2014年04月10日
自家製天然酵母(液種)の作り方
写真は、自家製天然酵母で焼いたテーブルロールです
ふっくら膨らみ香りも良く仕上がって、とても美味しくできました☆
こんなパンが手軽に焼けちゃうのが、天然酵母のよいところです
発酵時間はかかりますけど、手間はイーストの時と同じですから、時間配分になれれば全く問題ないはずです
自家製天然酵母液種〜パン種の作り方を覚え書きとして整理していますので、ぜひ参考にしてください
今回紹介する方法は、もっとも簡単に酵母を作るやり方です(少なくとも私にとっては)
今回の【天然酵母の作り方】と、次回掲載の【自家製天然酵母(パン種)の作り方】の2回に分かれてますので、リンクを使って行き来してください
【天然酵母の作り方】
用意するものは、下記の3つだけです
まったく難しくないので、ぜひチャレンジしてください
1.リンゴ(レーズン、みかんの皮、ゆずなども可)の皮、芯種など(リンゴを切った時の残りでOK)
※基本的にローズマリーなどハーブでも、植物なんでも酵母は育ちます
大切なことは、皮などにオイルコーティングしてないことです
レーズンを使う場合は、ノンオイルコーティングと表示があるものを選びます
みかんもほとんどワックスが塗ってあったりするので、注意しましょう
2.40℃ぐらいのぬるま湯
3.煮沸消毒した密封容器(密封する必要はないので蓋が閉まって液漏れしない容器)
まず容器ですが、我が家ではジャムの空き瓶を使っています
蓋もガラス瓶も鍋にお湯を沸かし、2〜3分煮沸して、そのまま冷まして乾かします
(せっかく、煮沸したものを布巾などで拭かないようにしてください)
良く水切りをして、蓋をせずに放置していれば熱で乾きます
ここで注意は、酵母は40℃以上だと死滅してしまうので、煮沸した容器にいきなり材料を入れる事が無いようにしてください
これはパン作りの時も同じで、発酵温度には十分な注意が必要です
また、室温が30℃を越える季節では、室温に放置する場合は雑菌が繁殖しやすくなるので、夏場は冷暗所を選んで酵母を育てるようにしてください(室温が20℃以下になると、酵母による発酵は遅くなります)
さて、酵母の作成ですが、3の容器が冷めたら、1のフルーツの皮や芯などを洗わずに容器に入れます
そしてひたひたのぬるま湯を入れたら、これで発酵準備が完了となります
瓶に蓋をして20〜25℃ぐらいのところに置いてください
あとは、毎日(朝晩1回とかで大丈夫)軽く振って混ぜ、蓋をあけて空気を入れます
すると、2〜3日ぐらいで、写真のようにビンを振ると泡だってきます
この状態でも酵母として使用できますが、安定させるためにさらに発酵を進めます
6〜7日後には、わかり難いかもしれませんが、ビンを振っても少し泡もおさまって下の写真のようになります
この上の写真のように発酵がおさまったら、酵母はほぼ完成です
一日待って次の日に次の工程【自家製天然酵母(パン種)の作り方】になります
次の工程では、いよいよパン種をおこしていきます
パン種ができれば、天然酵母を使ったイングリッシュマフィン、イギリスパンなどのブログ内のレシピも作れますので、ぜひ参考にしてください☆
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