ただ機械などに頼る延命は生きるということではないという概念。
このあたりは、日野原氏が亡くなったことを踏まえて、もっとその意味を掘り下げておくことが重要だ。
Yahooより、
105歳、延命望まず=「人のため現役続行」―日野原さん、家族にみとられ
7/18(火) 17:01配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170718-00000072-jij-soci
記事より、
日野原さんの次男直明さん(69)は同日、都内で取材に応じ、「延命はしないという本人の強い意志だった。無理に命を残す治療に反対していた」・・・
3月下旬から自宅療養を続け、10日前から流動食しか受け付けなくなった。・・・
記者会見した同病院の福井次矢院長によると、日野原さんは20歳で患った肺結核の後遺症で両肺の機能が低く、数年前からは心臓機能などが低下。食物の経口摂取が難しいため、院長が3月20日にチューブで胃に栄養を送る胃ろうを勧めると、「それはやらない」と明言・・・
ということだ。
長生きすることと延命治療は違うということ。
日野原氏自身も長生きをしたのだけれども20歳で患った肺結核の後遺症を引きずったまま長生きをしたということ。
長生きのポイントは生来の好奇心だったのかもしれない。
生涯現役の医師ではあったけれども、だからこそ、手術の危険性もよく認識していたということだろう。
例えば、
Yahoo!より、
日野原重明さん 死去、“生涯現役”の105歳医師
7/18(火) 10:09配信 TBS News i
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170718-00000023-jnn-soci
記事より、
「十二指腸潰瘍でもう少しで切るところだった。日野原先生が僕の主治医で『切らなくていい』と」(指揮者 小澤征爾さん・2002年)・・・
のように、どんどん手術をすることで体に負担をかけるということには反対だったようで、それは延命治療拒否にも共通する考え方だと思う。
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