いえねこFPの備忘録

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魅惑のブルベアファンドにちょっとだけ足をつっこんでみました。

投資するかしないかは置いておいて、そういうのもあるんだと、怖がらずに見てください。







楽天日本株4.3倍ブル


わが国の株価指数を対象とした先物取引を 積極的に活用することで、日々の基準価額 の値動きがわが国の株式市場の値動きに対 して概ね4.3倍程度となることを目指して 運用を行います。

これって、何の4.3倍なのか、気になりません？

という事で、調べてみました。

こういう大事な事は、ファンドの目論見書や運用報告書にちゃんと書いてあります。（上記図のまる囲いのところです。）




証券会社のファンドの説明欄には「先物指数」とだけしか書いていませんが、これは「日経平均225先物」を対象としているという事です。

同様にこちらも

SBI 日本株3.7ブル


わが国の公社債に投資するとともに、株 価指数先物取引を積極的に活用し、日々 の基準価額の値動きがわが国の株式市 場全体の値動きの概ね3.7倍程度となる 投資成果を目指して運用を行います。




ということで、日経平均225の先物という事です。

いずれも、「日経先物○○ブル」と名乗らないのは、いろんな事情があるのでしょうね。

その値動きの大きさから信用取引の追証が発生しない版、と考えられます。当然、手数料や金利に相当する額は相当な額が引かれますし、売買のタイミングが一日1回しかありませんので、デイトレーダーにも不向きです。

ふむ、一体どんな人が買ってるんでしょうね。

イメージするターゲット

• デイトレードとしてはしない。
• 購入時手数料が高いので、頻繁な売り買いもしない
• 信用取引のように追証が発生する事がなく、金融機関の職員が買ってもとがめられない。
• どどんと倍率4.3倍！

日本の株価がじわじわ上昇を続けてくれることに中期的に賭けている、信用取引をしたくない層、という事ですね。2017年10月は日経平均16連騰と、そういう意味では大当たりの月ということになります。

コレ、下がる時にも4.3倍下がりますんで、なんらかの事情があってレバレッジ取引に財産を賭けてる方以外にはオススメできませんね。逆に、そういう覚悟で買う商品という事になります。


トヨタを100万円かいつつ、日経平均を100万円相当額売り建てるという、ロングショート取引ごっこをしたいとか、そういう健全な需要、あるんでしょうか。

まさかとは思いますが、自分は投資信託を販売しつつも、日本株が下がったら大儲けする方にこっそり賭けてる金融機関の職員とかが使っているとしたら最低です！
日本の株価のためにも2回ほどお亡くなりになってくださいまし！

さて、このシリーズはサボりがちでしたが、今回で終了することにしました。

というのも、WealthNaviとTHEOには最初30万円をあたえて、いくらのばすか、ということをやっていたわけですが、これには問題が。

• リバランス機能が一度も働いていない（ロボの意味がない！）
• いえねこ3号と残高の伸び率を比較するのが結構面倒！（あああ）

ロボのリバランス機能を生かすためには300万円ぐらいまとまった資金をロボ運用にあずけるか、毎月積み立てをするかなのですが、資金の制約もあり。
リバランス機能が働かないなら、投信買って放置でいいじゃない、ということで、1％の手数料を両社に抜かれるだけになってしまいます。

また、積立を始めてしまうと、パフォーマンス比較は難しいのです。

そこで、WealthNaviとTHEOの両方に毎月積み立て1万円を入れることとし、THEOについては「THEOにおまかせ」プランに変更することにしました。

今後は、WealthNaviとTHEOの元金からの伸び率とポートフォリオを比較していくコーナーにしたいと思います。

ということで人力いえねこ3号と最後の運用成績比較です。

WealthNavi


前回比+18,303(+6%)
トータル+27,921(+9.46%)

THEO




前回比+16.890(+5.66%)
トータル+22,613(+7.73%)

いえねこ3号

前回比+145,730(+5.21%)
トータル+340,051(+13.06%)


ということで、日本の中小型株に集中したいえねこ3号が勝利ということになりました。
わーぱちぱち。

米国、欧州、新興国、日本とすべて株式市場が順調だったため、どのプランでもなにもしないよりは増えた、というのが結果論だと思います。

次回以降はいえねこ3号は退場して、ロボ2社に1万円ずつ積み立てを掛けて、1か月に1回報告にしたいと思います。
なにより楽だから！

ビットコインがCMEで先物取引が開始されるだとか、ETFになるだとか、浮かれている人々がいるようですが、よーく考えた方が良いことがあります。






先物やETFが上場されるということは、ヘッジファンドが空売りを仕掛けられるようになるという事でもあります。相当値動きが荒くなるというか、その時が来たらおしまいです。

「私だけは高値で売り抜けられる！」と誰もが思っているので、もうおしまいかもしれません。
ビットコインの取引量は3〜5割が日本だそうです。つまり日本でしか流行っていないんですよ！

2007年から2008年にかけてセカンドライフという仮想空間の土地を日本の大手企業がこぞって買い求めた事がありましたね。そこで使われる、ドルに交換できる仮想通貨リンデンドルも高騰していました。

セカンドライフは今廃墟です。

あと、「第二のビットコイン！新規に立ち上げる仮想通貨の幹部と極秘のコネクションを持っているので投資しませんか？」は全て詐欺です。そんな儲かる情報があったら、我々パンピーまで出資の話が降りてくるわけがありません。仮想通貨の情報商材ビジネスにはまった大学の後輩が出て来てしまったのですが、洗脳を解くのは困難を極めるので、スルーするしかありません。困ったもんです。

補足。
たしかに仮想通貨を支えるブロックチェーンの技術は、一目を置くべきものかもしれません。
しかし、そのことはビットコインの価値が無制限に増大する事の根拠とはなり得ません。冷静に考えて関連性が無いのです。
「ブロックチェーンはすごい！」→「ビットコインはバブルではない！」
これは、願望が生み出した思考の短絡です。
独立事象です。

ブロックチェーン技術を生かした新たな仮想通貨は、投機の対象としてではなく、低コストな決済手段として堅実に運用される時がくると思います。

ときめきポイントを7000ポイント獲得したので、さっそくWAONに交換してみた、しようとしたのだが・・・。



このような機械、WAONステーションで「ダウンロード」することになるのだが、カードをセットするとWAONポイントは表示されるのだが、ダウンロードのボタンが出てこない！






＜イオンカードセレクト内臓WAONのときめきポイントからWAON交換の手順＞

とにもかくにも、一度、WAONをチャージして残高がある状態にする必要があります。

チャージは店頭でもできますが、何か買わないといけない感じになってしまうので、イオン銀行のATMで残高からチャージするのが楽だと思います。

この状態で（あとは使い切ってもいいみたいですが）ないと、ときめきポイントからのWAON交換の受け皿にはなれません。

次に、イオンクレジットカードのホームページで交換を申し込みます。

そして、ようやく、最初のWAONステーションで受け取り作業の「ダウンロード」をすることになります。

と、WAONにポイントをダウンロードしたいだけなのに、一度チャージをしないといけないというジレンマ。

イオンフィナンシャルの中の人！早く何とかして！

＜他にもあるイオン銀行の使えない点＞

ビューカード（ビックカメラsuica等）の引き落とし口座に設定ができない！（2017年10月現在）

コープみらいを含むほとんどの生協の引き落とし口座にできない！（2017年10月現在）

主要なネット証券では、都市銀行は手数料無料で口座から入出金できるのに、イオン銀行が対応しているところは少ない！

イオンフィナンシャルの中の人！早く何とかして！

銀行は給与受け取りからクレジットカードまでほぼすべてをイオンカードセレクトにまとめたのですが、なにかとこのような不便がついて回っています。

あと、セブン銀行のATM無料にして！（無理）

サボっていました。
夏休みですから。

WealthNavi

トータル9618(3.26%)

THEO




トータル5723(1.96%)

いえねこ3号

トータル194321(7.46%)

ここんところ、日経平均と為替の動きが心配ですが、順調に資産を増やしています。