2017年05月11日
ライフマネープランC:ライフマネープランを作る理由
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これまでのまとめ
ライフマネープランの記事シリーズ その4です。
・分からない事を明らかにするために、ライフマネープランを作る
・ライフマネープラン@:給与、副収入にかかる税制や保険料
・ライフマネープランA:リタイア後の税金や保険料、手取りはどうなる?
・ライフマネープランB:年金、退職金、失業保険、その他節税策
私の場合、「満足のいくアーリーリタイア」が最終目的で、「それを妨げる要因の排除」が目標です。
しかし、「現状で何が問題か分からなかった」ため、問題を明確化しようとライフマネープランを作る
事にしました。
結果として、「税や保険、年金、節税策に関する知識が欠けていた」事が分かりました。
個人的な感想ですが、自分でライフマネープランを作ることによる最大の利点は、
「税や年金に関する知識を得る事ができる」
という事に尽きると思います。
ここで、NIKKEI STYLEの「マネー研究所」の記事を引用します。
要は「わからないこと」が不安の原因なのです。だとすれば、わからないことをわかるようにすることで不安はかなり解消されます。不安だけれど積極的に行動しない状態がずっと続けば、いつまでも不安がなくなることはありません。老後不安の解消に向けての第一歩は、まず行動することではないでしょうか。(出典:「老後資金 不安なのに行動しない不思議 」)
まさにこの通りだと思います。
将来が見通せない以上、不安はなくなりません。
不安を解消したいのならまず一歩、自分だけのライフマネープランを作成してみてはいかがでしょうか。
ライフマネープランで考慮する要因
ライフマネープランを作る上で、考慮する内容を羅列します。
実際に作成される時の参考になれば幸いです。また、抜けがありましたらすみません。
@人生設計
リタイア有無(有なら年齢)、結婚有無、子ども有無(有なら家族計画)、老後の生活予想
A収入
給与収入、副業、その他予想される臨時収入、相続など
B支出
毎月の支出(住居費、食費、光熱費、通信費、車関係、教育費、保険料、娯楽費、被服費etc)
支出が予想しやすい臨時支出(住居購入、リフォーム、引越、車購入、家電買い換えetc)
支出が予想しにくい臨時支出(医療費、介護費、冠婚葬祭費etc)
C税制と保険
サラリーマン時代:社会保険料、所得税、住民税、
リタイア前後:失業保険、退職金(企業年金)
自営業(リタイア)後:国民健康保険、国民年金保険、年金見込額
共通:民間の保険、確定申告、節税の方法
D投資
投資方法、基本方針、見込利益率、出口戦略
E貯蓄
現在の貯蓄、将来のキャッシュフロー
これらの項目について、現状と予想される将来を盛り込むことで、1年単位や半年単位での
「自分株式会社のPL(損益計算書)やBS(貸借対照表)」を作ることができるようになります。
既にPLやBSを作成している方には釈迦に説法の内容で、申し訳ありません。
もしもまだ作成していない、そして将来に漠然とした不安を抱えている方がこの記事を見ていましたら、
ライフマネープランの作成を強くお勧めします。
(注:証券会社や保険会社の相談サービスでライフマネープランを作ってくれるものもありますが、
商品の営業を受けるというデメリットがあります)
次回で最後です。
私の節税策、節税アイディアをご紹介します。
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posted by SALLOW at 10:00
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