いえねこFPの備忘録

前回、既存のハードウェア構成（4年前のもの）でマイニングしたところ、1か月稼働しても牛丼が食えないという悲しい結果だったのですが、ビデオカードを現行で最も効率の良いものに変更して参加してみることにしました。

いろいろ計算したところ、電力効率的にはGeForceGTX1060の6GBなんですが、将来的に2枚挿したりということを考えて、ほぼ同等の電力効率と1060よりも優れた投資回収期間が算出されたGeForceGTX1070にしてみました。グラボ代は税込み45800円。

性能の差は歴然、ゲームの描写が快適に変わりました。それはさておき。

マイニングについては夜間電力で8時間稼働して、およそ81円、電気代が15円、差し引き66円です。

一か月で電気代が450円、これなら家族にも怒られない。

差し引きお小遣いが1980円残ります。

ビットコインが今のレートで推移して、性能の陳腐化を考慮しなければ、23か月ほどで、グラボ代が回収できるという計算でしょうか。

なお、電気代が高くなる昼夜を問わず24時間操業すると、1か月の電気代が2,699円、差し引き収益が5,626円、ということで、8か月ちょいでグラボ代が回収できる水準となりました。

でも電気代が2700円も増えたら家族に怒られます・・・。
留守中にグラボフル稼働したら火事の心配もありますしね。

ゲーム用にグラボを買い替えた人が、趣味でお小遣い稼ぐ程度でしょうか。

性能の陳腐化は避けられないので、事業として投資するのは割に合わないと思われます。

補足。

AMDのRADEON系は、GPUは安いのですが、ハッシュレートに対する消費電力がGeForce系に比べて高く、電気料金が高い環境を考慮すると、採算が悪く回収までの期間も長くつく、という試算結果が出たことから、検討から外しています。