2018年04月14日
アーリーリタイア計画(2018年4月現在)
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みんクレによる損害はあれど、計画は順調
半年に一度行っているアーリーリタイア計画レビュー、今回は3月末での状況確認です。
以前(半年前)の記事については、下記をご覧下さい。
・アーリーリタイア計画(2017年10月現在)
上の記事を書いてからもう半年と言うべきか、まだ半年と言うべきか。
ブロガーとしては前者の思いですが、社会人として抱くのは後者の感想で、なかなか複雑です。
さて今回の見直しですが、何と言っても影響が大きいのはみんクレショックです。
私も140万円ほどの損害を食らいました。
確定申告により1/3程度は戻ってくるとは言え、痛くないわけはありません。
ソーシャルレンディングにおける事業者選びの重要性を、身をもって知る事となった事件でした。
なお、確定申告により損害の一部を補填する方法については、下記の記事をご覧下さい。
一定の条件はありますが、雑収入があれば取り戻す事は可能だと思われます。
・みんクレからの返金を確認+確定申告の方法など参考情報
さて、みんクレショックを受けてアーリーリタイア計画がどうなったか、ですが。
これがまた、怖いくらいに順調だったりします。
何かつまづいた方がネタになるのでしょうが、事実なのですからどうしようもありません。
(青線がリタイア目標資金額、赤棒が各時期の目標額、緑棒が実績額)
2018年3月時点での総資産額は、半年後の目標金額どころか1年後の目標金額に肉薄する勢いです。
もともと赤線の目標はかなり保守的に設定していたのですが、それにしてもちょっとびっくりしました。
これを受けてのアーリーリタイア計画ですが、今のところは変更無し、としておきます。
この上半期は家計にも変化がある予定で、それを見定めるためです(詳細は後述します)。
収支分析
2017年4月〜2018年3月の1年間における収支を前年と比較すると、以下のようになっています。
@給与収入:給与・賞与込みで5%程度減少
A支出:5%程度減少
B運用収入:税引前 約4.6%(みんクレ除くと、税引前 約6.9%)
C副収入:大幅に増加(年10万円程度→年100万円程度)
@について、私の給与収入は国内にいる時と海外に出撃している時とで、ずいぶん違います。
(日当もありますので、海外では手取りベースで5割増し以上です)
今年は去年に比べて海外に行く期間が短かったため、少し収入が減る事になりました。
なお、現政権は企業に対し実質3%の賃上げ要請をしていますが、弊社はガン無視するようです。
Aは日々の節制と節約の賜物でしょうが、今以上に無理をして減らすつもりは今のところありません。
私の家計はミニマリストではなく、ほどほどに節制してほどほどに使うという方針です。
BとCについて、みんクレの損害を副業収入がカバーしたような形になっています。
全体をまとめますと、ソーシャルレンディングへの投資が増大した事、及び副収入が「お小遣い」の域を
飛び出して来た事により、収支の改善が図られたということになります。
実際、給与+運用+副収入の収入総額で比べると、2017年度(2017年4月〜2018年3月)は2016年度に比べ
みんクレショックがあったにも関わらず増えています。
今年度はさてどうなるのか、楽しみです。
今後の展望
さて、今後の展望です。
まず前回課題として挙げていた点について。
@ソーシャルレンディング事業者の選択と集中
現在はほぼ全ての事業者に対して口座を開いていますが、これからアーリーリタイアに向かう動きの中で
より信頼性の高いところに投資金額をシフトすることを考えています。
とは言え、一方で新規事業者には今後も口座開設を行っていきたいので、兼ね合いとなるでしょう。
おそらくは、「数個のメイン投資先」+「それ以外のサテライト投資先」という形になると思います。
メイン投資先については、下記の記事で自分自身が推薦した事業者を選定するつもりでいます。
・参考記事:(2018年3月版)SL初心者にお勧めの事業者
Aソーシャルレンディング以外への投資
こちらの検討はまだまだです。
そもそも私の場合、「値動きのある投資商品に疲れた」というのが、ソーシャルレンディングへの投資を
開始した最大の理由です。
ところが世の中の投資商品のほとんどは、程度の差こそあれ値動きが存在します。
そして大抵の場合、私の許容できる値動きの投資商品には、私の望む利回りは期待できません。
値動きがなく、少額から投資が可能で、資金拘束が数年MAX、その上で5%程度の利回りが期待できる
投資商品というものは、今のところソーシャルレンディングくらいでしょう。
この投資に色々な難点があることは理解していますが、それを呑み込んでも私には魅力的な投資です。
一応、前回気になっていると言った「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」については、ほんの
僅かですが投資を始めています。
余った楽天ポイントを使って投資し始めたとたんに価格が落ちるのは、自分でもさすがと思います。
B副収入について
それと、副収入についてです。
当初、ソーシャルレンディング収入に対して経費を作り、雑所得を抑える目的でブログを始めたのですが
思った以上の反響やお声がけをいただくことができました。
・参考記事:(2018年3月版)世界中の欲しい物やサービスを「3割引」で入手する方法
リタイア後を考えた時、主たる収入源はソーシャルレンディング等の投資収入と考えています。
それ以外の副収入に関しては、安定性に欠けるため期待しすぎてはいけませんし、なおのことリタイアの
収支計画に入れるべきではないからです。
とは言え、給与の1円も、投資の1円も、副収入の1円も、お金には色は付いていません。
価値のある記事を提供し、その見返りとして広告やアフィリエイト収入を受けられるよう、これからも
ぼちぼちとブログを運営していきますので、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。
合わせて、興味のある広告やアフィリエイトなどありましたら、ご利用いただければ幸いです。
C今期の予定
さて、最後に今期の予定です。
今期大きく変わる事として、家人が一足先に労働から卒業する予定となりました。
この結果、家計には少なからず影響があるはずで、今期はそれを見定める年になると思っています。
(半年前にリタイア計画を変更しなかったのも、このためです)
今回の変化により、家計や資金計画にどのくらいの影響が出るのか。
机上では計算できていますが、往々にして理論と実践は違うもの。その影響を1年か、少なくとも半年は
かけて、ゆっくり検証していこうと思っています。
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posted by SALLOW at 09:45
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インフラファンドも一応情報は集めていたのですが、情報を集めているうちにあれよあれよと値上がりし、高嶺の花になってしまいました。
値動きのある商品の場合、その商品そのものの将来性やリターンだけでなく、投資時期(とExit時期)まで考えなければならないのが向いていないな、と思っています。
一応SL以外の投資もしていますが、株式優待狙いの普段使い株がほんの少しと、楽天から出ているVTの投資信託くらいですね。
私の場合はリタイアが視界内に入っていますので、だんだんとSLもリスク低めの案件にシフトしていく方向でいます。
シリア方面はキナ臭くなっていますがあれは関係が薄く、またクラッシュしても低リスク案件であれば投資金額の一部損失で済むと思っています。
私の場合は、
トレードや投資が主体で、
ブタ積みされた現金が余り過ぎたので止む無くSLに参戦しましたね。
現金が余っていても新規の投資先が乏しいなら仕方が無い。
去年はまだインフラファンドが安かったのでよく買っていましたが、
今年になって高くなっていよいよ投資先が無くなりました。
やってみると、SLには中毒性が有りますね。
冷静さを失わない程度にSLやって、
〇〇ショックとか起こって、
経済がクラッシュしたら、投資に戻りたいですね。
仮に経済がクラッシュして、SLの資金が30%毀損しても、
その資金をリート等に振り分けたら最終的に資産は増加しそうですね。
経済がなかなかクラッシュしないならば、
SLでこつこつ利益を蓄えるしかないですね。