熊本地震を目の当たりにして耐震診断の件数が増えているという。
Yahoo!より。
住宅耐震化補助 利用が増加 熊本地震後の対策が奏功
静岡放送(SBS) 5/18(木) 12:47配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170518-00010001-sbsv-l22記事より、
県は、住宅耐震化プロジェクト「TOUKAI―0」の2016年度の実績が、熊本地震を受けて大きく増えたと発表しました。高齢者世帯への呼びかけの強化や補助金を増した効果が出た・・・
実際に工事をして補助金を受けたのは1101件で12%増・・・
ということで1千件の耐震改修がされたということ。
しかし、木造住宅の耐震化については、
古い木造住宅×高齢者=年金生活者
という構図がある以上、どうしても限界がある。
地震のリスクが高くてもそれよりも死亡リスクが高くなるからだ。
そこでコストがかからない方法が大切になる。
結論は、2階で寝ること。
1階がぺしゃんこになって潰れるときに中にいる人は死ぬのである。
1階で寝るのを避ければいい。
では、1階で食事をしたりするのもいけないのでは?という疑問は湧くだろうけれど、1日24時間、睡眠を8時間とすれば1日の3分の1は寝室という、最高に無防備な状態でいるということ、しかも夜だ。
一方、昼まで、寝ていない状態では、引きこもり以外は、何かしら外出していて、はたして1階で8時間家のなかにいるかどうか?
また昼間なら、事前の揺れも感じるので身構える程度のことはできる。
震度6強クラスの地震では自由に動くことはできないので1階から外へ行くことなどはできないにしても、最低限の安全を確保する工夫は何等かできる。
就寝中は全くだめだ。
その差が命を失ってしまうかどうかに、大きく影響するのだ。