Qに行く金曜の前の日だし。そうなれば火曜日になる。
火曜日は楽しみなテレビ番組が2つある。オモウマイ店と何でも鑑定団。この2つは録画しておく。
帰ったらすぐベッドに入れるようシャワーを済ませて出陣。
店に行くとシエさんがいた。
誕生日の焼きとん屋で知り合った1人。カウンターの横に座ってしばらく話す。しばらくすると同じく焼きとん屋で知り合ったアッコさんが来る。この二人と焼きとん屋の喫煙所で知り合ってこの洋食屋に来るようになったのだ。
アッコさんとは多くの共通の知り合いもいた。入院中に見舞いに来て「友達が同じように“神経切れた”けど今は元気でいるよ」と言ったNさん。このコトバが大きな励みになった。
元居酒屋Kのマスターやそのお客さんのHちゃん。これらの人が共通の知り合い。
もう一人来るらしく二人は別席で。
カウンターで呑んでいた。ここに来ると面倒くさいのでビールの後はワインのボトルをたのむ。
しばらく吞んでシエさんともう一人が帰ってアッコさんがカウンターに来て一緒に呑んだ。まあ酒の席だ、何を話したのかはほとんど覚えていない。酔いもまわっている。
急に左手を握られた。「ん?」だ。
左手が丸くなって固まっていたのだ。
全く気付かなかった。アッコさんは僕の左手をカウンターに上げて指を拡げてマッサージをしてくれる。
たぶん家族に脳梗塞などでこういう症状になっている人を知っているのだろう。でなければふつうは気付かない。
それよりもショックだった。何も意識していなければ左手はそうなっていたのか。
退院後しばらくは手が自然と丸まっていた。猿手だ。左手は指も力が入り辛かった。
今も力は入り辛い。しかし会社で目の前にしている時に猿手になることはなくなっていた。
意識していれば大丈夫なのだ。常に意識することを習慣にすればそれが当たり前になるだろうか。
言われて初めて気づくこと、他にもあるかもしれない。
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