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2013年03月01日
朝日新聞の記事への抗議 及び 森美術館について


──朝日新聞 2013年(平成25年)3月1日 金曜日 37 社会面より

 アートか「児童ポルノ」か 挑発的な美術展

 東京・六本木の「森美術館」の展示をめぐり、「児童ポルノ」批判が起きている。市民団体が作品の撤去を求める一方で、挑発的な美術展は連日大入りだ。

入り口覆った 18禁の展示室

 六本木ヒルズ53階の森美術館で開催中の「会田誠展 天才でごめんなさい」。会場の一角に、入り口を黒いカーテンで覆った「特別展示室」がある。性的な表現の強い13作品を集めており、注意書きには「18歳未満おおび不快に感じる方はご遠慮ください」。
 証明を落とした室内には手足を切断され、首輪をはめられた裸の少女がほほえむ「犬」と題された日本画の連作や、マンガ的な筆致で、沖縄の少女が米兵と戦い、暴行される場面などを描いた絵画などが並ぶ。「スケベな、エロちっくな作品。こそこそ見てください」。作者で現代美術家、会田誠さん(47)自身が音声ガイドで解説している。

「性暴力助長」 美術館に抗議

 批判は、特に「犬」の絵に寄せられている。1月下旬、美術館に抗議文を出した市民団体「ポルノ被害と性暴力を考える会」の世話人で、ソーシャルワーカーの宮本節子さん(69)は「これはあからさまな児童ポルノです。子供への性暴力や障害者差別を助長してしまう」と主張する。
 カナダやスウェーデンなどでは、架空のモデルも、子どもを題材にした性的なイラストなどは規制の対象となるという。
 宮本さんは「作家が個人的にどんな絵を描くのも自由」とした上で、「でも、東京の著名な美術館で、『犬』のような作品が堂々と『芸術』として展示されている日本の感覚って、ちょっと変でしょう、と訴えたい」という。

「現実を映す鏡」 撤去せぬ方針

 美術館や会田さんはどう考えているのか。
 南條史生館長は今回の作品について「海外では展示の難しい国もあるだろう」と認めた上で、「日本では少女を題材にした性的表現のマンガであふれている。会田作品は現実を反映する鏡。社会が見ないふりをしている問題のフタを開け、議論が生まれることに展示の意味がある」として、撤去には応じないという。
 ただ、抗議を受けて、美術館のウェブサイトで閲覧できた一部の作品画像を削除した。特別展示室の注意書きも増やし、目立つ扱いにしている。
 会田さんは戦争や国家、少女を題材にした、常識を揺さぶる作品づくりで知られる。今回の展示は、問題の「18禁」作品を含めて全100点に及ぶ。旧日本軍の戦闘機ゼロ戦がニューヨークの摩天楼を空襲するびょうぶ絵は1996年の作品ながら2001年9・11テロを想起させる。
 会田さんは朝日新聞の取材に、「犬」などの作品について「僕が最も望んでいる意図は、好悪の感情や善悪の判断など、鑑賞者の内的葛藤を生じさせること。僕の作品に議論が起こるのは当然」と説明する。
 鑑賞した美術大学2年の女性(21)は「ネット広告でも同じような過激な絵があるのに、今程度で『18禁』なんだ」と意外だったという。3月末の会期末までの総入場者数は、同美術館のこれまでの企画展の中でも上位に入る見通しだ。
 「こそこそ見て」ほしい作品のはずが、1日平均4千人が詰めかけている。
    (上原佳久、西本秀)

 ────以上、記事引用終了


 この記事には怒りを禁じえません。


 児童ポルノは実在児童の性的虐待及び搾取を記録した画像、動画などの媒体であり、創作物は児童ポルノではない。

 児童ポルノとは法律用語です。

 「ポルノ被害と性暴力を考える会」等、表現規制を推進したい団体側の希望として「被害者の居ない創作物を児童ポルノの範囲に含めて規制したい」という運動がありますが、


 新聞社が法律用語を歪めて訂正もせずに報じるとは何事か!

 本記事を朝日新聞にもメールで送信し、訂正を求めたいと思います。





 また、











 森美術館の館長も、不見識に感じます。

 少女を題材にした性的表現のマンガにあふれている、とはどういう事か?

 出版社の自主規制によってゾーニングが施され、成年コミックとして専門の狭い書棚で販売されているのが実情。
 東京都内に於いては、どんな小さな書店でも半年に一度は東京都・青少年治安対策本部が陳列指導にあたり、東京都青少年健全育成条例(以下都条例)の改正前でさえ有害図書は1/10まで減っていました。
 都条例では棚訳という都合の良い言い訳が連呼されていたが、「ドラえもんの隣にエロ漫画が売っていて子供が買える」などというデマを元に棚分け済みの成年コミックや槍玉に挙げられてとうの昔に絶版になっているマンガなど、猪瀬現都知事の明示した例も併せて改正必要論に説得力がなく、そもそも改正の必要性がある程性表現が一般書店に蔓延しているのであれば東京都・青少年治安対策本部は全く仕事をしていなかった事になります。

 改正案は一度廃案になり、その後反対した議員を支持していた市民団体が抗議する様に治安対策本部が扇動し(成年コミックをさも子供向けに売っていると嘯いて)、短期間で無理やり成立させた経緯があります。





 全くもって頭の痛い話です。
 寄ってくるなら来るで迷惑をかけるなと云いたい。

 今回の件で抗議をした団体と繋がっている団体にECPAT東京という団体があります。

 彼等は2008年にリオデジャネイロで開催された第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議、通称ブラジル会議にて、

「日本の漫画、アニメ、ゲームなどのオタク産業の収益の殆んどは児童ポルノである」

 と、事実無根の誹謗中傷を行い、外圧に拠る表現規制を推し進めようとしました。
 これにより、日本は実在児童への性犯罪が多発する国々と同様に「児童ポルノ大国」のレッテルを貼られました。
 この酷い国辱行為が元で、国会で米国のシーファー駐日大使から日本は児童ポルノ大国であると謂れ無き抗議も受けています(この時反論せずに頭を垂れた当時の自公政権も同罪ですが)。
 これが元で2009年には児童ポルノ禁止法改正案に創作物規制と単純所持規制を盛り込まれ、物議をかもしました。
 たまたま、政権交代の機運が高まって可決されずに済みましたが、それだけです。

 表現の自由など、思惟なき抗議や偏見で簡単に潰される程度の代物です。

 そんな沙汰ですからジョジョ展やワンピース展などを開催し、会田誠氏の様なコアなアート表現を扱っている筈の森美術館の館長が印象論で漫画に責任をなすりつける様な発言をした事に対して憤りを感じます。

 カオスラウンジ等、オタクに擦り寄りながら迷惑をかける事で名を得る団体もありますが、

 美術業界は表現に対してもっと真摯に向き合い、他の界隈に迷惑をかけない様しっかりと自問頂きたい。

 表現などというものは、ヒステリックな声に簡単に潰されてしまう程度の代物です。


 現代アート界隈は表現の自由にあぐらかきすぎです。



──追記




 会田誠氏ご本人よりコメントが出た模様。
 今回の件は森美術館と朝日新聞の問題で、作家本人さんの問題ではありません。

 特に森美術館のキュレーターは作家とちゃんと連携を取っているのでしょうか?
 会田誠展はネット上で見る限り二つの問題点を抱えており、

 一点目に「表現の問題」

 これは表現内容の問題です。表現は過激ですが、あくまで表現に過ぎず、表現によって実在児童が性犯罪被害に遭うだの女性の権利がどうだのというお話は、実行側の生育歴等を無視した暴論に過ぎません。
 見たくない人の権利をゾーニングで担保している以上公共の福祉にも反しておらず、そこに割って入って抗議をする事になんの意味があるのか。
 ただの売名活動ではないのか。
 そんなことで救われる児童は一人もいません。
 ですので会田誠氏の作品撤去要求には自分も反対です。

 二点目「他人の著作物を無断で扱っている問題」

 作品の一部にTwitterより抜き出した多くのツィートを貼りつけた物を有償展示し物議をかもしました。
 Twitter社が所有し、個々のユーザーが著作権を有するツィートの無断有償利用行為です。
 Twitter社が規約で明示する引用方法を無視し、有償で展示しているのですから当然批判は出ます。
 勝手に使われた人々も驚いた事でしょう。
 何故作家本人ないし周囲がしっかりと確認を取らなかったのか。
 事前に告知するなり使われたくない人に配慮するなどやり様はあった筈です。
 こちらは表現以前の問題なので、アートだからという言い訳をせずに真摯に対応いただきたい処。
 Twitter社に訴えられたらどうするんでしょうね、これ。

 というか、キュレーターは何をしているんでしょうか。
 作家や表現を守れてるとは思えない状況ですが。



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