新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年10月22日
「稼ぎは虚栄、収支は健全、資産は現実」
広告
稼ぐ事と、資産を貯める事は別物です
以前の記事の番外編となります。
・どうやってお金を手に入れるか、良く分からない方へ@ お金の源泉について
・どうやってお金を手に入れるか、良く分からない人へA 資産の築き方
前回の記事で、「資産を築くには、一般的に言って稼ぐだけでは不十分です」と書きました。
もちろんけた外れの稼ぎがあるのなら話は別ですが、それを望むのは夢物語。
私を含めた大多数の凡人が、可能性のある事として考えていいものではないでしょう。
この記事のタイトルは、とあるグローバル企業のトップの言葉をもじったものです。
元ネタは英語で、「Revenue is vanity. Profit is sanity. Cash is reality」。
訳すなら、「売上は虚栄、利益は健全、現金は現実」というところでしょうか。
元々の意味は、
「企業経営の上では、売上がいくらあっても利益がなければ意味がない。そして、利益がいくらあっても
手元の現金がショートすればそこで終わり」
というようなものだと、私は解釈しています。
これを家計に置き換えたものが、この記事のタイトル。
私の、資産構築において重要視している言葉の一つです。
(企業の場合とは、少し意味が変わっていますが)
言葉の意味
言葉の意味の紹介です。まずは「稼ぎは虚栄」。
これは、「収入だけでは、家計の健全性は判断できない」というものです。
前回記事にあった、「資産を築くには、稼ぐだけでは不十分」というのも、この意味です。
例えば婚活市場などでは、お相手の収入だけにスポットを当てる場合が多いと聞いています。
ですが、これは非常に危険な考え方だと思います。
収入が多くても支出が多かったり、浪費癖があったり、最悪借金を背負っていたらどうするのでしょうか。
もちろん、高給取りがそんな人ばかりだと言うつもりはありませんが、一度上げてしまった生活レベルを
落とすのが難しい事ですから、高給取りこそ実は支出も膨大だった、というのは良くあることです。
次は「収支は健全」。
このフレーズは、「稼ぎは虚栄」を受けています。
稼ぎだけでは、家計の安全性は評価できない。
だから重要なのは収入ではなく、収入から支出を引いた月々の収支である、という意味です。
もちろん、大きく稼いで豪勢に使う事が信条という方もいるでしょうし、それを否定する気はありません。
ただ、それは「楽しい人生の送り方」であり、「堅実な資産構築の道」ではないというだけのことです。
そして最後は「資産は現実」。
重要なのは月々の収支ですが、それも瞬間風速では意味がありません。
地道に収支を積み重ねていくことによって、現実の資産が構築されていく、という意味です。
堅実な道は面白くないものです
中には遺産相続で多額の資産を得たり、宝くじやハイリターン投資で一発当てて一攫千金の夢を現実にした
という例もあるでしょう。
しかしそれは偶然や強運によるものであり、誰もが成し遂げられる事ではありません。
むしろそれを狙うのは、堅実な方法よりもよほど困難な道を行こうとしていると思います。
ライフプランを作り、目指す資産のゴールを設定したら、後はそこにたどり着くだけ。
そのためには月々の収支をきちんとコントロールし、それを地道に積み上げていくしかありません。
この方法はゴールテープを切る最速の方法ではないかもしれませんが、最も確実な方法だと思っています。
本の紹介
最後に、本を一冊紹介します。
記事を書いている時に偶然見つけたのですが、なかなか面白かったです。
「この世には、おカネを手に入れる方法が6つあります」
下記の本で紹介されている6つの方法のうち、本記事で紹介したのは「かせぐ」「もらう」「ふやす」。
「かりる」「ぬすむ」は少し系統が異なるので、紹介していません。
ですが隠された最後の一つの方法は、そんなつもりはなかったのですが記事の中で出ていました。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 09:00
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| その他お金の話題
2018年10月21日
AI技術とビッグデータで信用力をスコア化する「J.SCORE」から、様々な特典キャンペーンがスタート。
広告
J.SCOREは面白いサービスだと思います
みずほ銀行とソフトバンクがコラボし、設立されたフィンテック企業の「J.SCORE」。
対話方式で自分の情報を入力することにより、AI技術とビッグデータを利用して信用力をスコア化。
このスコアを色々な事に活用する、というサービスです。
このサービスの特色は、何と言っても「人間の手が入らない、公平なスコア化」。
性格、嗜好、ライフスタイルなど多種多様な情報をビッグデータとして保管し、それをAIが分析すること
によって数値化を行います。
さらに数値は「信頼性」だけではなく、「将来性」までも評価対象に入っているようです。
・J.SCORE(公式サイト)
これまでの伝統的な与信モデルに変わる、AIによる公平なスコア化。
さらに、信頼性に将来性を加えたスコア化というのは、面白いサービスだと思います。
実際にやってみました
ということで、こういう方向には新しいもの好きな私としては、もちろん体験してみました。
会員登録をして、現在の私の状況を正直に入力。
(情報連携が完全ではないのは、ソフトバンク携帯やみずほ銀行口座の利用がないため)
その上でスコア診断をしたところ、以下のような結果となりました。
さて、これが高いのか低いのか。
比較対象が無いので良く分かりませんが、AIスコアから導かれたレンディング条件については、既存の銀行
と比べて悪い条件となっていました。
(みずほやソフトバンクなどに情報を出していないのが原因かもしれませんが)
AIスコア・リワードが登場
J.SCOREのサービスがローンチしてしばらく、AIスコアは、資金を借り入れる際の条件決定にしか使われて
いませんでした。
そのAIスコアに今回、楽しみな使い道が加わりました。「AIスコア・リワード」です。
・AIスコア・リワード(公式サイト)
AIスコアに基づくランクにより、協力企業から様々な特典が受けられる、というもの。
私のスコアの場合、ランクは「GOLD」になるようです。
リワードの内容は、語学プログラムやオンライン講座などのキャリア支援系。
もしくはリゾートやスパ、百貨店でのサービスなどを含めたライフスタイル全般もあります。
GOLDランクで使える得点は、今のところ15種類ほど。
個人的にキャリア支援やリゾートはともかく、以下の二つが魅力的かな、と思いました。
・ふるさと納税サイト「さとふる」で納税するとギフト券プレゼント
・マネーフォワード プレミアム30日無料特典
これからも、リワードの対象サービスは増えていくとのこと。
みずほとソフトバンクが組んでやっている以上、多少は無茶をしてもサービスの発展を狙うでしょう。
このくらいの情報ならいいや、と思える人は、登録しておいてもよいと思います。
(公式サイト)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 17:30
| Comment(2)
| TrackBack(0)
| その他お金の話題
ついに利率はここまで来ました。SBI SLから9%案件が登場。
広告
9%案件登場
SBIソーシャルレンディングは、サービス開始当初こそ利率のあまり高くない案件を取り扱う事業者という
印象でしたが、その後の「オーダーメイドローン」の登場により一気に人気が加速しました。
一時はあまりの人気ぶりに、オーダーメイドローンの募集開始と同時に、毎回サーバダウンしたほどです。
そんなSBIソーシャルレンディング(以下、SBI SL)から、新しいローンファンドが登場しました。
オーダーメイドローンの利率はこれまで6〜7%でしたが、つい最近7%超え、そして劣後順位ながらも8%
超えが出たと思ったら、ついに9%に突入です。
・SBISLバイオマスブリッジローンファンド6号
募集開始:10/22 9:00〜
予定利率:9%
期間:24ヶ月
貸付総額:22億円
担保:@バイオマス発電事業者の持分に質権設定
A事業用地(土地及び地上権)に抵当権設定
B発電設備の管理建物(建築予定)に抵当権設定
C発電設備(取得予定)に抵当権設定
D工事請負業者の親会社による連帯保証
@〜Cの評価額 22億1,000万円
さて、それではこの案件の詳細について紹介していきます。
案件の紹介
この案件の投資スキームは、以下のようになっています。
資金用途はバイオマス発電所の建設と、諸々の権利の取得費。
返済原資については、発電所完成後の売却となっています。
担保価値は22億1,000万円と貸付額よりも多いですが、担保の大半はバイオマス発電所以外に使いにくく、
換価性(お金への換えやすさ)が高いとは言えません。
発電所の建物や発電設備はほぼバイオマス専用でしょうし、土地もおそらく郊外でしょう。
事業者が吹き飛べば、持分への質権設定は紙くず同様です。
ただし一方で、バイオマス発電所がうまく立ち上がれば、木材の供給は提携済みで安定していると思われ
その売電価格も40円/kWhと高額です。
従って、発電所の想定事業収益は十分であり、買い物として価値は出てくると思われます。
つまり、発電所がうまく立ち上がるかどうか、という点がキモとなるわけです。
この点については、これまで同「かけはし」シリーズで90億円以上の償還実績がありますので、ある程度の
信頼はおけるのではないでしょうか(もちろん、絶対ではありませんが)。
利率9%はリスクの高さの裏返し、と受け取ることもできますが、私は少し別の視点で見ています。
おそらく借り主は、是が非でも資金を集め、発電所の建設を行いたいのでしょう。
発電所ができないうちは、金融機関からの借入はできません。なので、現時点でソーシャルレンディングを
利用した資金調達を行う事は理に叶っています。
価格面の計算
22億円を年利10.5%(SBI SLの取り分1.5%)、24ヶ月借りた場合の総利息は4.62億円。
つまり、1年あたりの利息は2.31億円です。
これに対して、本発電所(2MW)を稼働率80%で1年動かした場合の売電価格は、およそ5.6億円。
(2,000kW × 40円/kWh × 24時間 × 365日 × 80% ≒ 5.6億円)
稼働率80%というのは仮定ですが、バイオマス発電の場合は24時間稼働が可能ですので、ベースロードに
入るなら、定期検査などを考慮してもこのくらいの稼働率にはなると思います。
栃木県の場合、管轄は東京電力。売電できない出力抑制の対象になる可能性はありますが、東電の場合は
出力抑制は年間360時間制限がありますので、リスクは限定的になると思います。
以上のこと、及び「かけはし」シリーズのこれまでの実績から、投資を検討する価値はあると思います。
募集金額も22億円と大型ですので、それほど苦もなく投資できると踏んでいます。
SBI SLでは、今後も魅力的なローンファンドの募集が続くものと思われます。
興味がある方は、下記リンクをご利用いただければ幸いです。
SBIソーシャルレンディングでの投資をお考えの方は、こちらからどうぞ。
(アフィリエイトリンク)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 08:00
| Comment(5)
| TrackBack(0)
| 投資案件紹介