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ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2021年09月18日

ガンダム水星の魔女についてネットの予想なんかも含めて色々考えてみる、特に女主人公説とロボットアニメにおける女主人公の歴史について、ロボットアニメと女主人公は相性が悪いという話と、ロボットアニメにおける女主人公のピークはある意味88年

ガンダム新作、水星の魔女についてのネット予想

先程、ガンダムの新作「着丼戦士ガンダム水星の魔女」が発表されましたが、PVどころかキービジュすら発表されず、何も情報がない状態の中、水星の魔女というタイトルから推測できる範囲で色々推測されています。
そしてタイトルに「魔女」の文字があるため初の女の子主人公(女主人公は一応だが居るが28歳なので)になるのではないかという説が囁かれています。TVシリーズという目線ではガチで初になります。

ここではほとんど女主人公説についてです、それ以外にも気になる説は多少言及します。

水星の魔女が女主人公説

タイトルに魔女があるため、その説が囁かれています。

一応根拠もあり、鉄血も「女主人公でも良い」と言われていたらしいので、一応女主人公は「可能性はある」んですよね。

別に初めてでもないんですけどね、STARGAZERが一応あるので。ただマイナー中のマイナーなのでイマイチ。

といってもこのタイトルだけでは全く情報がないので、仮に女主人公だったとしてどうなるかという面を考えていきます。まずロボットアニメにおける女主人公の事例の少なさについてです。

ロボットアニメで女主人公の事例が少ない

実はロボットアニメにおける女主人公って事例が少ないんですよ。30本に1本位あれば良いってくらいガチで少ない。本当に少ない、リストを見てきたんですが本当に居ない。

ロボットアニメの女主をチョイス
あまりにも少ない女主人公ロボアニメ、なのでチョイスしてみます。

70年代
ゴワッパーファイブゴーダム→初のメインパイロット女、なおかなりの重量級機体、商業的に失敗している、出来自体は全盛期タツノコパワーで良い、ダイナミックロボの展開が終わりに差し掛かってガンダムが始まる前の時期の作品で、ロボットアニメが色々次を模索していた時期のものなので、特異な設定が多い

80年代
超時空騎団サザンクロス→ごめんなさい私見たこと無いので、ただマイナーではあります

ダンガイオー→OVAでヲタということもあり、男1女3全員レオタードというエロメイン外見、一応主人公は女主人公だが、メインパイロット自体は男、打ち切りで描写が少なく評価しにくい

イクサー1→OVA、やはりヲタ向けだが、ロボットアニメとしてやや微妙な作品なのでどう評価していいのやら、生身戦闘ロボありという構成なので

ガルフォース→OVA、一応ロボットアニメですがロボットアニメ色は少なめ

トップをねらえ→OVA、この手の路線のOVAとしては最大級の成功作で、ブルマ美少女のスポ根パロディの派手なロボット活劇
王立宇宙軍 オネアミスの翼がコケたのでその負債を返すために制作されて、商業性を重視したため、OVAとしては大ヒットしたみたいです
しかし大ヒットといっても3万本であり、多数の人の目に見られたわけではないマニア向けの作品ではあるのですが、その後のスパロボ参戦や定期的な配信などもあり、明らかに当時の購入者の数十倍の人の目に触れている…と思うんですが、このあたり気になるところですね


パトレイバー→ギリギリ80年代の作品、事項で解説するが、比較的成功した例、あくまで警察官であり軍人でもなければ冒険家でも無く、正義の味方でも無くという特殊な立ち位置の作品であり、また30分玩具CMではなく漫画家中心で企画してOVAと漫画ベースで始まった作品なので本当に特異、また主人公像も他の女主人公とは一線を画した描写がなされている

90年代

魔法騎士レイアース→少女漫画路線の作品でなかよしで漫画が連載されている

天空のエスカフローネ→一応女主人公だけど異世界でロボットに乗ったイケメンに合うという昔の少女漫画的なシチュであり、当人はロボットには乗らないタイプ、特殊能力は占いで戦闘力に直接つながるようなものではない

思春期美少女合体ロボ ジーマイン→見たことないですごめんなさい…

00年代

ほしのこえ→新海誠初監督作品、自主制作の短編劇場アニメ、20世紀の作品と違い男女の役割が逆転している傾向が見られます(待ってるのが男)

FLAG→無料公開されている1話しか見たことないですが、極めて特殊で主人公は戦場カメラマンという作品、パイロットではないです

機動戦士ガンダムSEEDSTARGAZER→短編、主人公が28歳の研究者というかなり異質な作品、主役メカのスタゲも一応戦闘用ではなく宇宙探査用

アイドルマスター XENOGLOSSIA→何故かアイドルゲーのアニメ化がロボットになってしまった奴、詳しくは各自ググってください、そのせいで一時期は原作レイプの代表として荒れまくっていた時期もあったものの、その後もアイマスアニメが複数出てきて沈静化した
あくまで隕石破壊用、あと厳密にはロボットではなくロボット風のアーマーをまとった異星人

ダンクーガノヴァ→唐突に出てきたダンクーガの新作、一応女主だけどコメントしにくい作品

10年代

輪廻のラグランジェ→鴨川、まるっ、ご当地アニメブーム?に乗っかった作品、だけど如何せんある種の露骨さがありすぎて叩かれもした


直球表題ロボットアニメ→あくまでアンドロイド系のメイドとかそういうロボットがロボットアニメさながらの戦闘シーンを繰り広げる戦闘用ロボットたちを見てなんとか戦争終わらせる方法ないかなーって模索する中で漫才する話

エガオノダイカ→キービジュだけだと一見百合風だが、実際にはアルジェヴォルンとかの21世紀のB級マイナーリアルロボットの系譜、話の展開もあってかあまり評価は高くない

クロスアンジュ→ガッツリ割とエロ路線の作品、そこそこ受けるB級って感じの路線

グランベルム→所謂百合作品、シチュとしては最強の魔力の継承者になる魔女を決める戦いで、要するにGガンダム、ただし戦闘は戦闘用フィールドが特定タイミングで出現して、一般人は一切それを知らないという特異なもの、ロボは魔法による召喚、生成路線で機械ではない

ピックアップして感じること・女主のロボットアニメ少ないだけでなく変わり種が多い

まず、少ない、滅茶苦茶少ない、それだけでなく多くの作品が「主人公だけどロボットには乗らなかったりメインパイロットではなかったり」「純粋な戦闘用ではない」「シンプルな戦死者が出にくい」「ヲタ向けOVAで短い」「特定のジャンルや形式に当てはめにくい作品」「なぜロボットアニメなんだ」という感じで変わり種が多い。

特に女主だけどパイロットとは言っていない系がそこそこあります。ある種「普通のロボットアニメの範囲内」での作品になると本当に少ない。特に4クールはまず無く、長くて3クールなのも特徴。

大きく目立つ作品になると、トップをねらえ、パトレイバー等ガチで一握りですね。この2作品の特徴としては、割と直球ストレートに女子がロボットに乗る作品でもあります、方向性は違えど。パトレイバーに関しては特車二課第一小隊の南雲隊長は女性ですし。
トップはパロディ多めブルマ女子とキワモノ感も強いものの、話自体はキワモノっぽさを出しつつも真面目なんですわ。

ロボットアニメの女主人公は難易度高い

そもそもロボット以前に「アニメにおける女主人公」ってどういう意味があるのを考えてみます。

根本的に女主人公の場合ターゲット層は大きく分けて2種類に大別される、1つが所謂ヲタ、前ら向け、もう一つが女性向けというニュアンスになります。
逆に男児向けにはなりません。ロボットアニメ自体が男児向けの作品として作られてきた歴史があるので、自然女主はキワモノの立ち位置になってしまうわけです。

バトルヒロインというものを考える

少なくともバトルヒロインという概念自体が70〜80年代にはキワモノだった、更に前の50〜60年代においてはキワモノどころかそもそもそういうのがほとんど無かった。

まずバトルヒロインとしてはサファイア姫がまず挙げられますが、彼女、あくまで男女両方の心を持つという設定。あと有名なのがオスカルですが、彼女の場合は父が男として育ててます。彼女らは男の役をやっているという形を取っています、またターゲット層は主に女子層であり、枠としては少女漫画にあたります。

80年代になると今度はヲタ向けのOVA作品が増えたこともあり、エロい格好をしたキャラがバトルするタイプの作品が増えたものの、まずOVAという路線もあってあまり人目に良くも悪くも触れない、そしてある種の悪趣味さ的なものがバトルヒロインという概念に強く出てしまった感もあります。

90年代に関してはセーラームーンブームがありました。その後00年代初頭になるとより戦闘的なプリキュアが出てきます。
この時代は和ゲー全盛期ということもありゲームに目を向けると、90年代を通してかなり女性キャラの採用率は上がってる傾向があるんですよ、90年代初頭と00年代初頭だと相当数が増えています。またこの手の女性主人公はやはりヲタ向けと女性層向けとその両方という側面がやはりそれぞれあります。格ゲーなんかの女キャラは格ゲーの女子率が低すぎてヲタ向けになってますし、スパロボも早いうちに女主を選択性で採用しましたが、ターゲット的には男向けのゲームなのでヲタ路線。
個人的に印象的だったのがスパロボJをある女性実況者が実況していた時、かなり昔の動画で今もあるかしらないんですが、スパロボJは知っての通りギャルゲ路線、なので男主人公を選択→冒頭ギャルゲ展開、これに対して実況者は「女主人公を選んだら逆ハーレム?」という反応を返しており、その発想はなかったとなった思い出があります。総合的言うとある程度新しいゲームはシナリオが濃くない場合大体男女選択可能な作品が多いです。
せっかくだからスマブラのプレイアブルの女性キャラなんかは最初はサムス(と一応プリン)しか居なかったためかなり増えています、そもそものキャラが滅茶苦茶増えたんですが。

00年代になると良くも悪くも深夜アニメが一気に増えてきて、逆に全日枠に関してはやや曖昧な感じになってきました、ここ10数年の傾向としてガチの幼児向け以外のアニメが軒並み深夜化、視聴率が取れない枠なので一時期はアニメ自体の死滅すらある意味危惧された感があるものの、今度はネット配信が普及したので深夜アニメも見やすくなってきて、最終的に鬼滅ブームなどに繋がっていきます。総合的に言うとアニメ視聴者はネット利用率が高く、それがそのまま現状に繋がっている感じですね。

という感じで総合的に言うと「60年以上の時間をかけてゆっくりとバトルヒロインは拡大している」という感じだと思います。それもヲタ向けと女性向けの両方からじわじわ拡大している印象。ただロボアニメ女主って目線だとある意味タカヤ・ノリコ、泉野明以降あまり目立つのが居ないという印象も受けます。

ジェンダーレス化が進んでも未だに越えられてない「女と機械の壁」

最近はいろんなものがジェダーレス、フリー化しているのは確かなんですよ、かつてはおじさんの趣味だった野球や釣りやゴルフなんかも最近はおじさん(この場合団塊〜団塊ジュニアの密度が高い世代)がおじいさん化し始めたのもあってか限界が来ているせいか、〜女子みたいな感じでどこも新規開拓のために女性層を開拓しようと必死になってるんですよね。

スポーツ系はむしろ二次元関係より露骨、ある程度古くから開拓できていた二次元よりも、開拓が遅れていた分野なので、個人でやる分野は比較的そういうのが緩いんですよ、二次元は個人単位の分野だから良くも悪くも比較的緩い、スポーツ系も見てみると個人〜小規模が先発で、大規模チームものや格闘技が後発な印象を受けます、見る方もやる方も。

そんな時代でも、未だに男の世界である続ける分野というものは結構あります。その代表が「機械」なんですよ。

これは私の通っていだ大学の工学部のある学科の話なのですが、10数年前とはいえ、ある世代で女子1人だったと聞いています、私は工学部じゃないので知人経由ですが。これくらいジェンダーレス化しようが機械は未だに男の世界なんですわ、やや昔の話ですが。

ちょうど面白い記事を見つけたので
https://daigaku-research.com/791/
これによると大半の工学部の女子率が2割以下ですね、一部半数が女子みたいなのもありますが

とにかく女は機会が苦手、というのは太古の昔から常識でしたが、この常識を破るような人間は未だにあまり出てきていません、所謂リケジョもバイトとかそっちの系列が多く(私の知人もバイオ系)、機会とかそういう系統、特にソフトウェアではなくハードウェアになると本当に全然居ないんですよ。

それがコンピューターであれ、ロボットであれ、車であれ、作る方であれ、動かす方であれ、最近〜初の女性船長的なニュースをちらほら見ますが、それだけレアな存在。とにかく機械という機会が男の世界なんですよ、彼女らは「動かす側」にあたります。
ちなみに船の性別は女性とされますが、これも理由があり、船が男社会、乗っている人間が全員男なので船だけでも女ということでこのような表現になるそうです。これは結構国を問わず似たような傾向みたいですね、なんで艦これが美少女なのも間違っては居ないんですよね。

機械に夢持って語る人物って良くも悪くも「SF(この場合ロボットアニメも含むかなり広義の)がまだ元気だった世代で、機械が発達した未来を夢見た少年の成れの果て」みたいな人が多い。特に機械、つまりハードウェアベースの考え方って昭和的なんですよね、平成になるとソフトウェアが重要になってきて、昭和ほどハードウェア的な発想が消えてくるんですよね、これはまた別のロボットアニメ衰退論になりますが。

これがそのままロボットアニメと女主人公との相性の悪さの原因になってるんですよね、男は機械が好き、女は機械が嫌いという常識は未だに破られていないんです。

極めて特異な例、女主人公泉野明

パトレイバーの主人公、泉野明、彼女は本当に特殊なタイプ、まず外見だけど低身長、童顔、ショートカット、胸はそれほどない、と少年にしか見えない外見をしていますね。つまり女っぽさをそれほど強調していない、どちらかと言えば合法ショタっぽい成人女性、という役割を与えられているんです。私も漫画初見時はえ?女?って反応でしたし。

これが何を意味するかって言うと、あくまで私の推測なのですが、パトレイバーは少年誌向けの漫画という側面が強く、アニメは後からという事らしい、となると初年感あるけど大人のキャラをリアリティある設定(つまり合法ショタではなく)で出すためのキャラと考えると割とわかりやすい。サンデーの連載だから成人主人公は微妙、結果少年ぽい成人女性が採用されたって考えるとなんかすごく納得できてしまう。実際に泉野明の立ち位置、性格は少年っぽさのある成人女性としか言いようがなく、パトレイバーの作品の対象年齢、性別を曖昧にする効果があったと思います。

ただ女主であることはそれなりには強調されており、榊清太郎(メカニックの老人、おやっさん)と絡む際にある種時代が変わった的な意味を持つ発言(男でも事務一筋のやつも居るなどと)をされたりしている。またおやっさんの描写もあくまで彼はハードウェアの人間でありソフト面は疎いオールドタイプの整備士として描かれており、当人も自覚があり、全体として「女性の社会進出」「ハードウェアからソフトウェアへ」という流れをわりとしれっと描いている作品と言えるかもしれない、今見ると結構発見の多い作品でもありますね、携帯電はは逆に古い作品故に普及していなかったり。

ヲタ向けとしてのロボットアニメ女主人公時代の終焉・メカと美少女は過去のもの

80年代くらいにヲタが好きなものとしてよく「メカと美少女」が挙げられていました。だからこそ80年代OVAのはそういう路線が多かったです。しかし今はメカが抜け落ちています。
なんでヲタ向けの美少女物をやろうとするならば生身戦闘で良いんですよ、ロボが邪魔、むしろエロいキャラが戦ってるのにロボをまとっているのはダメ、シンフォギアとかはまさに其の象徴だと思います。エロい格好だけど装備はまとうただし体は見えるという感じ。

ガンダムは比較的女性客を狙ってきた歴史があるアニメ・故に腐っぽい方向になりやすい

ただこれはあくまでイケメン出して釣るという方向がメインでした、まあつまりシャアですね。アニメ界の代表的イケメンとして半世紀弱君臨し続けているイケメンです。でも情けない奴ですが、かえって更に人気を出す効果があったりしてます。

ガンダムがどうも所謂腐向けに偏りがちなのもある意味理由があって、ガンダム自体が30分cmとしての側面を持ちつつも、女性客に対するアプローチも積極的だったシリーズという事があり、結局のところ女受けの悪いメカはどうしようもないのでキャラで釣る、女主人公では30分cmのターゲット層である男児受けが悪いので、となると落とし所として美少年路線になりがち。

あくまで少年層にフォーカスしつつ女性層にアプローチってなるとこの形になりやすいんですよ、でもってヲタ向けとしてのエロ女主層はこの2つの層を取りこぼす。だから女主という選択肢はかなり際どいポジションになります。

所謂女主というのはターゲット層がヲタ向けか女性向けになる、そしてヲタ向けのエロ路線は女性向けにはならない、更に単純なエロアニメならロボが邪魔、そして男児受けは悪い、という問題点を抱えているが故に常に女主人公はロクに採用されなかった。
ロボットアニメの女主人公の代表というか、一番知名度がありそうなのが女主人公って目線だと結構異質な泉野明なのもロボットアニメが抱える問題をある意味はっきりと表していると思います。

実はポケモンはある意味すごく女主問題を抱えている作品なんですよ、ゲームの方にセレナっていう女主人公が居るんですが、彼女は確かにスイーツ好き、オシャレ好きの設定は各種公式イラストやポケマス等の描写から多分あるのですが、バリバリの戦闘屋でもあります、ゲームをベースにしたMVのGOTCHAを見ると男主人公差し置いて人気ナンバーワンのポケモンのかえるを連れてミューツーと対峙している姿がはっきりと描写されています、バリバリの戦闘屋描写ですし扱いも良い(男主人公は主人公集合シーンでしか出番がないため、ポケマスでも使えなくて不遇である)。
しかしアニポケ、つまりポケモンアニメでは初期こそゲームの面影があったものの、途中で外見を変更、男子禁制のパフォーマンス路線にシフトしてロクに戦いません。故にアンチからつけられたネーミングは「ニセレナ」、あまりにも原型留めてない描写から偽物扱いされる用になりました。
男児向けに制作されているアニポケはそれ故に原作のニュアンスを歪めまくる問題があって、特に最近は荒れやすい原因になっています。ユメノツボミが妙に好意的に受け取られたのもその辺の問題を感じるんですよね私の場合…母娘共に結構な戦闘屋ですし、特に母の相棒は可愛さ捨ててバリバリの戦闘用ポケモンですし。


ガンダムの対象年齢と女主人公

ここで魔女に関してですが、対処年齢は10代としています、この10代は10〜19、正直10歳と19歳だとかなり変わります、が仮に間を取って14〜15だと…なかなか絶妙なラインですね。本当に絶妙だ。鉄血はやや対象年齢が高く、AGEは低い(割に主人公は爺)だったりしたのですが、魔女は各種言動から種くらいのターゲッティングには感じられます、多分令和の事実上の第一作になる立場なので、これから10年のサイクルの始まりにするためのガンダムというスタンスを感じます。
ハサは原作は30年前、リライズはBDの続編等過去作殿つ関連性があるものが多いので、明確な令和ガンダムという目線だと魔女が最初になる上に、鉄血から7年も経過してしまった現状、事実上の令和ガンダムである魔女はどこへ行くのか、正直すごく気になってます。

女主に関してはその10代というワードから、特に女主に抵抗が強いであろう12歳以下は今回はそこまでターゲットに入れていない感じはあるので、若干可能性は増えます、女主に抵抗があるのは一定年齢以下と一定年齢以上が強いんですよ、で10代は微妙なライン。

その他の説について・宇宙世紀なのでは?

これに関しては微妙、多分ないです、宇宙世紀の場合水星方面はほとんど描写がなく、大体が地球から木星の間で物語が完結しています。確かに描写がない、空いてはいるのですが、水星は環境が極めて過酷なため、少なくとも宇宙世紀の技術では人類の進出はかなり困難と言わざるを得ない。という宇宙世紀の設定的な問題と、アナザーガンダム自体が肥大化する宇宙世紀が限界に来たのと、続編を繰り返すと過去の設定をスタッフが把握できない問題や、客側が設定を理解できず混乱するという問題があります。
その上10代向けと言っているので相当最近のアニメ要素が入ってくるので、宇宙世紀にするのは設定的にもキツイと思います。
つまりスタッフの原作把握、宇宙世紀的に水星は厳しい、10代向けというコンセプトから多分宇宙世紀はないと思います。

またアナザーの既存世界観も使わないと思います、使うなら逆に種劇や鉄血特別編みたいに最初から言うと思います。

魔女という言葉から最後は処刑されるのでは説

魔女裁判で処刑される可能性が一部で指摘されていますが、これはよほど上手くやらないとオルガの二の舞になりそうなんですよね、止まるんじゃねぇぞがまた発生するのもどうかと思いますので、避けたほうが良いかなぁと思うんですが。やらないとは言い切れないけど正直オルガの二の舞は避けたほうがというのが私の意見。

ボーイミーツガール路線
これに関してもちょくちょく見かけるので一応、如何せんまずXでやっちまったこと、更に最近はこういう路線は多くないというか昔から一見王道のようで意外と少ないのがこの路線。
それにあまりにも守られ系はある程度非難が来ますし、ガンダム的にはどうなのか?と思う部分はあります、ティファに関しては最終的にサブパイ化してましたし。
あとこの手の姫型ヒロインはVガンダムで強烈なアンチテーゼとも言うべきキャラが出てしまったのも割と大きい、正統派姫型ヒロインがガンダム世界に誕生すると下手するとカテジナさんやシャクティみたいな運命が待っているんですよ。そのためかリリーナは正統派とは言い難いかなりキワモノな性格してますし。

水星はあくまで比喩表現であり、実際には関わらない説

これはありますね、金星ですら灼熱でアレなのに、水星というと更にアレですから、水星圏コロニーとかキツすぎて無理があるということで、水星方面から常に出現するガンダムだから水星の魔女で実際にはそこまで行ってないとか。

水星の魔女はMSの異名でパイロットは男
つまりMSはヒロイン、つまり俺がガンダ(ry
ありえなくはなさそうな予想。

水星→水の星→地球説

この説はTwitterで何度も指摘されているものの、英語タイトルがまんまMERCURYってあるせいでマジで水星だってなってる。

私の思うところ・ダイソンリングが建設できるレベルの世界なのではとも思ったり?

ダイソンリング、つまり太陽の周りにエネルギーを集めるリングを作るやつ、かなり文明が進んだ世界でないと無理な奴、これを作るというレベルになれば水星あたりにも進出してもおかしくないような、という話。

結局の所・PVまではわからない
正直女主人公ってロボットアニメ的にどうなのというのがテーマでした、女主人公が持つターゲット層とロボットアニメが持つターゲット層が絶妙に噛み合わないのと、機械というテーマが女主人公と合わないのがここまで女主人公のロボットアニメを作られなかった原因になっていたという話です。

もし女主人公だった場合期待すること
この記事を書いていて初めて気がついたいのですが、ロボアニメ女主代表が未だにタカヤノリコと泉野明なんですよ、既に30年以上前のキャラが代表で、それ以降派手に目立つやつがそんなに居ないんです。だからもし女主だった場合、ずーっと代表が80年代末のOVAから変わってない状況を変えるくらいの主人公を期待したいですね。

トップもパトレイバーも88年なんですね…凄い偶然。逆に88年が女主ロボットのピークと言える…こんなブログを書いている私ですが、この記事を書くまでその事実に気が付かなかったですもん、ビビりますわ、なぜ88年にこうなったのか、全くわかりませんもん。なのでいい加減30年前が代表作というのもどうかと思うので、もし女主なら新たな代表作目指せ!ってなります。
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