ただのタッチパネルオーダー寿司だ。
フードロスのことを考えれば極めて合理的。
ただ、回転寿司という商品を見せるという部分は回転寿司のメリットだから、これをデジタル化したということ。
アイディアはすごい。
他の店はこのデジタル化はパテントの制約でできないのではないか?
それが残念だ。
Yahoo!より、
「DX化の良い例だ」「セブンやヨーカドーも見習うべき? …。スシローが急拡大する「デジタル回転レーン」は一体何が凄いのか?
12/2(月) 6:32配信
東洋経済オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/f51504a1b518e25bd7c4bcc6863cd910863798ef?page=1
記事より、
回転ずしチェーン大手「スシロー」で行われている「デジロー」の導入店舗が拡大するという。
デジロー(正式名将:デジタル スシロービジョン)とは、各客席に付けられた大きなモニターにすしが回る様子が映されるシステムのこと。客は、本当にすしが回転しているような気分の中、モニター上のすしをタップして注文をする。いわば、デジタル化された回転ずしなのだ。
このシステムは2023年9月から東京や大阪をはじめとした店舗で試験的に導入されていたが、導入店舗の売り上げや顧客満足度が高いことから、2025年度に全国100店舗への拡大を予定している。
デジローはDX化の取り組みの一つだが、実はこれ、DX化を成功させるための重要な論点が含まれていると思っている。どういうことか、解説しよう。
■デジロー導入の背景にある回転ずし業界の厳しさ
スシローがデジローを導入した背景にあるのは、回転ずし業界が置かれた厳しい現状がある。
まずは、運営コストの圧迫、具体的には魚の値段の上昇だ。円安や地球温暖化による魚の捕獲量の減少、燃料費の高騰により、水産資源の値段がインフレしている。「安さ」を価値の一つとする回転ずし業界にとっては死活問題だ。
スシローでは2022年10月に大規模な価格改定を行い、1984年以来続いていた「1皿100円」が終了。また、同じ時期にくら寿司も値上げに踏み切っていて、同じく100円皿が終了している。厳しさの一端がうかがえるだろう。
こうした状況に加え、回転ずしチェーンの国内店舗が飽和している問題もある。日本ソフトが発表している寿司チェーンの店舗数ランキングによれば、業界全体の店舗数は2024年7月段階で4164店舗。昨年7月の4201店舗よりもわずかに減少している。実は、2年連続でその数は減少していて、国内店舗数の天井が見えてきた形だ。
コメント
デジローは、もはや回転寿司というより、タッチパネルで注文する新しい形の寿司体験ですね。実際に寿司を回すのではなく、モニターを通じて「回転寿司の雰囲気」を演出するのは、フードロス削減を考えると非常に合理的です。寿司が無駄になる心配が減り、環境にも優しい点が評価されるべきだと思います。
ただ、回転寿司の魅力である「商品が見える」という部分をデジタルで再現したこのアイデアは本当に革新的です。他のチェーンが導入できないのは、恐らくこのシステムが特許によって保護されているからでしょう。その点は残念ですが、こうしたデジタル化の流れが他業界にも広がれば、外食産業全体が変革していく可能性があり、期待が高まります。
English Comment
The DigiRo system no longer represents traditional conveyor belt sushi but rather a new form of sushi experience through touchscreen ordering. Instead of physically rotating sushi, the use of monitors to simulate the "conveyor belt sushi atmosphere" is a highly rational solution for reducing food waste. It minimizes the risk of leftover sushi and offers an environmentally friendly approach that deserves recognition.
That said, replicating the appeal of seeing sushi on the belt with this digital innovation is truly groundbreaking. It’s unfortunate that other chains may be unable to implement similar systems due to patent restrictions. However, this kind of digital transformation has the potential to influence the entire restaurant industry, bringing exciting changes and opportunities for improvement.
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