2013年03月21日
Vカットと熟成について
MAL氏からVカットのサンプルとしてIndependencia 1898とFlor de FilipinasのHalf Coronasを頂いた。
Vカットとフラットカットでどんな違いがあるか非常に興味深いのでレビューしてみようと思う。
といっても比較可能なのは1898のみであるが。
●当方保存版
Tabaqueria de FilipinasのClassic Humidorで保存の物。
マホガニー製のヒュミドールで、加湿スペースが葉巻の真下にある仕様の物。
本来なら1〜2週間に1回のペースでローテーションを行うべきだが、最近はてんで手を付けていない(汗
軽く丸みを残したフラットカットで試す事にする。
着火直後のスパイスは控えめ。フローラルな香りとナッツ系の喫味。僅かにアーシーさも感じられる。
ちょっとフローラルさの強い個体に当たった様だ。
2cm程燃え進むとナッツ感が強まる。
中盤までコクを増しつつナッツ主体の味が続く。
そこから少しずつ甘みが増す。
残り4cm程でタンニンさも加わり、そのままナッツっぽい様な栗っぽい様な喫味が続いて終了。
●MAL氏保存のVカット済みの物
カット後にビニール包装しなおしてあるが、普段はビニール包装のままだろうか?
Davidoffの日本版パンフレットによると、葉巻の個包装用のビニールは植物性で微細に外気を取り込んで呼吸しているらしい。
なのでビニール包装のままヒュミドールに保存しても問題ないらしい。
むしろ、個別にビニール包装をしていた方が銘柄が違う葉巻同士で香りが影響しあう事もなく楽しめるという利点がある。
しかし、ヒュミ内での収まりが非常に悪い。故に当方側ではビニール包装は到着直後に剥いで保存する事が多い。
さて、表面高は到着直後と同じ程度の濃密さを保っている。味はどうだろうか?
着火直後のスパイスはウチの個体より若干強めに感じる。
ナッツ系の喫味の上にジャワ葉の酸味が上手い具合に乗っており、この辺りはいつもの1898と変わらないだろうか?
僅かな差異だが、濃厚さはこちらの方が上の様な気がする。
これが個体差なのか保存環境の差なのかは不明。
中盤のナッツと栗の中間の様な喫味も落ち着いていて素晴らしい。
後半はギリギリのバランスでタンニンさが絡んでくる。
アーシーさもあり、しっかりとした濃口の印象。
煙量が多く感じられるのはVカット故か?
ナッツさも残っており、終盤のじわじわとにじみ出る様な甘みは植物の蜜に少しミネラル感を足して蜂蜜に近い感有り。
良い感じの喫味のまま吸いきって終了。
丸みを崩さず、特殊な断面で深く切り取っている為かフラットと同等若しくはそれ以上の煙量が感じられた。
──以上
Vカットは丸みを残したまま断面積が広くとられるので煙の量が思いの外多い印象でした。
それよりも熟成度合いがしっかりしていて、やはりズボラをしてはいかんなぁと反省しきり。
後はビニールの可否でしょうかね。
これはどっちが良いのか未だハッキリしないんですが、「表面の酸化熟成を含めたエイジング(ビニール無し)」VS「表面香を出来るだけ保持しつつエイジング(ビニール有り)」といった処でしょうか。
個人の好みですかねぇ、これ。
マニラシガーについては、ビニールを剥いで出来るだけ同種の葉巻で固めて保存した方が良い印象は在るんですけど、それも所詮好みの問題だと思います。
熟成で思い出しましたが、
これ、どなたか試された方いませんか?
高くて手が出ないんですが気になっております。
後全く関係ないですが、
Tabacos de la Cordillera
は日本から個人輸入可能でした。
現状日本対応可能な支払い方法はPayPalのみで、品名無し+企業名のシールのみで送られます。
また折をみて到着品のレビューを行います。
Vカットとフラットカットでどんな違いがあるか非常に興味深いのでレビューしてみようと思う。
といっても比較可能なのは1898のみであるが。
●当方保存版
Tabaqueria de FilipinasのClassic Humidorで保存の物。
マホガニー製のヒュミドールで、加湿スペースが葉巻の真下にある仕様の物。
本来なら1〜2週間に1回のペースでローテーションを行うべきだが、最近はてんで手を付けていない(汗
軽く丸みを残したフラットカットで試す事にする。
着火直後のスパイスは控えめ。フローラルな香りとナッツ系の喫味。僅かにアーシーさも感じられる。
ちょっとフローラルさの強い個体に当たった様だ。
2cm程燃え進むとナッツ感が強まる。
中盤までコクを増しつつナッツ主体の味が続く。
そこから少しずつ甘みが増す。
残り4cm程でタンニンさも加わり、そのままナッツっぽい様な栗っぽい様な喫味が続いて終了。
●MAL氏保存のVカット済みの物
カット後にビニール包装しなおしてあるが、普段はビニール包装のままだろうか?
Davidoffの日本版パンフレットによると、葉巻の個包装用のビニールは植物性で微細に外気を取り込んで呼吸しているらしい。
なのでビニール包装のままヒュミドールに保存しても問題ないらしい。
むしろ、個別にビニール包装をしていた方が銘柄が違う葉巻同士で香りが影響しあう事もなく楽しめるという利点がある。
しかし、ヒュミ内での収まりが非常に悪い。故に当方側ではビニール包装は到着直後に剥いで保存する事が多い。
さて、表面高は到着直後と同じ程度の濃密さを保っている。味はどうだろうか?
着火直後のスパイスはウチの個体より若干強めに感じる。
ナッツ系の喫味の上にジャワ葉の酸味が上手い具合に乗っており、この辺りはいつもの1898と変わらないだろうか?
僅かな差異だが、濃厚さはこちらの方が上の様な気がする。
これが個体差なのか保存環境の差なのかは不明。
中盤のナッツと栗の中間の様な喫味も落ち着いていて素晴らしい。
後半はギリギリのバランスでタンニンさが絡んでくる。
アーシーさもあり、しっかりとした濃口の印象。
煙量が多く感じられるのはVカット故か?
ナッツさも残っており、終盤のじわじわとにじみ出る様な甘みは植物の蜜に少しミネラル感を足して蜂蜜に近い感有り。
良い感じの喫味のまま吸いきって終了。
丸みを崩さず、特殊な断面で深く切り取っている為かフラットと同等若しくはそれ以上の煙量が感じられた。
──以上
Vカットは丸みを残したまま断面積が広くとられるので煙の量が思いの外多い印象でした。
それよりも熟成度合いがしっかりしていて、やはりズボラをしてはいかんなぁと反省しきり。
後はビニールの可否でしょうかね。
これはどっちが良いのか未だハッキリしないんですが、「表面の酸化熟成を含めたエイジング(ビニール無し)」VS「表面香を出来るだけ保持しつつエイジング(ビニール有り)」といった処でしょうか。
個人の好みですかねぇ、これ。
マニラシガーについては、ビニールを剥いで出来るだけ同種の葉巻で固めて保存した方が良い印象は在るんですけど、それも所詮好みの問題だと思います。
熟成で思い出しましたが、
初めての葉巻におすすめ♪ ダビドフ YUZO熟成シガー プリメロス レゼルヴァ (バラ) 吸... |
ヘビーユーザーが2本目に吸う葉巻として♪ ダビドフ YUZO熟成シガー プリメロス レゼルヴァ... |
これ、どなたか試された方いませんか?
高くて手が出ないんですが気になっております。
後全く関係ないですが、
Tabacos de la Cordillera
は日本から個人輸入可能でした。
現状日本対応可能な支払い方法はPayPalのみで、品名無し+企業名のシールのみで送られます。
また折をみて到着品のレビューを行います。
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