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2018年11月15日
SBIソーシャルレンディング 元本損失の計算と、今後の手続きを紹介します。
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元本損失の計算
SBIソーシャルレンディングから、10月分の償還がありました。
遅延していたバイヤーズローンファンドについても、ほとんどの案件について元本回収が終わりましたので
今回の損失を計算してみました。
バイヤーズローンファンドの状況は、以下の通りです。
自分の損失額がどのくらいになったかは、以下の計算式で分かります。
・各ローンファンドに対して、
自分の出資額 × 元本損失確定額 ÷ 出資総額 = 損失確定額
私の場合、16号に500,000円、19号に1,000,000円を投資していますので、それぞれの損失額は以下の通り。
・16号:500,000 × 22,176,000 ÷ 952,000,000 = 11,647円
・19号:1,000,000 × 44,510,000 ÷ 311,000,000 = 143,118円
合計で約15.5万円、合計投資額の10%程度が削れたことになります。
通算損益はこうなりました
とは言っても、これは帳面上の計算であり、通算損益はまた別の話です。
実際にはこれまで利益を得ている分もあり、また確定申告で還付される分もあります。
帳面上の損失から、こういったものは除いて考えるべきでしょう。
・2ファンドからこれまでに得た利益:約5.5万円
・確定申告により還付される税の合計:約4.5万円
(所得税率は20%で計算)
となりますので、相殺して通算損益は5.5万円。
損失は損失ですが、私の投資全体からみれば決して多いものではありません。
ましてや、SBIソーシャルレンディングにおける私の累積利益は90万円近くありますので、通算成績では
依然として黒字状態です。
今回のSBI SLの対応についての感想。
若干ドライな印象もありましたが、内容としては最善ではないにしろ、妥当であったと思います。
今後に向けて、より貸付先と案件評価の目利き力を磨いてもらいたいものです。
(特に今回は、貸付先がアレだったことと、LTV70%でも損失が出たことは大きな反省材料でしょう)
一方我々投資家としても、分散の必要性を強く感じた一件でした。
ソーシャルレンディングのみならず投資は全てそうですが、担保や保証があったとしても、絶対の安全は
ありえません。
だからこそ、分散して被害を減らす事が重要だと思っています。
ということで、SBI SLへの投資は今後も継続します。
とりあえず今月の償還金が120万円ほどあるので、どういう振り分けをするか検討しているところです。
元本損失の計算
さて、先ほど確定申告により税が還付されるという話をしました。
この件については、SBI SLのFAQで取り上げられています。ということは、質問が多かったのでしょう。
ただ残念ながら、SBI SLではこれに対して回答することはできません。
ソーシャルレンディングの収益は雑所得となりますので、同じ雑所得があれば今回の損害は相殺できます。
例えば副業による収入や、仮想通貨の収入も雑所得となります。
確定申告までもう少し時間がありますので、あてはまる雑所得を探してみるのが良いでしょう。
実際のやり方は、確定申告で、SBI SLの所得として損害分を相殺した金額を入力すればOKです。
確定申告の時期になりましたら、詳細なやり方を紹介しますので、参考にして下さい。
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posted by SALLOW at 15:30
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| 投資案件紹介
クラウドクレジットで気になるセミナーが開かれます。新ファンド登場の予感?
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セミナー情報
今回はクラウドクレジットの様子です。
ほとんど全てのソーシャルレンディング事業者(+不動産投資型クラウドファンディング事業者)に口座を
開設している関係上、できるだけチェックはするようにしていましたが、最近はちょっと怠り気味。
その間にクラウドクレジットでは新しいファンドも登場していますので、そのうち内容の紹介や、お勧めの
度合いを記事にしたいと思います。
さて、今回は案件紹介ではなく、クラウドクレジットのセミナーの話です。
クラウドクレジットはかなりの頻度でセミナーを行うのですが、今回気になるセミナーがありました。
【参加無料・東京】モンゴルセミナー
◆概要
本セミナーは、TDB東京駐在員事務所長である内田肇氏をゲストとして迎え、モンゴル国の現状や将来の姿、またTDB東京事務所の果たしている役割等についてご紹介いただくとともに、当社メンバーより当社との業務提携の内容や当社が販売している関連ファンドについて解説します。
◆会場・日時
日時:2018年12月4日(火)19時開始
場所:FinGATE
住所:東京都中央区日本橋茅場町1-8-1茅場町一丁目平和ビル1階
最寄り駅:
茅場町駅徒歩1分 東京メトロ東西線・日比谷線 6番出口
日本橋駅徒歩4分 東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線 D3番出口
◆詳細・お申込みはこちらから
https://crowdcredit.jp/seminar/info/93
クラウドクレジットは、モンゴル貿易開発銀行(TDB)と業務提携をしたとのこと。
東欧を初めアメリカ、中東からも資金需要を掘り出しているクラウドクレジットですが、今度はアジア。
ミャンマーやシンガポールなどのファンドも募集されています。
正直なところ、手を広げすぎているような気もしなくはないのですが、資金需要が旺盛なのは良いこと。
今後、クラウドクレジットの案件はますます拡大していくことでしょう。
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モンゴルの情報とファンドの所感
ところで、そのモンゴルについて少し調べてみました。
上の写真はモンゴルの首都、ウランバートルのものらしいです。
モンゴルの数字的ファクトは以下の通り。
・人口は約300万人
・社会主義を放棄したのは1992年のこと、貧富の差は拡大中
・一人当たりGDPは4,000ドル程度
・国民平均年齢は約28歳
・鉱業と畜産業がメイン。2017年の経済成長率は5%程度
・輸出入ともに最大の貿易相手国は中国
国の規模としては決して大きくはありませんが、国民の平均年齢が低いことから人口ボーナス期が起こる
可能性は十分にあります。
貧富の差が拡大しているということは、高級品の嗜好も一定は期待できるでしょう。
モンゴル貿易開発銀行、というものがある事でも分かる通り、外資呼び込みによる経済発展を考えている
のは間違いないようで、その途上で資金の需要もあるでしょう。
クラウドクレジットが提携したのも、そういう背景があってのことではないかと考えました。
一方で、経済が中国に近いことからカントリーリスクが生じることも考えられますが、現地でビジネスを
興すわけではなく、単に資金貸付を行うだけであれば、リスクは限定的なのかもしれません。
モンゴル貿易開発銀行というきちんとした組織が絡んでいる以上、妙な相手への貸付はしないでしょうし
条件によっては投資を考えてもいい、というのが私の感想です。
クラウドクレジットの案件を見渡すと、外貨案件が多かったり、海外の小口貸付が多かったりとリスクは
それなりにあるでしょう。
一方で事業者としては、伊藤忠、第一生命、三菱UFJ、LINEベンチャーなどから出資を受けていること、
主要メンバー構成も創業時とはかなり変わっていることから、外部監視は働いていると推定されます。
結果として私は、事業者としてのリスクは小さく、案件を選べば十分検討の余地があると考えています。
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posted by SALLOW at 08:00
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| 投資の話題
2018年11月14日
クラウドバンクでマイページ機能が大幅拡充。キャンペーンの情報も。
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クラウドバンクの利率と回収率
クラウドバンクのマイページが全面リニューアルしました。
リニューアルに合わせて、機能の拡充も行われていますので、紹介します。
まずは資産状況のページから。
マイページのトップでは、ここ3年間の資産推移が分かりやすく表示されるようになりました。
私の現在の投資額はざっと840万円です。
また個人的には、累計収益が表示されるようになったのはありがたいところ。
クラウドバンクに投資を始めてずいぶん経ちますが、累計収益が表示されたことにより、こうやって画像を
貼り付けることでその成果を簡単に主張することができるようになります。
一方、こちらは投資状況。
今までは古い案件から表示されていたのですが、リニューアル後は逆に新しい案件から表示されるように
なっています。
案件ごとに個別の収益が表示されているのが、追加された情報でしょう。
クラウドバンクの場合、利率は6%台で案件によってあまり変わらないのですが、それでもどの案件がどの
くらい収益を上げているのか、一目で見ることができます。
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ポートフォリオのページ
次に、ポートフォリオのページです。
投資案件の期間分布は、半年以下が1/4、半年〜1年が1/2、1年以上が1/4。
狙ってやったわけではありませんが、そこそこバランスが取れているのではないでしょうか。
一方で案件の種類は、再生可能エネルギー案件が35%、事業性資金が50%といったところ。
こちらもそれほど几帳面に分散しているつもりはありませんが、「再生可能エネルギー案件には集中しすぎ
ないように」「不動産案件には他の事業者で投資できるから、なるべく事業性資金に」というくらいの、
ぼんやりした条件で投資を行っています。
クラウドバンクのリニューアル、表示されている統計情報が増えたことにより、データ分析を行いたいと
いう投資家には相性の良い刷新になっていると思います。
UIにお金をかけてくれる事業者はありがたいですね。
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リニューアルキャンペーン
さて、このマイページリニューアルに伴い、クラウドバンクではキャンペーンが行われています。
期間は11/9から11/18まで。
50万円以上の投資でAmazonギフト券500円。キャッシュバック率は0.1%ですので一般的でしょう。
投資を検討されている人の背中を、少し押すだけの効果はあるのではないでしょうか。
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posted by SALLOW at 17:00
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