しかし、すでにほぼ安楽死という選択肢があるという。
これはちょっと驚き。
今後、ここで紹介されたホスピスに入って飲み食いを止めるというパターンが浸透する予感がする。
以下の記事にあるように、安楽死を望む患者としてすべきことは、
・飲食をやめる気力
・数日飲食をやめてしまい、麻酔によって眠らせることで苦痛を和らげる「治療」をお願いする
・治療中に1週間ほどで亡くなる
→安楽死を完遂。
若干の苦痛は伴うのだが、麻酔で眠らせる「治療」を依頼するまで辿りつけば、もうゴールも同じだ。
あくまで医者の行為としては治療。
薬は決して死ぬための薬ではなく苦痛を緩和する合法的なものだ。
尊厳死ということばが医療行為との関係で整理できるとも思わないが、いわゆる実質的な安楽死。
本人の選択も働いている。治療をお願いするまでは意識が明確にあるわけだが、その後は麻酔でほぼ眠っている状態になる。おそらくその時点になれば苦痛はほぼないだろう。
これは、かなり無理のない整理といえよう。
すでに40例近くは、この医者が調べた時点で存在していたというのだから、今、改めて調べれば数百例にも上るだろう。
日本はすでに安楽死大国なのだろう。
安楽死をしたいと公言して話題の橋田壽賀子さん。
すでに、ほぼ「知らない間に死にたい」を実現する方法はありますよ。
この方法がこのように紹介された意味は大きい。
すでに合法的な実質的な安楽死は日本においても存在する。
こうした記事が出た後の橋田壽賀子さんの同行に注目をしたい。
参考)
Yahoo!より、
飲食を絶ち、自ら死期を早める患者たち
1/18(木) 6:03配信 BuzzFeed Japan
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00010000-bfj-soci&p=2
記事より、
「先生が死なせてくれないのなら、薬で眠り続けるように治療してほしい。飲み食いを止めて薬で眠っていれば、早く死ねると思うのです」・・・
頑固なタカシさんは、本当に自分で飲み食いを止めてしまいました・・・
私は、医師や看護師とも何度も話し合い、「死にたくなるほど、精神的につらい思いをしているのであれば、もうケアや治療は尽くした。本人が望むように、つらい思いを緩和するためにも薬で眠らせてあげよう」と決めた・・・
普段はうとうとし、呼びかけると返事ができる程度の状態になるよう、睡眠薬を微調節し1週間くらいでタカシさんは亡くなっていきました・・・
自分で飲み食いを止めて死期を早める方法は、安楽死や医師による自殺幇助の代わりの方法として、以前から、外国では知られた方法でした。
英語ではVSED(voluntary stopping eating and drinking; 自発的な飲食の停止)と言われています。・・・
自分で飲み食いを止めるVSEDは、安楽死や医師による自殺幇助が合法ではない国や地域であっても、患者自身で死を早める方法として、知られています・・・
調査の結果、32%もの医師が実際にVSEDの患者を経験していることが分かりました・・・
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