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2015年06月20日

金剛界 供養会 尊像パーツ描き14(金剛輪3)

金剛輪の尊像パーツ描き3

金剛界供養会の金剛輪内の尊像パーツ描きをしています。
今回はB 十六大菩薩のうちの東方に位置する阿閦如来の四親近菩薩(水色番号:10〜13)。

EPSON004-Edit-Edit-3-Edit-Edit-6.jpg
(金剛界 供養会 金剛輪 東方四親近菩薩(水色番号:10〜13))
金剛界曼荼羅は上が西

各尊の位置と順番については/2015/05/15の記事を参照のこと
供養会 金剛輪 東方四親近菩薩

10)金剛薩捶(こんごうさった)

1_DSC5235-Edit-Edit-2-Edit.jpg
まず、参考にしている西院本曼荼羅では蓮上の三昧耶形がはっきりしません。三昧耶会での金剛薩埵の三昧耶形は五鈷金剛杵ですが、供養会で金剛薩埵の持つ蓮華上の三昧耶形は『密教大辞典』には「花上に金剛杵を立つ。」とあり、密教辞典では「蓮上に独鈷所を茎とした未敷蓮華を載せる。」となっています。御室版曼荼羅では「独鈷所を茎とした未敷蓮華」に近い三昧耶形が描かれていますので、ここでは独鈷杵を茎とする未敷蓮華を金剛薩埵の持つ三昧耶形とします。

金剛薩捶は梵名をヴァジュラ・サットヴァといい、金剛(ヴァジュラ)が意訳で薩捶(サットヴァ)が音訳。薩捶は衆生の意で金剛薩捶は衆生の代表であり、毘盧遮那如来の教えを衆生に伝える菩薩の代表。阿閦如来の西方の月輪に住す本有菩提心の象徴。
本有菩提心を象徴する独鈷杵を茎とする未敷蓮華を載せた蓮華を両手で捧げ持つ。

11)金剛王菩薩

1_DSC5235-Edit-Edit-4.jpg
こちらも蓮華上の三昧耶形ははっきりしません。

金剛王は梵名のヴァジュラ・ラージャの意訳。阿閦如来の北方の月輪に住し衆生をを引き寄せ仏道に向かわせる働きを誓願する菩薩。
如来と衆生を行に引き寄せる象徴である双立金剛鉤を載せた蓮華を両手で捧げ持つ。

12)金剛愛菩薩

1_DSC5235-Edit-Edit-3.jpg
三昧耶形のみが不明瞭になっているのは、もしかしたら三昧耶形は金箔貼りに描かれており、剥離しやすかったのかもしれないと思ったりします。

金剛愛は梵名のヴァジュラ・ラーガの意訳。愛染明王と同体とされ、阿閦如来の南方の月輪に住し、衆生に菩提心への愛着をもたせる働きを誓願する菩薩。
愛のごとき菩提心の象徴である双立三鈷杵を載せた蓮華を両手で捧げ持つ。

13)金剛喜菩薩

1_DSC5235-Edit-Edit-Edit-Edit.jpg
三昧耶会では金剛喜菩薩の三昧耶形は弾指する二手を並べる形でしたが、供養会では宝珠を載せた蓮華を捧げ持っています。

金剛喜は梵名のヴァジュラ・サードゥの意訳。サードゥは「よきかな」の意。阿閦如来の東方の月輪に住し、衆生衆生の迷妄を除去し歓喜せしめる働きを誓願する菩薩。
純粋無垢にして永遠のいのちの象徴である宝珠を載せた蓮華を両手で捧げ持つ。

以上、阿閦如来の四親近菩薩は、金剛薩埵の位で衆生に菩提心を発せしめ、金剛王菩薩の位で衆生を引き寄せ、金剛愛菩薩の位で衆生に菩提心への愛着をもたせ、金剛喜菩薩の位で衆生を歓喜せしめる流れを示している。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

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