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井上尚弥には敵なし、階級を上げるしかまともな試合ができない。
階級を１つずつ上げることで見えてくるものもあるだろう。
観客もスリリングな試合を求めている。

Yahoo!より、
井上尚弥、消極的ライバルたちに嘆き「寂しい」　最強ゆえの功罪「フェザー級に上げるしか…」
9/5(木) 6:33配信
THE ANSWER
一夜明けて会見
https://news.yahoo.co.jp/articles/00296a65637131024c02ca7ccbdeffddaf5270eb
記事より、
　ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）は4日、4団体防衛から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー（アイルランド）に7回0分16秒TKO勝ちしたが、相手の棄権で消化不良に。消極的な相手が目立つ現状を嘆いた。

　強くなりすぎたゆえの功罪なのか。強打が売りと目されたドヘニーは前半から後ろ重心。対モンスターなら守勢に回るものだが、消極的と捉えられても仕方ないスタイルだった。井上が徐々に攻勢を強めた7回、左ボディーなどで連打を入れると、腰を押さえながらノロノロとダウン。TKOが決まり、まさかの幕切れとなった。

　一夜明け、井上は「フィニッシュシーンは少し不完全燃焼のところもある」と吐露。

コメント

井上尚弥選手が現状のボクシングシーンに対して感じている「寂しさ」や「不完全燃焼」という感情は、彼が圧倒的に強いために、対戦相手が消極的になるという課題に直面していることを示しています。過去にも同様の問題に直面した強豪ボクサーがいました。例えば、マイク・タイソンやフロイド・メイウェザーなども、その強さゆえに対戦相手が防御的になり、期待されたスリリングな試合が成立しにくいという状況が見られました。

階級を上げることで、新たなライバルやチャレンジが生まれる可能性があることは確かです。井上選手がこの先、フェザー級に挑戦することになれば、新しい相手との試合がよりエキサイティングな展開を生むかもしれません。また、観客も「無敵の王者がどこまで行けるのか」という期待を抱きながら観戦することができるでしょう。

ただし、階級を上げることでリスクも伴います。対戦相手が強くなるだけでなく、井上選手自身も体格差に対処する必要が出てきます。これまでの彼の成功は、その技術力とパワーのバランスによるものですが、階級が上がるとそのバランスが崩れる可能性もあります。それでも、彼がさらなる高みを目指す姿勢は、ファンにとっては非常に魅力的であり、ボクシング界全体の盛り上がりにもつながるでしょう。

試合が「スリリング」になることは観客にとっての大きな魅力であり、井上選手の次のステップが非常に注目される理由の一つです。