本題の前に、修行場でのスケジュールが決まりつつあることについて。
言いたいことは山ほどあるけど、シンプルに言うと平日希望出した私の希望は却下され、日曜日になりそう…
土日かきいれ時だし、3ヶ月ごとに締めが来る報酬アップの目標値もあるのに、日曜日欠けるにはもう目標達成できず報酬落とすなぁ〜
他の弟子たちは土日暇なのか?同業者ならありえないと思うんだけど…
この愚痴はまた別に記事にします(笑)
では本題へ…
ホントつい今日のこと。
出勤だったのだけど、平日昼間は現役世代は仕事あって店に来ない。よって、暇すぎた(笑)
さっさと13時くらいに退勤して、どう過ごすか考えてた。
そんな時、私の脳みその「引き出し」が瞬時に開く(笑)お客さんから面白そうなイベントあったの聞いていたなぁと。
今回は午後から急遽、埼玉所沢の角川ミュージアムに再びお邪魔した。
相変わらずこの建物見ると遠近感が狂う。遠目にはさほど大きくないのに近づくととても大きな建物である。
今回は洋画家の「モネ展」であります。仕事着のまま行っちゃったけど許して(笑)
翔んで埼玉展、ダリ展に続き3回目の訪問になりますね!
モネはフランス中心に活動した印象派の主に風景画家で、「スイレン」の花を大事にモチーフとして扱っていたそう。
で、いつものプロジェクションマッピングルームへ。音声ガイドの使い方もだいぶ慣れた(笑)
モネには兄がいてその人の所に招かれていったフランス北部ノルマンディ地方の荒々しい海を写実したもの。
モネの存命中にパリで万博が開かれ、日本の美術が世界初お披露目になった。その時に歌川広重の「浮世絵」などが大人気で、モネもいくつかコレクションしたらしい。
当時のフランス芸術家に日本の浮世絵は大いに影響を与えたそうです。
今回のこの展示はおあつらえ向き、2024パリ五輪の年でもあり、浮世絵を通して日本ともつながりのある芸術家ということで、展示を組んだよう。
プロジェクションマッピングルーム抜けてここから絵画ゾーン。急遽訪問したので、メガネ忘れてしまって撮影禁止エリアなのかどうかわからなくて、近接でこれ以上撮影はしませんでした(汗)
私の率直な感想を申しますと、モネが生涯をかけて絵画のモチーフを探すために移動移住していたというのに驚きました。
私はただ単に楽しむために全国を旅したけど、絵画を描く仕事としてインスピレーション沸く題材を求めて一生移動していた原動力って何だろう?と思いました。
もちろんモネにはパトロン(スポンサー)がいてお金の心配は無かったり、奥さんや子供に囲まれていたので生活面の必要性もあったのだろうけど。
今回のタイトルにある「千変万化」というのは、モネ及び当時の芸術家が課題としていたテーマ。
絵を描くということ、それは「光」を描くのが一番難しく、でも大事らしい。当時は屋外で絵画を描く芸術家も多かったようなので。
「光」というのは光量も角度も時と場合によって全然変わってくる。対象物に当たる光もあれば、太陽光のような直接降り注ぐ光もあるわけで。
その如何様にも変化していく「光」というものを絵画に瞬時に描き切るというのは芸術家として難しく、でも追い求めるものらしい。
芸術家は光を描き求め絵画を、でも私の仕事もお客様の体の変化はそれこそその時々で変わる「千変万化」なもので。
私は偉人には到底及ばないけど、その変化に解決策を見出しながら仕事をしていくという姿勢は同じものなのかなと思いました。
なんかこういう「単語」が頭に引っかかるときて、自分事にも捉えられる現象だったりするんですよ…
「記憶の引き出し」といい、普段は閉まって眠ってるくせに必要なときには秒で思い出せるのは、たぶん自分がいつか赴くだろうなと思っているからだと思う。
もちろんモネのようにすぐ移動できる「行動力」も伴わないといけませんが(笑)
今回は思い立った急遽の訪問だったので中身としては薄くなった気がするけど、まだ展示は続くので興味ある方はどうぞ行ってみてください!
芸術家のテーマである「光」を描く技法が、人間の視覚作用を利用するものがあるのだけど、最後の方のエリアのパネルに文字でその方法が書かれてて、それが一番勉強になったかも!美術の授業で習ったかなぁ?毎回成績1だったから覚えてないや(笑)
ネタバレはこの辺で…
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