2014年04月10日
山椒の樹
写真は我が家の山椒の樹です
新芽が出て若葉って感じですよね
この新芽を見ると、春って感じがしてきます
2〜3日前までは芽はもっと小さくて、見えるか見えないかぐらいの突起だったんですが、ここのところの温かさで急激に育ちました
実はこの山椒の木は、親戚の家の庭に雑草として生えていたのを、持ち帰り鉢に定植したものです
言わば野生の山椒ってことになります
どこからか種が飛んできて、芽を出し5cmぐらいに成長したところで、我が家に来たことになります
山椒のハーブとしての利用方法は、新芽を手のひらでポンと叩いて香りを出し、煮物などに添えたりします
また、その実は和風の香辛料として、じゃこと一緒に炒めたり、佃煮や、山椒パウダーとして香辛料メーカーが売っていたり、いろいろです
しかし、我が家の山椒は5年以上が経過しても実がなりません
何故かって最近気になり調べました
なんと山椒には、雄の樹と、雌の樹があり、雄の樹には実がならないそうです
雌の樹はというと、受粉すれば実がなるそうです
まれに雌の樹だけ植えていても実がなることがあるそうですが、単独でも実がなるわけではなく、実際には近所の雄の樹の花粉を受粉し、結実するようです
山椒の種類としては、ざっとですが以下のように分類できるようです
・花が咲くが実はならない(雄の樹):花山椒
・実がなる(雌の樹):実山椒
・実山椒の種子から発芽した葉山椒(雄の樹でも雌の樹でもほとんど結実しない)
・似た仲間にイヌザンショウ、ツルザンショウ、フユザンショウがあるそうです
あとは朝倉山椒というのが、園芸品種で実が非常に美味しいそうです
以上のことから考察すると、我が家の山椒は「葉山椒」ということで、実はならないようですね(残念)
ただし、 実がならなくても、木の芽として新芽を利用しているので、使い道は結構あります
簡単なところで行くと、冷奴の薬味として利用したり、葉をすりつぶして味噌と混ぜ、田楽味噌にしたりします
でも知ってしまうと、できれば朝倉山椒がほしいと思いますよね
ベランダのスペースと相談しながら考えましょう
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