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大阪万博。
そもそも開催場所に問題があり、また、開催時期という意味では運がなかった。
予算の増額は仕方がないだろうし、早く、予算の増額を決定して物事を進めるという姿勢が必要だっただろう。
それはそうだが、開催が決まっている以上は、これまでの投資を無駄にしないように成功裡に万博が開催されることを期待したい。

Yahoo!より、
万博で相次ぐ費用増、機運醸成にマイナスも　整備、運営、警備計画の想定甘く
12/3(火) 18:14配信
産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/994dbd8675d9735b15d2a84f03557e538782b276
記事より、
大阪・関西万博で新たな費用発生が相次いでいる。警備費増大やパビリオン建設を巡る混乱などが理由で、万博の運営、整備計画全体の甘さが垣間見える。費用増は万博の機運醸成に悪影響を与えかねず、万博を運営する日本国際博覧会協会は厳しい対応を迫られている。

「海外からの参加者にどうすれば満足してもらえるか、早急に対応を決めなくてはいけない」。協会幹部は苦慮の表情でこう話す。各国政府による要人招待が、想定していた人数を上回ったためだ。結局、要人車両用ゲートを作り、警備費も増額して対応することになった。

機運醸成のための費用は約1・7倍に増額した。万博の前売り入場券販売は目標の1400万枚に対し、11月27日時点で約半分の737万枚にとどまる。大半は関西財界の呼びかけを受けた企業の購入分とみられ、一般の購入は低迷する。複雑な入場予約システムやパビリオンなどの内容について情報が希薄なことが理由とみられており、予算増で万博の開催意義などを改めて周知する。

会場整備を巡っても、予備費の130億円のうち、62億円が支出されることになった。日本側が海外政府向けに整備した簡易型パビリオンなどの使用数が想定を下回り、転用のための整備費用がかかるためだ。3月のメタンガス爆発事故を受けた対策にも使用される。

警備費の増大やチケット販売の低迷、パビリオン利用が想定を下回っている事態は、整備、運営計画の想定が甘かったことを浮き彫りにする。

コメント

大阪万博に関する課題は多いですが、開催地の選定や時期についての運の悪さが大きく影響しているように見えます。費用の増額は残念ながら避けられない状況ですが、それを早い段階で決定し、スムーズに準備を進めるべきだったのではないでしょうか。この遅れが機運の醸成を妨げている点は否めません。

とはいえ、開催が決まっている以上、これまでの投資を無駄にするわけにはいきません。海外からの参加者への対応や警備体制の強化、入場券販売促進のための工夫など、問題点を一つ一つ解決しながら、成功裏に万博を開催することが重要です。大阪万博が、日本の技術や文化、そして国際的なホスピタリティを示す場として輝けるよう、引き続き前向きに取り組んでほしいと思います。

English:

The challenges surrounding the Osaka Expo are significant, stemming largely from the less-than-ideal choice of location and timing. The increase in costs is unfortunate but seems unavoidable. However, it would have been better to decide on the budget adjustments earlier to allow for smoother progress. This delay appears to have hindered efforts to build momentum and enthusiasm for the event.

Nevertheless, since the Expo is set to proceed, it’s crucial to ensure that the investments made so far are not wasted. Addressing issues such as catering to international participants, strengthening security, and boosting ticket sales through better communication and systems will be key. We hope the Osaka Expo becomes a successful showcase of Japan's innovation, culture, and hospitality, and we encourage organizers to continue addressing these challenges with a forward-looking approach.