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ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2021年10月18日

爆獣合神ジグルハゼル

概要
ロボットアニメというよりメガハウスの玩具のショートPVで、第三段までがアニマックス及びYou Tubeで公開された、PVは2分弱の短いもの。
他にボイスドラマ版があり、2話の部分に相当する内容になっている。現在全てメガハウス公式You Tubeチャンネルにて公開中。

複数の惑星に存在するジグルハゼルという神のパーツを求めて旅をしている話…らしい。

登場メカ

ハゼルセイオー:ゲンジョウ
西遊記風ジグルハゼル。ゴクウ、サゴジョウ、ハッカイが合体。

ハゼルゴクウ
孫悟空、その名の通り孫悟空的な性格。

ハゼルサゴジョウ
やはりサゴジョウ的性格。

ハゼルハッカイ
猪八戒、何故か言葉を喋れないが、嗅覚が鋭くパーツの在処をハナで嗅ぎ分ける。

ハゼルジンオー:タケル
ハゼルジュウベイ、ゼルヒエン、ハゼルジンリュウ、ハゼルブオウ、ハゼルザオウが合体する。

ハゼルジュウベイ
ハゼルジンオーを構成するジグルハゼルの中では唯一ちゃんと描写されている。

ハゼルオーダイン:フレイヤ
騎士風ジグルハゼル。これだけWEBドラマ版で出番がない。ハゼルヴァルキル、フェンリル、ヨルガン、フギム、ユグドミルが合体する。

登場キャラ

ゲンジョウ
第一弾ハゼルセイオーのキャラ。

タケル
第二弾ハゼルジンオーのキャラ、後にその星の王になる予定の少年。

ナデシコ
タケルの侍女。ハゼルパーツ探査機をハゼタンとよんでいる。

ハカセ
タケルにハゼルパーツ探査機を与えたハカセ。

フレイヤ
第三段ハゼルオーダインのキャラ、オーダインは最後のキャラ故にWEBドラマには出番が無くPVのみの出演。騎士風の少女。


感想など
数分のPVとアニメ風ボイスドラマ1話だけなので。

2021年10月05日

いまガンダムは歴史上最もニュートラルな状態になっていると思う、今までのガンダムと空気が違う、種で荒れてた時ともオルガがネタにされてた時とも空気が違うと思う

ここ3年くらいのガンダムはすごくニュートラルな環境

ここ3年くらいのガンダムってかなりニュートラルな環境なんですよね。ガンダムって良くも悪くも思想的というか、濃いというか、方向性があるというか、そういう感じだったのですが、そういった雰囲気がここ3年くらいかじられないんです。それについて考えていきたいということです。


ガンダムはいつも荒れていることで有名だった
これは多分ガンダムにある程度詳しい人間なら共通認識だと思います。ガンダムはいつも荒れているというのが少なくとも5年前までは常識としてネットで語られていたんですよ。
事例としては昔のニコニコのガンダム関係の動画とか記事を見てください、特にコメントの中の戦争という記事に当時の雰囲気の名残があります。この※タグは昔はガンダムのポケ戦をパロった記事でガンダム記事だったのに、いつの間にかガンダムがあまり荒れなくなったせいで役割を失った挙げ句、政治系のネタに乗っ取られてしまったという歴史があるんです。

少なくともここ数年ガンダムってあまり荒れてない、まず荒れる理由の1つだったガンダムらしさというワードが全く聞かなくなった不思議、今のガンダムはとてもニュートラルな状態なんですよ。

最近のガンダムはそのガンダムらしさというワードが行方不明

これに関しては私はずっとクソコラムで同じこと書いてきたのですが、リアルロボットのリアリティを支える現実的背景が90年代までにほぼ崩壊してしまったということ、1stを支えたキーワードの多くが、結局当時の日本のリアリズムを背景にしており、2大勢力、イデオロギー、大量破壊兵器による終末戦争、人の革新、大体が良くも悪くも当時の世相を反映したものになっているんですよ。冷戦構造があってまだ戦中世代が現役だったからこそのリアリティだった。
その上スペースコロニーみたいな所謂SFギミックや、ガンダムが所謂ロボットである点、装備にビームサーベルがある点等、やはり全体的に当時の流行が入っている感じで、やはり世界観、ギミックが当時の雰囲気なんですよ。

そういった中でガンダムは出来た、ここでガンダムらしさにまず1つの矛盾が産まれるんですよ、果たしてガンダムらしさは「現代の世相や流行を反映する事」か「1stの時代の世相や流行を保存する事」なのか。ガンダムにおいてガンダムらしさの議論が決着を見なかったのはこれが原因だと思います。
同じ問題を抱えているシリーズにFFがあるんですけど、あっちは良くも悪くもノムリッシュ=FFか14=FFが固定化されているのでガンダムとはかなり異質、あまり広がりがありません、だから事実上ガンダムだけが抱える特異な特徴がこれになります。ガンダムらしさ論争をしている人を見ると何かしらこの点が軸になっている感じ。

で最近のガンダムを見ていると、この部分がかなり曖昧になっているんですよ、鉄血は任侠路線って話ですがこのジャンルが流行したのって60〜70年代で1stより前のジャンルなんですよまず、だからこういったジャンルという目線から見るとむしろ流行を反映していないという事になります。

そして1stの背景だったそれらのギミックを世間が忘れてしまった、イデオロギー、冷戦、スペースコロニー、これらを記憶している人間が居ない、特にコロニーとか概念的に既にガンダムの中だけみたいになってます、SFが衰退というよりSFの支えだった宇宙開発競争が収まっている現状なので、月にってから今年で何年だっけ?火星には未だに行けてない、この状態なので。そうなるとガンダムらしさを意識する背景が無くなってくるんですよね、だからだんだん人々からガンダムらしさの根拠そのものが失われていく。

20年前、種の頃にはまだそういう雰囲気が記憶されていたからこそガンダムらしさについて色々言われたのですが、今は皆忘れているんです。

種の頃のガンダム観と今のガンダム観

種の頃は1年戦争が主体だったのに対して、今はすごく曖昧なんですよガンダムって。

種の頃のガンダム観って色々言われているのですが、1に1年戦争、2に宇宙世紀(ただしZまで、あと一応CCA)、3にその他的なところがあったように感じます。
これは当時ちょうど1st世代がクリエイター側に回っていた、オタクの中心に居た事が大きかったように思えます、今50代であろう1st世代は当時30代だったので、全体として作れる側に断っていた、ベックゲーとか1年戦争外伝ものがあの時代すごく充実していたのも時代でしょう。
ただ逆に1年戦争以外の宇宙世紀はあまり話題が無く、Zガンダムがエウティタとかで話題があったもののそれくらいといいますか、1年戦争の時代だったと思います。良くも悪くもZ以降に話題がシフトしていった時期はUCの展開時期だったと思います。あの頃は逆にOVAやゲームでの1年戦争系が息切れしていた時期でもありますし。

逆になんというか、SDは90年代後半にポケモンの台頭と入れ替わる形で下火になってまして、空気でした。完全にリアルガンダムの時代でしたね。あと平成御三家の存在感も多分かなり薄かったと思います。

種の展開が1stっぽい理由もここにあると思います、良くも悪くも当時って「なんとなく1st、1年戦争的なものがガンダム」だった時代なんですよ。

じゃあ今はというと、正直わかりません。まずゲームですが、ガンダムゲー自体が下火といいますか、昔ほどガンガン出てません。ソシャゲのガンダムゲーは多くがセルラン低くて目立ちません。また昔ながらの1年戦争ゲーもスパロボも空気傾向があります。VSシリーズもイマイチというか、某再生数の多い実況者は別のゲームの方が再生数稼げるので最近ガンダムの人だって忘れられてるレベルですし。また宇宙世紀作品は1年戦争系からそれ以外のものへとシフトしつつあり、全体としては当時ほど1年戦争のイメージがないんですよガンダムって。
プラモ販促には力入れてビルド→旧期待HG化を繰り返してアナザー量産機系列もかなり充実してきましたし、品薄でかなり売ってません、ガンプラコーナーはガンプラ以外のプラモが埋めている状態です。

そしてアレだけ荒れた種も今更劇場版公開したときの反響が、あんまり荒れない、スパロボで参戦するたびに種絡みのところだけコメントが荒れるのがお約束様式美だったことを校了すると、逆に怖いですよ。一時期はやったオルガネタもネタ切れで落ち着いてきましたし。

全体的に言うと種時代の1年戦争と1st、宇宙世紀CCAまで的なイメージはあまり残って無くて、種が出ても荒れなくて、オルガもネタ切れ、アナザー自体が鉄血から7年ですし、ビルドもそろそろ10周年が見えてきました。素な状態でガンダムって何って言うと正直わからない、既に過去のガンダムらしさが忘れられた、反面新しいイメージがそれほど濃くない状態なんですよ。つまりみんななんとなくガンダムという物があるのは知ってるけど、明確にガンダムとはこれだ!という主張があまりない時代なんですよ。

だから読めない水星の魔女
水星の魔女が発表されて以来かなりいろんな予想がネットで行われていますが、「読めない」って声が散見されます。実際に上記のように今ガンダムってこれがガンダムだ!ってものがない状態なので、読めないんですよ。すごくニュートラルな状態なんです。これは自由という反面、何をすればいいのかわからない状態とも言えるんですよね。なので吉とも凶とも出そうな状態なんですよ。

2021年09月24日

一応ガンダムシリーズもロボットアニメも大量に見た管理人が、水星の魔女の期待すること、懸念材料、その他予想書けるだけ書いてみる


期待すること

OP
ガンダムのOPは大体あたりなんでこれだけは大期待なんですわ。

デザイン
メカキャラ共に、論争含めてのガンダムですわ、ガンダムとポケモンはデザインで揉めるのも本編だって思ってますから。

令和のサイクルの始まり
どんなシリーズでもサイクルがあるんです、波があるんです、わかりやすのがポケモンで6という数字を起点にサイクルが出来ており、6年に流行が発生するって誰かが言っていました、実際に6年が起点になっています3回も。
で衰退していると言われるシリーズはそのサイクルがイマイチになっていることが多いんですよ、だからこそそのサイクルを復活させるパワーのある作品を期待したいんです。
ガンダムを見ているとアニメが流行る前に何かしらアニメ以外にガンダムに良い兆候が見られる事が多いんです、例えばGガンダム=SDガンダムみたいな。

今はガンプラ品薄(つまりガンダムには需要があることの証明)くらいですかね、客にとっては品薄は悪いことですが、需要がない商品は品薄になりません、もしくは生産が混乱しているか、ガンプラの場合生産の混乱ではなく需要による品薄ですからね。だからワンチャンあるのではと思います。



懸念材料

よく言われている女主人公説
何回も何回も書いたけど女主とロボットアニメは絶望的に相性が悪い。「機械」「戦闘」「プラモ販促」という女受けの悪い要素が複合的に合わさっているためです、女主人公は情勢向け要素とヲタ向け要素があるんですが、前者は純粋に相性が悪い、後者も「ロボットが邪魔、シンフォギアみたいなのでいい」になりかねないんです。その上で期待することでもありますが。

その上で期待すること


女主人公説、やはり期待する部分はある
これなんですが、ロボットアニメ数百本見た上で感じるのが「ロボットアニメのネタ切れ」「やることやり尽くした」事、コードギアスで「大軍指揮官型ロボットアニメ」をやっちゃって、あそこで完全にやりきっちゃった感じなんですよ。

巨大ロボットが悪と戦う←マジンガーZ
合体するぞ←ゲッターロボ
古代の発掘品だ、しかも操縦者の超能力で動くぞ←ライディーン
初の女主だけどコケたぞ←ゴーダム
ドラマに力入れます←長浜ロボ
ドギツイ展開を←ザンボット3
戦争するぞ、体系化された特殊能力もあるぞ、超合金コケたけどプラモ売れた←ガンダム
世界の破壊の再生の物語にして神話化するぞ←イデオン
戦争の背景を描くぞ←ダグラム
メカと美少女をガチでやってみたぞ、スタッフめっちゃ若いぞ←マクロス
異世界召喚ものの走りだ←ダンバイン
リアルロボットを突き詰めまくったぞ←ボトムズ
アメリカから来たぞ←トランスフォーマー
現実にロボットが居る世界を描いたぞ、ついでに女主で唯一1年完走組だぞ←パトレイバー
小学校変形させたぞ←ライジンオー
少女漫画系だぞ←レイアース
セカイ系だぞ←エヴァ
指揮官にしたぞ←コードギアス

こういう感じなので、相当な分野が開拓されてます。となると女主って結構未開拓分野としてありなのかなぁてt感じなんですよね。やることやり尽くしちゃったジャンルだなって私も思うので。


ある意味真逆のおっさん主人公もあり
こうなると真逆のパターンとしておっさん主人公もありなんですよね、こっちは女主以上に例が無いんですよ、だから女主人公系と同じく逆に未開拓分野としてありと言えばありなんです。

ただおっさん主人公もののアニメ関係成功例って言うと今の所「コミカルな中年が主人公のギャグもの(子供向け)」「逆にイケオジが主人公の女性向け」「厳ついおっさんが主人公の大人向け」の3択なんですよ私が知る限り。この3つを上手く両立した作品って何かあった?って感じはあります。

アニメで、ロボットアニメに至っては女主以上に例がない、アナザーはそもそも10代向けです、わざわざ古参向けの宇宙世紀と分けたわけですからね、基本的に全部新規開拓用。
無理やり古参と新規を両立しようとしてどっちつかずになってるFFやアニポケの事例もありますしね、両立は難しい。ただ深夜2クールでならあり得ると思うんですよね私は、しかしそれだと10代向けとは銘打たないはずですからなさそうではあります。


とりあえずPVみたい

鉄血はディザーからPVまで2週間程度でしたね…まあ来週にはなにかあるでしょう多分。

2021年09月21日

水星の魔女が女主の可能性が指摘されて話題になってるので、ロボットアニメでは珍しい「おっさん主人公」と「女主人公」について考えていきたい、なんでロボットアニメは大体青少年かという話


女主人公とロボットアニメについて
いつも私が言ってることまとめ

・そもそもロボットアニメ自体が30分CMなので、男児受けしない女主人公は相性が悪い
・ロボットアニメに女主人公の場合「戦う」「機械」という女受けがあまり良くない2つのテーマを扱うことになる
・未だに工学部は男率高い、女は機械に弱いというのは未だに続いている
・リケジョ言ってもバイオとか医療とかそういう路線で機械系は少ない
・女主人公系では一番成功したであろうパトレイバーにおいても「女が機械を扱う」という行為に対する言及がある
・ヲタク向けエロ路線なら80年代ならともかく現代ならロボットじゃないほうが良い、具体的に言うとシンフォギアみたいなので良い
・ガンダムが美少年戦隊路線になりがちなのは、女主寄りは男主のほうが男児受けするし、男はロボで稼げるので、ロボで釣れない層を確保するため
・女主の場合基本的に女性向け&ヲタ向けという意味合いが出てくるが、双方が好む主人公像がまるで合わない、例外がかわいい系だがロボットアニメに向かない

ということであんまり現実的じゃないんですよね。

ロボットアニメで女主人公と言うと散々書いてますけど
・ゴーダムの岬洋子←記念すべき1作めでありやっぱり女主のロボットアニメは無理だったことを証明してしまった感じがある作品、内容自体がちゃんとしているだけに余計に難しいことを可視化してしまった
・ダンガイオーのミア・アリス←ロールは主人公じゃないんです、メインパイロットではない系
・トップをねらえのタカヤ・ノリコ←パトレイバーアーリーデイズと同じ年に発売された不思議
・パトレイバーの泉野明←多分女主人公路線では最大の成功作、二課自体が全体的に割と女っ気強め(南雲隊長、おたけさん、香貫花等)


全体的にマイナー止まり感拭えないんですよね…。

ただ、21世紀にはかなり緩和された感じがある

これらの要素は私が幼少期と今とだと多分今のほうが大分緩和されている印象を受けます。私が幼少期はそもそもバトルヒロインという概念がヲタ向けというよりも質の悪いB級映画の中だけという印象でした。私自身幼少期は「女主の娯楽映画はつまらん」というスタンスでしたし、大体アクションの質が悪いし話もあまり面白くないんですよ、期待されてないからなんでしょう、予算もついてなくてスケベなおじさん狙いなのが小学生目線でも丸わかりというか…昔家にCSが見れたんで、映画系チャンネルで映画を見れたがゆえの感想です。ある程度質が高いのが出てきたのは割と21世紀なってからな気がします。

総合的に言うとバトルヒロインという物自体がここ20年で相当緩和されてノウハウも溜まった感じ。特にそういうののターゲットが広義のスケベおじさん以外にも広がった、ある程世間に度受け入れられる準備が出来たといいますが、特にZ世代はあんまりバトルヒロインという概念に抵抗が無いような言動をしているんですよね。

特に私ゲーマー(過去形)だけに思うのですが、21世紀なってからは性別選択出来るゲームが普通にたくさんあるんですよ、そして古いゲームは性別選択出来ないものが多いんです。ただ古いゲームの場合そもそも容量の都合上男女別に用意するのすら難しかったりするんですが。それも割と大きいと思います。ゲームの場合男女でやること変わりませんから基本。

20世紀にはスケベなおじさん向けのキワモノ的な部分があったバトルヒロインという概念が、21世紀には別にキワモノでも無くなってきたのかなという印象は受けるんですよね。
でも機械系が弱いって点は21世紀なっても変わらないんですわ、だからロボットアニメにおける女主については難しいことに変わりなし。

現状
・戦うヒロイン←こっちはある程度可能
・機械を使うヒロイン←こっちがまだ厳しい
という印象ですね

おっさん主人公
おっさんの条件を30歳以上の男とする、上限はなし
・そもそもアニメでおっさん主人公は殆ど無い
以上!

実際にそもそも30歳以上の男が主人公のアニメが本当に一握り、なんとか私が把握している範囲で引っ張り出してきても…

ロボットアニメの範囲内だと…

VIPER'S CREEDのサイキ・クライド←ドマイナー過ぎてこんなブログに来る人も多分知らない
ガンダムAGEの爺←話の途中で還暦すぎる、初期は子供
トランスフォーマーのコンボイ司令官←400万歳以上の玄田哲章だしおっさんで良いだろう

全体的にマイナー感拭えないといいますか…少ないのでロボアニメ以外からもチョイス

↓ロボットアニメ以外で割と有名そうなのを

銀英伝のヤン・ウェンリー←劇中で30歳を越して愚痴ってるシーンあり
タイバニの鏑木・T・虎徹←35か37(はっきりしない、が子持ちの中年)
こち亀の両津勘吉←35歳くらいらしい
シティーハンターの冴羽獠←ギリギリ30歳…らしい
おじさんとマシュマロのヒゲさん←しらんけどどう見ても中年

あんまりないですね…あと感じるのが所帯持ちの割合、少ないですね、独身だったり既婚子無しだったり。こんな環境ですので、難しいですね。

そもそも女主のときにも書きましたが、30分玩具CMとして発展したロボアニメに置いておっさん主人公である必要がそもそも薄いんですよね。

更にアニメだと実写と違っておっさん声優でも青少年役普通にやれますから、実写だと40代に20代の役やらせるのは出来るっちゃ出来るけど、特別な作品以外ではあまりやらないですし。
基本的に女キャラのほうが男キャラより若いほうが需要がありますが、男も男であんまり年なのはそれはそれで…ですからね。

ついでにおばさん主人公
・おっさん以上に見かけない!

そもそもおばさん主人公は需要の面でも製作者の力量面でも難しい、まず需要がない、だから作られない、だからノウハウがたまらないの無限ループ。
特に子持ちの場合男と比べても自由が効かないというのも大きい気がします。


結局青少年系が無難ということで…終わりっ。

2021年09月19日

ガンダム水星の魔女が10代をターゲットにするという発言を聞いて少し気になる点を書きたい、果たして水星の魔女は内容が今更になっていないか

最近のガンダムの何が問題かと言うと、企画に時間がかかりすぎているという問題なんですよ、10代にフォーカスする場合、私が考えるに10代にフォーカスした作品を作るならせめて企画から3年以内に放映開始するくらいじゃないと間に合わない。

私として感じたのが鉄血の古さ、鉄血は作品の切り口が10年代というよりは00年代臭がするんですよ、で聞いていくと企画からリリースまで結構時間がかあってしまったみたい。そして最近聞いた話ですがBDの場合も企画からリリースまで結構かかったとか、今更MMOものというのも少し古いかなと思った部分はあるんですが、聞いて納得したと言いますか。

種は炎上こそしたものの、よくも悪くも最先端感はかなりありました。


例えばかつては10代に絶大な人気があったファイナルファンタジーですが、いつの間にあ30代がメインになってしまいました、理由としては現代の十代に受けないためなんですが、原因が4つありまして、1つがJRPGというジャンルがスーファミでJRPG遊んでた、ロボットアニメで言うとナイトガンダムとかワタルをリアルタイムで楽しんでいた世代向けになってしまったこと、2つ目がPSというハード(事実上据え置きハード、実質PS以外は無いみたいなものなのでPS)自体のユーザーが高齢化してきた事、3つ目が製作期間が長くなりリリース時には時代遅れになってしまっていること、4つ目が関係者の高齢化に伴い10代の感覚が失われていったことなんです。

1はJRPGブームがSFC前後の時代だったため、自然とその時代の小中学生がそのまま上にスライドしていくことに、FFDQのユーザー層アンケートって結構やってるんですけど、80年代に全盛期があったDQは40代、90年代が全盛期だったFFは30代がコアになっています。
2これに関してはPS以前に据え置きハードがPS3の頃からだんだん高齢化してるんです、特にあの頃キッズほど携帯機に走りましたから。
3これはさんざん言われていますが、9くらいまでは2年位で完成させてたそうです、それが12になると数年、15に至ってははっきりしないものの少なくとも11年に原型のヴェルサスが発表されて実際に発売されたのは16年、少なくとも5年、目に見えない部分も含めると最低6年はかかっているハズ、そうなると内容的にリリース時は昔のセンスになりがち。
4これはDQにも言えるのですが、コアスタッフが90年代も今もあまり変わっていません、そのため90年代の10代向け=今の30代向けになってしまっています。

ガンダムに関しては少なくとも1と3が当てはまり、4はスタッフが毎回結構変わってるので当てはまりません。1はロボットアニメがやはり高齢化している事、3も最近のガンダムは企画→リリースまでの時間が長いということ。
後一応2も当てはまります。ガンダムゲーってPS2までは売れてて、売上の推移を見るとPSでしか売れないしPS3以降はPS2時代の水準で売れないってのがあります、そしてPS以外では売れない。つまりPSに居るPS2時代からの馴染みの客が減少しながら付き合っている現状なんですよ、つまり新規開拓がゲーム面でも上手く出来ていない、既存市場以外では売れない割に既存市場でもジリ貧状態が今のガンダムゲー。そしてガンダムゲーって案外「アニメあまり見ない若年層」を開拓していた部分がありましたPS2時代までは。PS2時代までガンダムが元気だった理由の一つがそこにあるとすら思います。

でこの記事で問題にしているのはリリース期間、仮に10年かかったとしたら10年前の最先端のノリを今更見せられる事になってしまいます。
Gガンダムの場合企画からリリースまでわずか1年だったそうですが、Gガンダムの場合まだ格ゲーが子供にも人気があった時代にリリース出来たことも成功の秘訣だと思います、99年にGガンダムやってもあそこまで流行らなかったと思いますよ。

だから水星の魔女の心配点は99年にGガンダムが放映されたらみたいな事にならないか、これが心配なんですよ、これ14年頃の流行だぞ?ってならないかという話なんです。アナザーガンダム、まして10代にフォーカスするなら求められるのはここ3年以内のノリなんです。

閃光のハサウェイは何点かでここ3年の流れに奇跡的に乗れてしまった部分があるので成功した感があるんですが、かなり奇跡的なタイミングでした、鬼滅ブームの余波と言いますか、やや高年齢層向けのハイクオリティアニメ映画の注目度が上がったタイミングに、求められる高いクオリティで出せたのは大きかったと思います、若干作画面が残念感あったNTではなく閃光ハサをこのタイミングで投入できたのは大きかった気がします。

何が言いたいかと言うと、若者向けを標榜する場合あんまり長々企画していると流行に流されやすい若者なだけに流行が変わってしまいリリース時には時代遅れになりかねないってことです。
一応懸念材料は書きました、果たして結果はどうなるか。

2021年09月18日

ロボットアニメの女主人公の代表者であるタカヤ・ノリコと泉野明がどちらも88年生まれという衝撃の事実

さっき水星の魔女について色々考察して、女主人公説があるので、ロボットアニメの女主人公について語ってたら気がついたこと。

まずロボットアニメは女主人公があまりおらず、居ても大体マイナー作品の主人公止まり。そんな中で何故かタカヤノリコと泉野明という88年生まれの2人は比較的メジャーという事実を知ってしまった。
実際にロボットアニメ一覧を見て女主人公物を探すと多くがマイナーだったりコケたりしている、そんな中で何故かパトレイバーとトップは成功作として知られており、関連作がある程度長期間制作されている不思議があります。

ロボットアニメの女主人公については前に書いたのと大体同じ事を書くと、とりあえずスパロボ参戦作品中心にしつつゴーダムは最初ということで採用と私の独断と偏見で採用すると

ゴーダムの岬洋子
サザンクロスのジャンヌ・フランセーズ
ダンガイオーのミア・アリス(メインパイロットではない)
トップをねらえのタカヤ・ノリコ
パトレイバーの泉野明
レイアースの獅堂光
クロスアンジュのアンジュ
グランベルムの小日向満月

うーん、こう書いていくとやっぱりノリコと野明の作品であるトップとレイバーの知名度は飛び抜けてる感じ。
またこのリストには入れませんでしたが、女主人公=女パイロットではないんです、非パイロット系が地味に多いんですよ女主の場合、フラッグとか。

水星の魔女に対する記事では、私は仮に女主人公だった場合新しいスタンダードになるくらい的なことを言ったんですよね、なんせ88年に代表が産まれてから今ひとつ目立たないまま今に至ってしまっているので。

ヨドバシのガンプラコーナーが品薄で大幅縮小している話とそれに変わって普段は見ないプラモが大量に入荷している話

ガンプラがコロナで品薄、更に転売で品薄になったため、普段は6、7列位ガンプラを置いているヨドバシの棚が今じゃ2列だけになってしまい、余った5列は別のプラモが大量に進出しています。通常時ならあのコーナーはガンプラが半分、その他のアニメ系プラモが半分くらいの比率の棚だったのに、今ではガンプラは1割程度で、それもあまり転売されないのかSD系が多く、HG等は殆どない、普段ならいつも売ってる(凸)ジムすら置いてないという有様で、普段ならお目にかかれない光景になってます。

普段ガンプラが置かれている棚にはガンプラ以外のプラモが大量に進出しており、ゾイド、ジブリプラモ、マクロス、勇者シリーズ、トランスフォーマー(中国製の変形金剛)、ピピ美、マジンガー、宇宙戦艦ヤマト、SW、フレームアームズ、ダグラム、ボトムズ、ブライガー、ケロロ軍曹、ウルトラマン、30ミニッツとガチで普段はあまり見ないようなプラモがかつてガンプラが置かれていた棚に山積みになってます。
始めてみたわ!っていうプラモもたくさんあってビビります。

ガンダム水星の魔女についてネットの予想なんかも含めて色々考えてみる、特に女主人公説とロボットアニメにおける女主人公の歴史について、ロボットアニメと女主人公は相性が悪いという話と、ロボットアニメにおける女主人公のピークはある意味88年

ガンダム新作、水星の魔女についてのネット予想

先程、ガンダムの新作「着丼戦士ガンダム水星の魔女」が発表されましたが、PVどころかキービジュすら発表されず、何も情報がない状態の中、水星の魔女というタイトルから推測できる範囲で色々推測されています。
そしてタイトルに「魔女」の文字があるため初の女の子主人公(女主人公は一応だが居るが28歳なので)になるのではないかという説が囁かれています。TVシリーズという目線ではガチで初になります。

ここではほとんど女主人公説についてです、それ以外にも気になる説は多少言及します。

水星の魔女が女主人公説

タイトルに魔女があるため、その説が囁かれています。

一応根拠もあり、鉄血も「女主人公でも良い」と言われていたらしいので、一応女主人公は「可能性はある」んですよね。

別に初めてでもないんですけどね、STARGAZERが一応あるので。ただマイナー中のマイナーなのでイマイチ。

といってもこのタイトルだけでは全く情報がないので、仮に女主人公だったとしてどうなるかという面を考えていきます。まずロボットアニメにおける女主人公の事例の少なさについてです。

ロボットアニメで女主人公の事例が少ない

実はロボットアニメにおける女主人公って事例が少ないんですよ。30本に1本位あれば良いってくらいガチで少ない。本当に少ない、リストを見てきたんですが本当に居ない。

ロボットアニメの女主をチョイス
あまりにも少ない女主人公ロボアニメ、なのでチョイスしてみます。

70年代
ゴワッパーファイブゴーダム→初のメインパイロット女、なおかなりの重量級機体、商業的に失敗している、出来自体は全盛期タツノコパワーで良い、ダイナミックロボの展開が終わりに差し掛かってガンダムが始まる前の時期の作品で、ロボットアニメが色々次を模索していた時期のものなので、特異な設定が多い

80年代
超時空騎団サザンクロス→ごめんなさい私見たこと無いので、ただマイナーではあります

ダンガイオー→OVAでヲタということもあり、男1女3全員レオタードというエロメイン外見、一応主人公は女主人公だが、メインパイロット自体は男、打ち切りで描写が少なく評価しにくい

イクサー1→OVA、やはりヲタ向けだが、ロボットアニメとしてやや微妙な作品なのでどう評価していいのやら、生身戦闘ロボありという構成なので

ガルフォース→OVA、一応ロボットアニメですがロボットアニメ色は少なめ

トップをねらえ→OVA、この手の路線のOVAとしては最大級の成功作で、ブルマ美少女のスポ根パロディの派手なロボット活劇
王立宇宙軍 オネアミスの翼がコケたのでその負債を返すために制作されて、商業性を重視したため、OVAとしては大ヒットしたみたいです
しかし大ヒットといっても3万本であり、多数の人の目に見られたわけではないマニア向けの作品ではあるのですが、その後のスパロボ参戦や定期的な配信などもあり、明らかに当時の購入者の数十倍の人の目に触れている…と思うんですが、このあたり気になるところですね


パトレイバー→ギリギリ80年代の作品、事項で解説するが、比較的成功した例、あくまで警察官であり軍人でもなければ冒険家でも無く、正義の味方でも無くという特殊な立ち位置の作品であり、また30分玩具CMではなく漫画家中心で企画してOVAと漫画ベースで始まった作品なので本当に特異、また主人公像も他の女主人公とは一線を画した描写がなされている

90年代

魔法騎士レイアース→少女漫画路線の作品でなかよしで漫画が連載されている

天空のエスカフローネ→一応女主人公だけど異世界でロボットに乗ったイケメンに合うという昔の少女漫画的なシチュであり、当人はロボットには乗らないタイプ、特殊能力は占いで戦闘力に直接つながるようなものではない

思春期美少女合体ロボ ジーマイン→見たことないですごめんなさい…

00年代

ほしのこえ→新海誠初監督作品、自主制作の短編劇場アニメ、20世紀の作品と違い男女の役割が逆転している傾向が見られます(待ってるのが男)

FLAG→無料公開されている1話しか見たことないですが、極めて特殊で主人公は戦場カメラマンという作品、パイロットではないです

機動戦士ガンダムSEEDSTARGAZER→短編、主人公が28歳の研究者というかなり異質な作品、主役メカのスタゲも一応戦闘用ではなく宇宙探査用

アイドルマスター XENOGLOSSIA→何故かアイドルゲーのアニメ化がロボットになってしまった奴、詳しくは各自ググってください、そのせいで一時期は原作レイプの代表として荒れまくっていた時期もあったものの、その後もアイマスアニメが複数出てきて沈静化した
あくまで隕石破壊用、あと厳密にはロボットではなくロボット風のアーマーをまとった異星人

ダンクーガノヴァ→唐突に出てきたダンクーガの新作、一応女主だけどコメントしにくい作品

10年代

輪廻のラグランジェ→鴨川、まるっ、ご当地アニメブーム?に乗っかった作品、だけど如何せんある種の露骨さがありすぎて叩かれもした


直球表題ロボットアニメ→あくまでアンドロイド系のメイドとかそういうロボットがロボットアニメさながらの戦闘シーンを繰り広げる戦闘用ロボットたちを見てなんとか戦争終わらせる方法ないかなーって模索する中で漫才する話

エガオノダイカ→キービジュだけだと一見百合風だが、実際にはアルジェヴォルンとかの21世紀のB級マイナーリアルロボットの系譜、話の展開もあってかあまり評価は高くない

クロスアンジュ→ガッツリ割とエロ路線の作品、そこそこ受けるB級って感じの路線

グランベルム→所謂百合作品、シチュとしては最強の魔力の継承者になる魔女を決める戦いで、要するにGガンダム、ただし戦闘は戦闘用フィールドが特定タイミングで出現して、一般人は一切それを知らないという特異なもの、ロボは魔法による召喚、生成路線で機械ではない

ピックアップして感じること・女主のロボットアニメ少ないだけでなく変わり種が多い

まず、少ない、滅茶苦茶少ない、それだけでなく多くの作品が「主人公だけどロボットには乗らなかったりメインパイロットではなかったり」「純粋な戦闘用ではない」「シンプルな戦死者が出にくい」「ヲタ向けOVAで短い」「特定のジャンルや形式に当てはめにくい作品」「なぜロボットアニメなんだ」という感じで変わり種が多い。

特に女主だけどパイロットとは言っていない系がそこそこあります。ある種「普通のロボットアニメの範囲内」での作品になると本当に少ない。特に4クールはまず無く、長くて3クールなのも特徴。

大きく目立つ作品になると、トップをねらえ、パトレイバー等ガチで一握りですね。この2作品の特徴としては、割と直球ストレートに女子がロボットに乗る作品でもあります、方向性は違えど。パトレイバーに関しては特車二課第一小隊の南雲隊長は女性ですし。
トップはパロディ多めブルマ女子とキワモノ感も強いものの、話自体はキワモノっぽさを出しつつも真面目なんですわ。

ロボットアニメの女主人公は難易度高い

そもそもロボット以前に「アニメにおける女主人公」ってどういう意味があるのを考えてみます。

根本的に女主人公の場合ターゲット層は大きく分けて2種類に大別される、1つが所謂ヲタ、前ら向け、もう一つが女性向けというニュアンスになります。
逆に男児向けにはなりません。ロボットアニメ自体が男児向けの作品として作られてきた歴史があるので、自然女主はキワモノの立ち位置になってしまうわけです。

バトルヒロインというものを考える

少なくともバトルヒロインという概念自体が70〜80年代にはキワモノだった、更に前の50〜60年代においてはキワモノどころかそもそもそういうのがほとんど無かった。

まずバトルヒロインとしてはサファイア姫がまず挙げられますが、彼女、あくまで男女両方の心を持つという設定。あと有名なのがオスカルですが、彼女の場合は父が男として育ててます。彼女らは男の役をやっているという形を取っています、またターゲット層は主に女子層であり、枠としては少女漫画にあたります。

80年代になると今度はヲタ向けのOVA作品が増えたこともあり、エロい格好をしたキャラがバトルするタイプの作品が増えたものの、まずOVAという路線もあってあまり人目に良くも悪くも触れない、そしてある種の悪趣味さ的なものがバトルヒロインという概念に強く出てしまった感もあります。

90年代に関してはセーラームーンブームがありました。その後00年代初頭になるとより戦闘的なプリキュアが出てきます。
この時代は和ゲー全盛期ということもありゲームに目を向けると、90年代を通してかなり女性キャラの採用率は上がってる傾向があるんですよ、90年代初頭と00年代初頭だと相当数が増えています。またこの手の女性主人公はやはりヲタ向けと女性層向けとその両方という側面がやはりそれぞれあります。格ゲーなんかの女キャラは格ゲーの女子率が低すぎてヲタ向けになってますし、スパロボも早いうちに女主を選択性で採用しましたが、ターゲット的には男向けのゲームなのでヲタ路線。
個人的に印象的だったのがスパロボJをある女性実況者が実況していた時、かなり昔の動画で今もあるかしらないんですが、スパロボJは知っての通りギャルゲ路線、なので男主人公を選択→冒頭ギャルゲ展開、これに対して実況者は「女主人公を選んだら逆ハーレム?」という反応を返しており、その発想はなかったとなった思い出があります。総合的言うとある程度新しいゲームはシナリオが濃くない場合大体男女選択可能な作品が多いです。
せっかくだからスマブラのプレイアブルの女性キャラなんかは最初はサムス(と一応プリン)しか居なかったためかなり増えています、そもそものキャラが滅茶苦茶増えたんですが。

00年代になると良くも悪くも深夜アニメが一気に増えてきて、逆に全日枠に関してはやや曖昧な感じになってきました、ここ10数年の傾向としてガチの幼児向け以外のアニメが軒並み深夜化、視聴率が取れない枠なので一時期はアニメ自体の死滅すらある意味危惧された感があるものの、今度はネット配信が普及したので深夜アニメも見やすくなってきて、最終的に鬼滅ブームなどに繋がっていきます。総合的に言うとアニメ視聴者はネット利用率が高く、それがそのまま現状に繋がっている感じですね。

という感じで総合的に言うと「60年以上の時間をかけてゆっくりとバトルヒロインは拡大している」という感じだと思います。それもヲタ向けと女性向けの両方からじわじわ拡大している印象。ただロボアニメ女主って目線だとある意味タカヤ・ノリコ、泉野明以降あまり目立つのが居ないという印象も受けます。

ジェンダーレス化が進んでも未だに越えられてない「女と機械の壁」

最近はいろんなものがジェダーレス、フリー化しているのは確かなんですよ、かつてはおじさんの趣味だった野球や釣りやゴルフなんかも最近はおじさん(この場合団塊〜団塊ジュニアの密度が高い世代)がおじいさん化し始めたのもあってか限界が来ているせいか、〜女子みたいな感じでどこも新規開拓のために女性層を開拓しようと必死になってるんですよね。

スポーツ系はむしろ二次元関係より露骨、ある程度古くから開拓できていた二次元よりも、開拓が遅れていた分野なので、個人でやる分野は比較的そういうのが緩いんですよ、二次元は個人単位の分野だから良くも悪くも比較的緩い、スポーツ系も見てみると個人〜小規模が先発で、大規模チームものや格闘技が後発な印象を受けます、見る方もやる方も。

そんな時代でも、未だに男の世界である続ける分野というものは結構あります。その代表が「機械」なんですよ。

これは私の通っていだ大学の工学部のある学科の話なのですが、10数年前とはいえ、ある世代で女子1人だったと聞いています、私は工学部じゃないので知人経由ですが。これくらいジェンダーレス化しようが機械は未だに男の世界なんですわ、やや昔の話ですが。

ちょうど面白い記事を見つけたので
https://daigaku-research.com/791/
これによると大半の工学部の女子率が2割以下ですね、一部半数が女子みたいなのもありますが

とにかく女は機会が苦手、というのは太古の昔から常識でしたが、この常識を破るような人間は未だにあまり出てきていません、所謂リケジョもバイトとかそっちの系列が多く(私の知人もバイオ系)、機会とかそういう系統、特にソフトウェアではなくハードウェアになると本当に全然居ないんですよ。

それがコンピューターであれ、ロボットであれ、車であれ、作る方であれ、動かす方であれ、最近〜初の女性船長的なニュースをちらほら見ますが、それだけレアな存在。とにかく機械という機会が男の世界なんですよ、彼女らは「動かす側」にあたります。
ちなみに船の性別は女性とされますが、これも理由があり、船が男社会、乗っている人間が全員男なので船だけでも女ということでこのような表現になるそうです。これは結構国を問わず似たような傾向みたいですね、なんで艦これが美少女なのも間違っては居ないんですよね。

機械に夢持って語る人物って良くも悪くも「SF(この場合ロボットアニメも含むかなり広義の)がまだ元気だった世代で、機械が発達した未来を夢見た少年の成れの果て」みたいな人が多い。特に機械、つまりハードウェアベースの考え方って昭和的なんですよね、平成になるとソフトウェアが重要になってきて、昭和ほどハードウェア的な発想が消えてくるんですよね、これはまた別のロボットアニメ衰退論になりますが。

これがそのままロボットアニメと女主人公との相性の悪さの原因になってるんですよね、男は機械が好き、女は機械が嫌いという常識は未だに破られていないんです。

極めて特異な例、女主人公泉野明

パトレイバーの主人公、泉野明、彼女は本当に特殊なタイプ、まず外見だけど低身長、童顔、ショートカット、胸はそれほどない、と少年にしか見えない外見をしていますね。つまり女っぽさをそれほど強調していない、どちらかと言えば合法ショタっぽい成人女性、という役割を与えられているんです。私も漫画初見時はえ?女?って反応でしたし。

これが何を意味するかって言うと、あくまで私の推測なのですが、パトレイバーは少年誌向けの漫画という側面が強く、アニメは後からという事らしい、となると初年感あるけど大人のキャラをリアリティある設定(つまり合法ショタではなく)で出すためのキャラと考えると割とわかりやすい。サンデーの連載だから成人主人公は微妙、結果少年ぽい成人女性が採用されたって考えるとなんかすごく納得できてしまう。実際に泉野明の立ち位置、性格は少年っぽさのある成人女性としか言いようがなく、パトレイバーの作品の対象年齢、性別を曖昧にする効果があったと思います。

ただ女主であることはそれなりには強調されており、榊清太郎(メカニックの老人、おやっさん)と絡む際にある種時代が変わった的な意味を持つ発言(男でも事務一筋のやつも居るなどと)をされたりしている。またおやっさんの描写もあくまで彼はハードウェアの人間でありソフト面は疎いオールドタイプの整備士として描かれており、当人も自覚があり、全体として「女性の社会進出」「ハードウェアからソフトウェアへ」という流れをわりとしれっと描いている作品と言えるかもしれない、今見ると結構発見の多い作品でもありますね、携帯電はは逆に古い作品故に普及していなかったり。

ヲタ向けとしてのロボットアニメ女主人公時代の終焉・メカと美少女は過去のもの

80年代くらいにヲタが好きなものとしてよく「メカと美少女」が挙げられていました。だからこそ80年代OVAのはそういう路線が多かったです。しかし今はメカが抜け落ちています。
なんでヲタ向けの美少女物をやろうとするならば生身戦闘で良いんですよ、ロボが邪魔、むしろエロいキャラが戦ってるのにロボをまとっているのはダメ、シンフォギアとかはまさに其の象徴だと思います。エロい格好だけど装備はまとうただし体は見えるという感じ。

ガンダムは比較的女性客を狙ってきた歴史があるアニメ・故に腐っぽい方向になりやすい

ただこれはあくまでイケメン出して釣るという方向がメインでした、まあつまりシャアですね。アニメ界の代表的イケメンとして半世紀弱君臨し続けているイケメンです。でも情けない奴ですが、かえって更に人気を出す効果があったりしてます。

ガンダムがどうも所謂腐向けに偏りがちなのもある意味理由があって、ガンダム自体が30分cmとしての側面を持ちつつも、女性客に対するアプローチも積極的だったシリーズという事があり、結局のところ女受けの悪いメカはどうしようもないのでキャラで釣る、女主人公では30分cmのターゲット層である男児受けが悪いので、となると落とし所として美少年路線になりがち。

あくまで少年層にフォーカスしつつ女性層にアプローチってなるとこの形になりやすいんですよ、でもってヲタ向けとしてのエロ女主層はこの2つの層を取りこぼす。だから女主という選択肢はかなり際どいポジションになります。

所謂女主というのはターゲット層がヲタ向けか女性向けになる、そしてヲタ向けのエロ路線は女性向けにはならない、更に単純なエロアニメならロボが邪魔、そして男児受けは悪い、という問題点を抱えているが故に常に女主人公はロクに採用されなかった。
ロボットアニメの女主人公の代表というか、一番知名度がありそうなのが女主人公って目線だと結構異質な泉野明なのもロボットアニメが抱える問題をある意味はっきりと表していると思います。

実はポケモンはある意味すごく女主問題を抱えている作品なんですよ、ゲームの方にセレナっていう女主人公が居るんですが、彼女は確かにスイーツ好き、オシャレ好きの設定は各種公式イラストやポケマス等の描写から多分あるのですが、バリバリの戦闘屋でもあります、ゲームをベースにしたMVのGOTCHAを見ると男主人公差し置いて人気ナンバーワンのポケモンのかえるを連れてミューツーと対峙している姿がはっきりと描写されています、バリバリの戦闘屋描写ですし扱いも良い(男主人公は主人公集合シーンでしか出番がないため、ポケマスでも使えなくて不遇である)。
しかしアニポケ、つまりポケモンアニメでは初期こそゲームの面影があったものの、途中で外見を変更、男子禁制のパフォーマンス路線にシフトしてロクに戦いません。故にアンチからつけられたネーミングは「ニセレナ」、あまりにも原型留めてない描写から偽物扱いされる用になりました。
男児向けに制作されているアニポケはそれ故に原作のニュアンスを歪めまくる問題があって、特に最近は荒れやすい原因になっています。ユメノツボミが妙に好意的に受け取られたのもその辺の問題を感じるんですよね私の場合…母娘共に結構な戦闘屋ですし、特に母の相棒は可愛さ捨ててバリバリの戦闘用ポケモンですし。


ガンダムの対象年齢と女主人公

ここで魔女に関してですが、対処年齢は10代としています、この10代は10〜19、正直10歳と19歳だとかなり変わります、が仮に間を取って14〜15だと…なかなか絶妙なラインですね。本当に絶妙だ。鉄血はやや対象年齢が高く、AGEは低い(割に主人公は爺)だったりしたのですが、魔女は各種言動から種くらいのターゲッティングには感じられます、多分令和の事実上の第一作になる立場なので、これから10年のサイクルの始まりにするためのガンダムというスタンスを感じます。
ハサは原作は30年前、リライズはBDの続編等過去作殿つ関連性があるものが多いので、明確な令和ガンダムという目線だと魔女が最初になる上に、鉄血から7年も経過してしまった現状、事実上の令和ガンダムである魔女はどこへ行くのか、正直すごく気になってます。

女主に関してはその10代というワードから、特に女主に抵抗が強いであろう12歳以下は今回はそこまでターゲットに入れていない感じはあるので、若干可能性は増えます、女主に抵抗があるのは一定年齢以下と一定年齢以上が強いんですよ、で10代は微妙なライン。

その他の説について・宇宙世紀なのでは?

これに関しては微妙、多分ないです、宇宙世紀の場合水星方面はほとんど描写がなく、大体が地球から木星の間で物語が完結しています。確かに描写がない、空いてはいるのですが、水星は環境が極めて過酷なため、少なくとも宇宙世紀の技術では人類の進出はかなり困難と言わざるを得ない。という宇宙世紀の設定的な問題と、アナザーガンダム自体が肥大化する宇宙世紀が限界に来たのと、続編を繰り返すと過去の設定をスタッフが把握できない問題や、客側が設定を理解できず混乱するという問題があります。
その上10代向けと言っているので相当最近のアニメ要素が入ってくるので、宇宙世紀にするのは設定的にもキツイと思います。
つまりスタッフの原作把握、宇宙世紀的に水星は厳しい、10代向けというコンセプトから多分宇宙世紀はないと思います。

またアナザーの既存世界観も使わないと思います、使うなら逆に種劇や鉄血特別編みたいに最初から言うと思います。

魔女という言葉から最後は処刑されるのでは説

魔女裁判で処刑される可能性が一部で指摘されていますが、これはよほど上手くやらないとオルガの二の舞になりそうなんですよね、止まるんじゃねぇぞがまた発生するのもどうかと思いますので、避けたほうが良いかなぁと思うんですが。やらないとは言い切れないけど正直オルガの二の舞は避けたほうがというのが私の意見。

ボーイミーツガール路線
これに関してもちょくちょく見かけるので一応、如何せんまずXでやっちまったこと、更に最近はこういう路線は多くないというか昔から一見王道のようで意外と少ないのがこの路線。
それにあまりにも守られ系はある程度非難が来ますし、ガンダム的にはどうなのか?と思う部分はあります、ティファに関しては最終的にサブパイ化してましたし。
あとこの手の姫型ヒロインはVガンダムで強烈なアンチテーゼとも言うべきキャラが出てしまったのも割と大きい、正統派姫型ヒロインがガンダム世界に誕生すると下手するとカテジナさんやシャクティみたいな運命が待っているんですよ。そのためかリリーナは正統派とは言い難いかなりキワモノな性格してますし。

水星はあくまで比喩表現であり、実際には関わらない説

これはありますね、金星ですら灼熱でアレなのに、水星というと更にアレですから、水星圏コロニーとかキツすぎて無理があるということで、水星方面から常に出現するガンダムだから水星の魔女で実際にはそこまで行ってないとか。

水星の魔女はMSの異名でパイロットは男
つまりMSはヒロイン、つまり俺がガンダ(ry
ありえなくはなさそうな予想。

水星→水の星→地球説

この説はTwitterで何度も指摘されているものの、英語タイトルがまんまMERCURYってあるせいでマジで水星だってなってる。

私の思うところ・ダイソンリングが建設できるレベルの世界なのではとも思ったり?

ダイソンリング、つまり太陽の周りにエネルギーを集めるリングを作るやつ、かなり文明が進んだ世界でないと無理な奴、これを作るというレベルになれば水星あたりにも進出してもおかしくないような、という話。

結局の所・PVまではわからない
正直女主人公ってロボットアニメ的にどうなのというのがテーマでした、女主人公が持つターゲット層とロボットアニメが持つターゲット層が絶妙に噛み合わないのと、機械というテーマが女主人公と合わないのがここまで女主人公のロボットアニメを作られなかった原因になっていたという話です。

もし女主人公だった場合期待すること
この記事を書いていて初めて気がついたいのですが、ロボアニメ女主代表が未だにタカヤノリコと泉野明なんですよ、既に30年以上前のキャラが代表で、それ以降派手に目立つやつがそんなに居ないんです。だからもし女主だった場合、ずーっと代表が80年代末のOVAから変わってない状況を変えるくらいの主人公を期待したいですね。

トップもパトレイバーも88年なんですね…凄い偶然。逆に88年が女主ロボットのピークと言える…こんなブログを書いている私ですが、この記事を書くまでその事実に気が付かなかったですもん、ビビりますわ、なぜ88年にこうなったのか、全くわかりませんもん。なのでいい加減30年前が代表作というのもどうかと思うので、もし女主なら新たな代表作目指せ!ってなります。

2021年09月15日

次の水星の魔女が今後10年のガンダムの成否を占うことになると思うという話


水星の魔女の発表時に書いた私の主張(セルフコピペ)
次の水星の魔女ですが、この作品の結果次第で20年代のガンダムの展開が決まると考えます。ガンダム大投票の結果を見ると40代から20代までの投票がとても多く、10代の投票が少ない傾向がありました。

40代が宇宙世紀、30代がSD、20代が種とかその辺と考えると、10年代のガンダムがイマイチハネなかったのがなんとなくわかります。

今のガンダムはというと、グーグルトレンド的には確認できる限り種死の時代からずっと右肩、ガンプラは品薄で転売屋が暴れています。
つまり「話題になってない割には売れている」というのが今のガンダムの傾向なんです。

10代人気がない、話題になってない、でも商品は売れているというデータから導き出せる結論は、常連的な客は買っているが、世間的に影が薄いという状態です、これは今は良いけど後が怖い、この記事を読んでいる人たちもかつては子供だったからわかると思うんですが、子供から見た「名前だけ知ってるけどよくわからないなにか」的な感じの立ち位置ががガンダムという感じでしょうか。

だから今のガンダムに必要なのは話題性になります、商売としては機能しているのに話題になってないので。


ガンダムのサイクル・ガンダムは10年前後で1サイクルしている
うまく説明できないんですが、ガンダムって大体10年くらいでサイクルが回っている感じなんですよ。

1st起点の宇宙世紀のサイクルが79〜93まで、SD起点のサイクルが80年代後半から90年代後半まで、便宜上スパロボもSDサイクルの中に入れておきました、種やPS2のガンダムゲーなどを中心とするサイクルが00年代に、という感じで、そして10年代ですが、一応AGEが起点になるはずだったのがイマイチ起点らしい起点が無いままズルズル令和になってしまった感じなんですよね。

1st、宇宙世紀等のサイクル→90年代冒頭まで
SDや平成御三家等のサイクル→80年代後半から90年代後半まで
種やPSガンダムゲーのサイクル→00年代いっぱい
AGEやBF等のサイクル→10年代
という感じなので、水星の魔女がまさに、令和サイクルとか水星サイクルとでも言うべきものの起点となれるか否かが注目されると思うんですよね。

ということなので、次のサイクルが始まるか始まらないかがこの水星の魔女の成否にかなりかかってるんですよ。もし水星が空気だと、話題性という面と10代開拓という面では空気で、常連でもってるという現状がそのまま続くことになるので、すごく重要。

ポケモン界隈だと一部で6年から10年のサイクル説が主張されてて、あっちはわかりやすいんですが、96年赤緑発売、06年DP発売、16年GO配信という感じで6年にヒット作が出てその勢いで10年もたせるという説がポケモン界隈にはあるんです。ガンダムはそこまでわかりやすいサイクルはないです。

所謂令和ガンダムがつまり水星の魔女

実はこの水星の魔女が事実上令和ガンダムになります、今まで令和に制作されてたガンダムは基本的に閃光のハサウェイみたいな、それ以前の作品が土台となっているものが多いので、事実上これが令和ガンダムになるんです。

それだけにかなり責任重大ですね。

初の10代女主人公説※1

タイトルに魔女とあるせいで、そういう説が出てきてるんですよね。ちなみに10代と書いたのは20代は一応ではありますが居るので。

これさっきクソコラムで書いていて、そしたらガンダム新作が発表されてしまったので急遽そっちに反応するためにこっち書いてまだ上げてないんですが、最近のコンテンツの明暗は「女性層が開拓出来たか否か」が大きいという説をクソコラムに上げてたんですよ。

私は基本ゲーマー目線なんで、ゲームやっていると「女性ウケが悪いゲームは売れない」ということを痛感しているので、最近の売れ筋ゲームを見ると女性バイバイ系はあまり売れてません。シューターですら女性参加がある程度あります、逆に純粋な女性向けのゲームも売れないという問題があります。

なんで今回の水星の魔女に求められるのはそういう方面もあると思うんですよね。

基本的にロボットアニメにおける女主人公って良くも悪くもオタク向けのエロ要員という扱いなので、どういった主人公像に出来るかというのも気になるところではあります。女主人公説が正しい場合、そういった伝統的なエロ要員ではないタイプが求められると思うんですよね、同性受け的なものも考慮しないといけないといいますか…。

こういう目線で書くとパトレイバーの泉野明は結構異質ですね、彼女の場合ある意味「少年主人公」っぽい「成人女性主人公」という変わり種で、少年誌に成人キャラ主人公の漫画を乗せるための変化球的なところを感じます。

ということなので、水星の主人公像にも注目です。


種の亡霊が消えた初のガンダム

私もオタクやって長いのでわかるんですが、荒れた作品や盛り上がった作品は亡霊を生みます。例えばFF7です、このFF7は2種類の亡霊を生みました、7が成功したせいでFFシリーズが7に常に引っ張られるという意味でのシリーズ内での亡霊と、7が成功したためFFを意識したJRPGがたくさん作られるという意味での業界内での亡霊が同時に産まれました。
この亡霊は結果的にJRPGというジャンルを迷走させたというか、オブリビオン以降の洋ゲーRPGの発展に置いていかれる原因の1つになってしまったという事がちょくちょく指摘されています。
更にFF8の亡霊、この8は要は賛否ゲーで、それ故に未だにこれでレスバになるような作品です、なのでこっちもこっちで亡霊化してるんですよ。

ガンダムの場合種の亡霊化が酷かった、少なくとも10年代までは種の亡霊的なものを感じる機会がありました、ファンサイドでは亡霊は15年頃には消えているのですが、制作サイドでは10年代いっぱいまで亡霊が居た感じ。
あと宇宙世紀の作品は1stを起点とします。つまり大なり小なり1stの残留思念的なものの影響を受けます。

つまり水星は良くも悪くも種の影響が「多分」ない初のガンダムで、1stの残留思念的な影響も相対的に少ないガンダムになるはずです、つまり良くも悪くも「新しいガンダム」になるはず。これが吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、上に書いたように、水星に求められるのはサイクルの起点だと思うので、それが可能になるかもしれないと私が思う理由です。

水星は「新しいガンダム」になるのではないか

今のガンダムは良くも悪くも種の時、つまりガンダムゲームが売れてるとか、ダムA創刊とかのガンダム再注目的な派手な雰囲気が無く、ガンプラは売れているけど話題性に乏しいというなんとも言えない雰囲気が漂ってます。
安定してるけどどこかジリ貧感がある、かつて炎上したガンダムたちもすっかり古い作品になってしまい、立場がぼやけている。種ですらも水星の年には20周年になり、すっかり昔の古い作品になってしまった。

そんな環境下で水星は出発することになります、この曖昧な状況下かつ「水星」というガンダム的には空気なキーワードが使用される、その上既に種も過去の作品になり(ただしイマサラ劇場版はやる)、良くも悪くも既存のガンダムの延長とはやや違う形になると思います。つまり「新しいガンダム」を目指しているような印象を受けます、同時期に古いガンダムの中でも特に古い、ある意味有名でマイナーなドアンをセットでやることが逆に「水星は新しくする」という意思を感じる部分でもあります。

種の時って逆に「ガンダムの展開を(できれば)もう一度再調整して一本化したい」的な意思を今思い返すと感じたんですよ、でも水星は違う、もう一本化は諦めてる、その上で新しいのをやるっていう意思が良くも悪くも感じられます。だから本当に内容が読めない、故に新しいガンダムになりそうというわけです。

最後に

最近のガンダムは「傾向不在」なんです、だからこそ水星はどっちにも転びそう、なのでややおっかなびっくりした心境で待っていたいと思います。

7年ぶりのアナザーガンダム新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女」他「ククルス・ドアンの島」などが発表された

来年放映予定のガンダム新作が発表されました。

水星の魔女はガンダムの7年ぶりのテレビ放映される新作ということですが…

https://g-witch.net/←公式サイト、ほぼなにもない
ちなみに鉄血の初報はただのシルエットだけでタイトルすら不明、AGEの初報は私の曖昧な記憶を辿るとキービジュつまり爺、アセム、キオとAGE1が映ったポスターだった気がします…。

7年ぶり?って思うかもしれないですが、よく考えると鉄血以降の作品って、OVA、WEB限定、劇場版ばっかりでしたからね、ただBDはTV放映されているはずですが、ガンプラものだからほんへ扱いじゃないということでしょうか、新作という表現なので「ビルドシリーズの新作」なので完全新作じゃないということでしょうか。確かにテレビ放映された作品無いですね、完全新作って目線なら7年ですね、毎年なんかやってるので久々感はあるけど無いって感じですが。

基本的に今やってるガンダムは宇宙世紀ないし既存作品、世界観の延長なのは確かです、ビルドも既存ガンプラがあって初めて成り立つシリーズですし。

それ以外にククルスドアンの島の映画化、鉄血の特別編の制作の発表も。ククルス・ドアンと言われるともう某YouTuberのイメージがあるんですが…。

他のニュースとして、福岡に実物大ガンダム像が。RX-93ffνガンダムという新規機体らしい…ロングレンジフィンファンネルというなの巨大な支柱を装備したガンダム。


以下私の考えを述べる節

いつもの私のクソコラムのノリなので読まんほうが良いです。

次の水星の魔女ですが、この作品の結果次第で20年代のガンダムの展開が決まると考えます。ガンダム大投票の結果を見ると40代から20代までの投票がとても多く、10代の投票が少ない傾向がありました。

40代が宇宙世紀、30代がSD、20代が種とかその辺と考えると、10年代のガンダムがイマイチハネなかったのがなんとなくわかります。

今のガンダムはというと、グーグルトレンド的には確認できる限り種死の時代からずっと右肩、ガンプラは品薄で転売屋が暴れています。
つまり「話題になってない割には売れている」というのが今のガンダムの傾向なんです。

10代人気がない、話題になってない、でも商品は売れているというデータから導き出せる結論は、常連的な客は買っているが、世間的に影が薄いという状態です、これは今は良いけど後が怖い、この記事を読んでいる人たちもかつては子供だったからわかると思うんですが、子供から見た「名前だけ知ってるけどよくわからないなにか」的な感じの立ち位置ががガンダムという感じでしょうか。

だから今のガンダムに必要なのは話題性になります、商売としては機能しているのに話題になってないので。 
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