予定通り、5/14〜2021年度春のイトウ釣行を決行しました。
現在の仕事の都合から、前日夜間入りが出来なくなったため、まるまる2日かけての釣行となりました。
初日は11時ころからのスタート。最初の川はそこそこの水量がありました。
今年は昨年よりは雪が多かったものの、3月以降の高温傾向が5月に入っても続き、雪解けは一気に進みました。そのため渇水が気になりましたが、水量については一安心。早速タックルを準備します。
まずはお決まりの橋げた周りから攻めますが、ドン深用の初の試みを行いました。
・ロッド:ツララグリッサンド77
・リール:モアザン2508R-PE
・ルアー:ダイワ ブラッシュフリッパー
とくにルアーですが、ダイワのオールドルアー、フェザージグです。ワームを付けると効果的かと考え、
一応用意しましたが、まずはジグ単体で行きました。
第1投目。居れば喰ってくる確率はかなり高いですが、空振り。
2投目。橋げたスレスレまで落として、下流部の流れの中から泳がせてきます。するとピックアップ直前に
イトウの姿が! チェイスして来て翻る様子が確認できました。サイズは70〜80cmといったところです。
イトウはいるとわかったので、その後も引き続きキャストします。ところが、いるはずのイトウは喰ってきません。アピール不足かと、チャート系のワームを付けますがそれでもヒットしません。ヒットどころか、ワームつけての2投目で、根ガカリして、いきなりフェザージグをロストしてしまいました。。。
しかたがないので、いつものコーホに切り替えて、再び流します。それでも喰ってこない。。。。。
流石に叩きまくったので、いったん場を落ち着かせることとします。
そのあとは橋げたの上流、下流をブッシュ下や岸際などを順番に攻めていきますが、反応がいまいち、というか、まったくバイトがありません。。
なかなかこのポイントでこんなことも珍しいです。
その後、別の橋下に入り、ここでようやくプルッとした反応がわずかにありましたが、それ以上は何もありませんでした。
2時間ほど経過したので、再度最初のイトウを発見したポイントへ入りますが、結局バイトは得られず。。
釣れないイトウ釣りに疲労感たっぷりとなってしまったので、いったん休憩を兼ねて移動することにしました。
移動後の道北2河川目。この川は春釣行は初です。
到着後、早速川に近づくと、
なんと、これまでに見たことのない渇水傾向でした。。。
いつもは見えない岸近くの川底が今日は見えてしまっています。
これは・・・厳しいかと思いつつも、ヘビータックルで攻めます。
・ロッド:ワールドシャウラツアーエディション 1754R-5
・リール:abu amb5500CSロケット 正影
・ルアー:ダイワコーホ14g
このポイントは支流の流れ込み、ブッシュ際、木の沈み込み、深場の溜まりと一か所に攻めるところが
かなり集約されています。順番に攻めていきますが・・・
何も反応なし。
昨年は数2〜3投目で突然ヒットし、心の準備ができておらず、アワセが中途半端でバラシました。
今年はその反省も生かし、「いつでも来い!」と構えていましたが、まったく何もない。
しばらく攻めましたが、結局そこにはいらっしゃらないようなので、ポイントを変えることに。
その後はブッシュの間でピンスポット攻撃するスタイルになりますので、ショートロッドも合わせて
持って移動しました。ブッシュ間のポイントはどこにでもイトウがいそうな気がしますが、ここでも
何もなし。秋は比較的中型クラスも出るポイントですが、ここらへんにもいないようです。
一体イトウはどこに行ってしまったのか。
そう考えつつ、橋の下までやってきました。
この橋の下も、昨年秋にバラシたポイントになります。
ここでは、ビームスブランシエラ+カルコンDC100でコーホ10gをキャストし、ダウンクロス気味でゴロゴロ転がしていくと、
ヒット!!!
ようやくまともなヒットです。大きくはありませんが、貴重なヒットなので、丁寧に巻いてきます。
途中から魚影が見え出すと
「あれ?」
銀色の魚体です。さらに近づいて背中が出てくると、魚体の表面には薄い桜色・・・
あ〜またしても、春の北海道の風物詩です。釣ってはいけない魚です。
でも釣れてしまうものは仕方ありません。ランディングし、若干出血気味でしたので、早々にお帰り
いただきました。サイズは40cmくらいです。遡上してもきれいな銀色でした。
そんな事故的ヒットがあったほかは、結局その日はそこまで。日没になりましたので、クマが出てくる前に
寝ることにしました。
5/15 2日目。
前日夜のニュースで北海道に再び緊急事態宣言が発令されることとなると出ていました。が、引き続き、
イトウ狙いです。
夜の間に若干雨が降りましたが、水量はどうでしょうか。昨日最初に入った超一級ポイントに朝イチで入ります。
タックルはまずは大物使用、ワールドシャウラツアーエディション1754R-5です。
川に近づき、水量を確認しますが、残念ながら水量は変化なしです。これは苦戦が予想されますが、丁寧に
ポイントを攻めていきます。
結果、ノーバイト。このポイントでノーバイトを食らったのは初です。もう本当に魚はいないのだと確信しました。その後はブッシュ間および橋下のポイントまで行きましたが、結果は同様でノーバイト。
4時スタートで始めましたが、この時点ですでに2時間半経過しており、当初イメージしていた通り、
新規開拓と河川変更を行っていくこととしました。
@新規開拓河川
この川です。
↓↓↓
ここは実際は高低差と藪が深すぎるせいで入れませんでしたが、若干上流の橋から入れましたので、
そこから入釣しました。
川も小さいので、ライトタックルのビームスブランシエラ+クルセイダー4gで行きます。ただし、万が一の
イトウがヒットしたら困るので、カルコンDC100に14lbラインを巻いた仕様で釣行開始です。
橋下からの入釣ですが、若干深みのあるポイントを発見。早速キャストすると釣れました。
前日釣れた春の風物詩の子供ですね。昨日の川とつながっているので、ここまで遡上してきているのでしょう。あ、もちろんこれも禁漁なので、すぐにリリース。川は全体的に小さ目なので、足早に次のポイントへ
行くことにしました。
次のポイントは5年ぶりに訪れたA川です。ここもイトウがいる川ですが、前回釣行時は真夏ということもあり、ウグイのみという悲惨な結果でした。また、ここはこの川でも一番ではないかと思われる大場所も存在
するので、ヘビータックルでまずは臨みます。
かなりの深場なので、スプーンは14g以上のもので行きます。
ワールドシャウラツアーエディション1754R-5でフルキャスト。そこまで落としてから、リフト&フォールで誘います。こんな大場所、絶対にいるよな・・・と思いましたが、しばらく投げ続けても、まったくの
ノーリアクション。何も釣れない。なんなんだ。
1754Rを振り続けて疲れてしまったので、今度は川幅が狭くなる上流へ行き、上流のトロ場を攻めあがることのにしました。
上流へは、ビームスブランシエラにタックル変更です。ルアーはクルセイダー4gくりいむグロー。薄暗い谷底のようなポイントにはグロー系のスプーンが効果的です。
ここでは、木の根やストラクチャー周りを攻めていきますが、数投目の水中木にキャストしたところヒット!
釣れたのは
アメマス(小)です。
魚はいました。ルアーも見えています。そのまま攻めあがっていきます。
次に来たポイントは倒木が水底に刺さっているところ。ここにキャストしたところ、着水後まもなくアタリが!しかし、残念ながら乗らず。。。一瞬見えた白い魚体は50〜60cmくらいのまあまあのサイズでした。
白い魚体なので、これはイトウだ!と思い、周辺を丹念に攻めていきます。しかしながら、なかなか簡単には出ない。ストラクチャーを丁寧に攻めることにし、先ほどの倒木の岸側に着水。そこから巻きだすと、
ゴン!
とヒット!! 水中でもがき暴れるので、これはイトウだと確信しました。サイズはそう大きくはありません。ただ、この川での初イトウだと思い、丁寧にランディングしていきます。
近くまで来たときに白い魚体が見え、イトウ確定だ!と思って、その後無事ネットイン。
魚を見てみると・・・
!!!なんと、またしても事故的春の風物詩でした。
この魚、釣ろうとしているときは本当に釣れないのに(海サクラ)、こういうときに釣れてしまうんですね。
海だったらうれしかったのですが!
ということで、そのあとお帰りいただきました。サイズは50cmくらいです。道北サクラではまずまずのサイズでした。
ちょっとここでイトウいない疲れがどっと出ました。
今回の釣行でイトウの姿を確認できたのは、最初の川だけです。
イトウを確実に釣るために最初の川に移動することとしました。
↑移動途中の峠からの風景。