池田信夫ブログより、
【再掲】MMTについての超簡単な解説
2019/09/02 16:35
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52026405.html
記事より、
MMT現代貨幣理論入門
訳本が出たので原著の解説を再掲するが、結論からいうと読む価値はない(Kindleのサンプルで眺めるぐらいで十分)
経済学者のアンケートでも賛成する人は1人もいない。もうMMTは忘れていいと思う。
本書はMMTのほぼ唯一の入門書だが、これは金融理論というより素朴な財政哲学で、数式も統計データも出てこない
考え方は通貨は税であるというものだ。管理通貨制度では法定通貨(不換紙幣)は商品とリンクされておらず、政府と中央銀行は一体なので、自国通貨はいくらでも発行できる。
銀行が企業に貸し出すとき、預金を集めて貸し出すわけではなく、貸し出しによって企業の預金が発生し、信用創造が行われる
この内生的貨幣供給説と呼ばれる理論が、本書の唯一の意味のある部分だが、これは新しい話ではなく、資金需給を需要の側からみているだけだ
貸し出しにより企業の預金が作られるというのは、貸し出しで口座に支払いのための金が置かれるからだ。
これが銀行による信用創造。これを仕組みとして認めているのが通貨制度そのもの。資本の何倍も金を貸すことができるのが銀行。
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