理由は簡単。
一番は当然、自分がキャラクタ作成するのに、方眼紙に描いてそれをDATA文化するのが面倒になったため。
二番は、複数人で1本のゲーム製作をする事が増え、キャラクタデータの作成・変更を皆に見せながらするためです。
実際何人かには操作を覚えてもらい、直接作ってももらいました。
ただ、最初の方のバージョンは機能も少なく、MSX1相当の機能しか持ち合わせていませんでした。
まぁ、MSX1相当のゲームしか製作していなかったので事足りてましたが…。
今残っている一番古いバージョンの「SPRITE EDITOR」と、「FONT EDITOR」です。
「SPRITE EDITOR Ver.1.2」 単色SPRITEのみです。
「FONT EDITOR Ver.1.2」 こちらも機能最低限
共にVer.1.2です。
開発初版のVer1.0は1989年でしたが、このVer.1.2は既に1990年になってます。
かろうじて実用レベルになったのがこのバージョンです。
なのに「SPRITE EDITOR」はまだ2枚重ねすら実装していません。
操作はジョイスティックと、キーボードの併用で、使い難いです。
動かしてみようと思ったけど、全く分かりませんでした。
ここからよく今の機能まで上がったと感心しますね。
後にマウス購入してマウス操作専用になったのがVer.2.0です。
このツール集の製作によって、キャラクタデータの製作が飛躍的に効率化したと同時に、ツール集自体のバージョンアップに時間を取られ、ゲーム製作は停滞するという不毛な時期でもありました。
やっぱり一人ではできる事に限度がありますね。
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