2018年06月08日
海軍本部 大将 イッショウ(藤虎)
海軍本部 大将 イッショウ(藤虎)
生年月日:不明
年齢:不明
肩書:大将
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍の中でも最高戦力である「大将」に属している。
その圧倒的な存在感で多くの読者にインパクトを与えているキャラクターである。
盲目の剣士で、歩行時は鞘に収めた状態の刀を白杖代わりにして、障害物などの周囲の状況を把握する。
なお、その両目は「見たくないもの」を散々見てきたことに絶望し、自ら潰したものであるという。
麦わらの一味が修行をしていた2年の間に世界徴兵と呼ばれる制度で大将に抜擢された人物で、生粋の海兵では無い。
短く刈った黒髪と顎髭、両目を塞ぐ大きな傷跡が特徴的な強面。
かなりたくましい大柄な男で、着物の上から海軍服を羽織っている。
容姿だけでなく、任侠的な性格、仕込み刀の扱いに至るまで、何もかもが俳優勝新太郎が演じた盲目の剣客座頭市そのものであり、今のところ明言はされていないが、彼がモデルであることは明白である。
有名俳優へのオマージュで構成されている三大将の中でも、容姿どころか役柄そのままなのは今のところイッショウだけである。
一人称は「あっし」で、任侠のようなしゃべり方をする。
普段はとぼけた言動・性格をしているように見えるが、内心では深く物事を見据えている。
海賊を検挙する際、まずその戦闘の場(国や町)にいる民間人の数を把握し、できるだけ民間人への被害が出ないよう、戦闘後の負傷者を手当てする救護班の手配を行ってからことにあたろうとするという、まさに『海兵の鑑』のような人物である。
また海賊相手にも仁義は通す性格のようで、ドレスローザの賭博場で自身の盲目を利用され金を巻き上がられていたところを助けてくれたモンキー・D・ルフィに対し、その正体を知っていながらあえて見逃すような言動を見せている。
「世界政府は神(万能)ではない」とも考えており、海軍が放置してきたドレスローザがドフラミンゴの魔の手にかかった際は混乱を抑える程度であえて動かず、ルフィ達に事態の解決を任せ、自身は独断で世界政府の間違いを謝罪するという行動に出た。
現在までに登場している複数の海軍大将の中でも、際立ってまともな大将の1人と言える人物である。
また、海兵としての経験は浅いが、世界秩序を守る者としての責任感は非常に強いと言える。
またかつてある七武海がある国の乗っ取りを企てたことなど、海賊は基本的に信用しておらず、海軍大将の地位を与えられた故にどうしてもやっておきたいこととして、「王下七武海制度の完全撤廃」を望んでいる。
ただ、ドレスローザの一件でルフィと知り合って以来、心底ルフィの事を気に入っており、両目を自ら潰してしまっているため、ルフィの顔を見る事ができない事を非常に残念に思っている。
超人(パラミシア)系?悪魔の実「????」の能力者。
重力を自在に操る悪魔の実の能力者。
自分の指定したものに非常に強力な重力を掛け、地面に押し付けて拘束したり、そのまま地面ごと奈落の底へ圧し沈めたりする事もできる他、その重力の加重方向まで操ることができるため、横向きに相手を吹き飛ばすことも可能。
驚くべきはその能力の影響範囲で、なんと宇宙空間にまで届く。
適当な小惑星などを重力で引き込み、隕石として落下させて攻撃とする事まで可能で、その攻撃には王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴやトラファルガー・ローですら動揺させた。
また、反重力を操ることも可能で、岩などに能力を行使して空を移動したり、軍艦を丸ごと持ち上げて風などに頼らず一気に移動させたり、ドレスローザに散らばっていた瓦礫全てを空に浮かべてから能力を止めて落下させる攻撃としたりと応用方法は様々。
ただし自分自身に直接この能力を行使する事はできないらしく、単独で空に浮かんだりはできない(作中では瓦礫の上に乗って飛んだ)。
他にも剣術を得意としており、ロロノア・ゾロと互角以上に斬り結ぶ実力者。
海軍大将だけあってやはり覇気も体得しているようで、戦闘では見聞色の覇気で相手の位置や攻撃などを把握し、刀で的確に攻撃をガードして見せる。
目が見えない事などハンデと感じさせず、新たな海軍本部大将として、前任の赤犬、青雉と何ら遜色ない実力は緑牛と共に化け物と評される。
初登場はドレスローザ編で、王下七武海兼ドレスローザ国王ドンキホーテ・ドフラミンゴの突然の七武海脱退及び国王退位報道と麦わらの一味モンキー・D・ルフィと七武海トラファルガー・ローによる海賊同盟結成報道を受け、海軍本部元帥サカズキの司令でドレスローザへ派遣された。
ドレスローザの騒乱終結時、国の暴走を止められなかったことから王位につこうとせず、責任を取ろうとしたリク王を制し、ドフラミンゴによる悪政を招いたのは他ならぬ「世界政府」であると断言。
部下達と共に世界政府に代わりドレスローザの国民達の前で、深々と土下座をするという潔さを電伝虫を通じて全世界に見せた。
サカズキに落とし前としてルフィとローの首をとるまでの間、全海軍基地への出入り禁止を命じられ、それに同意するが、結局ルフィ達を気に入ってしまっていたので(半ば故意に)取り逃がす。
その後、ドフラミンゴの護送任務に同行、奪還を狙うジャックを返り討ちにした。
世界会議(レヴェリー)編で久しぶりに登場。
一応、海兵として各国の王族への護衛に出向いたのか、それともそれ以外に思惑があるのかは不明だが、世界各国の王族が終結するのに先駆けて既に聖地マリージョアに出向いており、そのことを知ったサカズキは前述の『海軍基地への出入り禁止』を破ったとして怒り狂っていたが、「この場(マリージョア)に、海軍基地は無い」という屁理屈(曰く、「完璧な理論武装」)により、マリージョアに留まる。
一方で、もう一人の新大将である緑牛と一緒に食事をしており、サカズキに藤虎を追い出すように言われた緑牛には、会議を壊そうとしないならそれでいい。と、歓談を続けた。
ドフラミンゴ護送後には、宣言通りに世界中を旅して回りながら、ベガパンクの研究所にも出向いたようで、緑牛にはそこでスゴイ物が完成していたことを語り、改めて「王下七武海はもういらねえ」と宣言する。
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