いえねこFPの備忘録

ビットコインがCMEで先物取引が開始されるだとか、ETFになるだとか、浮かれている人々がいるようですが、よーく考えた方が良いことがあります。






先物やETFが上場されるということは、ヘッジファンドが空売りを仕掛けられるようになるという事でもあります。相当値動きが荒くなるというか、その時が来たらおしまいです。

「私だけは高値で売り抜けられる！」と誰もが思っているので、もうおしまいかもしれません。
ビットコインの取引量は3〜5割が日本だそうです。つまり日本でしか流行っていないんですよ！

2007年から2008年にかけてセカンドライフという仮想空間の土地を日本の大手企業がこぞって買い求めた事がありましたね。そこで使われる、ドルに交換できる仮想通貨リンデンドルも高騰していました。

セカンドライフは今廃墟です。

あと、「第二のビットコイン！新規に立ち上げる仮想通貨の幹部と極秘のコネクションを持っているので投資しませんか？」は全て詐欺です。そんな儲かる情報があったら、我々パンピーまで出資の話が降りてくるわけがありません。仮想通貨の情報商材ビジネスにはまった大学の後輩が出て来てしまったのですが、洗脳を解くのは困難を極めるので、スルーするしかありません。困ったもんです。

補足。
たしかに仮想通貨を支えるブロックチェーンの技術は、一目を置くべきものかもしれません。
しかし、そのことはビットコインの価値が無制限に増大する事の根拠とはなり得ません。冷静に考えて関連性が無いのです。
「ブロックチェーンはすごい！」→「ビットコインはバブルではない！」
これは、願望が生み出した思考の短絡です。
独立事象です。

ブロックチェーン技術を生かした新たな仮想通貨は、投機の対象としてではなく、低コストな決済手段として堅実に運用される時がくると思います。