まず、マイナンバーにさまざまな情報を載せることで、サーバーなどを攻撃された際の危険性は高まる。
だが、マイナンバーカードだけを拾っても多くの情報を得ることはできないだろう。
そのためにパスワードも面倒な形になっている。
本人の認証なしに悪用することはマイナンバーの仕組みからは難しいだろう。
つまり紛失時のリスクは従来の保険証よりかなり低いはずだ。
こうした情報をマスコミも、単なる無知な高齢者の話、を垂れ流すだけでなく、そうした高齢者に提供するようにできないものか?
面白おかしければいい、それがマスコミでは、SNSと同じじゃないか?
Yahoo!より、
「今までの方が使いやすい」「紛失怖い」 マイナ保険証移行、高齢者集う団地で聞いた本音
12/2(月) 16:48配信
産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/533676da5f9ecdc25144aa1849db4305967a3849
記事より、
医療機関の受診時に提示する健康保険証の新規発行が2日から停止となった。マイナンバーカードに保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」への移行が本格化するが、高齢者からは「今までの方が使いやすい」「紛失が怖い」との困惑も広がり、政府の情報発信も課題となりそうだ。高齢の住民が多い東京都新宿区の都営集合住宅「戸山ハイツ」で話を聞いた。
「何でもマイナンバーに変えられちゃうと年寄りはついていけない」。こう語るのは、主婦の福田徳子さん(75)。「今までの方が使いやすい」と、マイナンバーカードは作成しておらず、現在も医療機関では健康保険証で受診している。
厚生労働省によると、マイナンバーカードを作っていない人やマイナ保険証の利用登録をしていない人でも、最長で1年間はこれまで通りの健康保険証が利用可能。その後も加入している医療保険の保険者から送られる「資格確認書」があれば、医療は受けられる。
福田さんは「個人情報が流出したり、他人の情報が誤って登録されたりするトラブルもあると聞いて怖い。どうしてもダメなら変えざるを得ないが、使えるうちは今持っているものを使う」とマイナ保険証への移行には慎重な考えだ。
一方、無職の70代の男性は約3年前にマイナンバーカードを作成したが、マイナ保険証の利用登録はまだだという。
「いろんな情報をカードにまとめると、紛失したときにどうしようもなくなる」とカードは持ち歩いていない。移行の判断は「周りの状況を見ながら考えたい」と話した。
コメント
マイナンバーカードに対する議論は、カードそのものが危険なのか、それとも情報を紐づけることが危険なのかが混同されがちです。しかし、現行の仕組みでは、マイナンバーカード自体に税情報や医療情報などの機密性の高いデータは記録されておらず、紛失した場合でも悪用のリスクは非常に限定的です。加えて、厳格な本人認証が求められており、他人が拾ったカードで不正利用することは難しい仕組みになっています。
もちろん、紛失時には速やかに手続きを行う必要がありますが、紛失リスクを過度に恐れるよりも、正しい情報に基づいて利便性を活用することが重要です。また、マスコミには単なる高齢者の懸念や誤解をそのまま伝えるだけでなく、具体的な仕組みや紛失時の対応について正しい情報を広める役割を果たしてほしいと思います。現在の報道のスタンスでは、SNSの煽り情報と変わらない印象を受けるのが残念です。
English:
The discussion surrounding My Number Cards often confuses whether the card itself is dangerous or whether linking various pieces of information to it poses risks. Under the current system, the card does not store sensitive data such as tax or medical information, and the risks of misuse are minimal even if the card is lost. Furthermore, strict personal authentication requirements make it difficult for others to misuse a lost card.
Of course, it’s essential to take immediate action if the card is lost, but rather than being overly fearful of potential risks, we should focus on leveraging its convenience based on accurate information. Additionally, the media should go beyond simply echoing the concerns or misunderstandings of older generations. Instead, it should actively disseminate clear explanations about the card's mechanisms and what to do in case of loss. The current reporting often feels indistinguishable from sensational content on social media, which is disappointing.
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