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2015年06月06日

金剛界 供養会 尊像パーツ描き4(外周4)

供養会外周 尊像パーツ描き終了

今回の北方五天(16〜20)で供養会外周のパーツ描き終了です。
しかし・・・これは・・・心眼も極まってきた感じがします。
供養会 北方五天

各尊像の位置がわかるように図に番号をつけておきます。

EPSON004-Edit-Edit-Edit-2-Edit-Edit-2.jpg
(供養会外周北方五天 16〜20)
東南西北で時計回りで、金剛界曼荼羅は上が西

北門を守護する毘那夜迦の眷属である18を除く北方五天(16, 17, 19, 20)は地下天に属し、大地と地下世界の神々が住しています。

16)金剛面天(こんごうめんてん)

_DSC5229-Edit-Edit-Edit.jpg
このラインは折り目か縫い目に相当し絵の具の剥落が著しい。左の絵のみを参考に下絵を描くのは難しいので、ほかの会の尊像も適宜参考にするが、じっとみていると浮かび上がるものがあり主にそれを描いている。

金剛面天は別名を金剛猪頭天ともいい、猪頭人身のヴィシュヌ神の化身。ヒンドゥー教の神話では水中に没した大地を引き上げる鋤を持物とするが、仏教に取り入れられ衆生救済の象徴たる金剛鉤が持物となった。

17)炎摩天(えんまてん)

_DSC5229-Edit-Edit-2.jpg
これも大きく剥離していて分かりにくいが、顔の半分以上が見えるので印象は伝わってくる。こういった剥落、剥離によって判別しにくくなった図像を修正し、両界曼荼羅を描きたいと思ったのが本作画のきっかけの一つなので、こういうところを描くのはかえって気合が入る。

炎摩天は人類最初の死者にして死後世界の裁判官であるヤーマの音訳より。仏教に転じて一切衆生の善悪の業を裁断し、煩悩を滅する。死と時間の神。
手にする人頭杖(檀拏;だんだ)は死後の衆生を裁く正義の法の象徴。

18)調伏天(ちょうぶくてん)

_DSC5229-Edit-Edit.jpg
ここは次の19)毘那夜迦と合わせて、四方門の門衛として描かれている毘那夜迦の眷属を参考にして描けばよい。今更ながら、頭光背の色はオレンジ色とグリーンが交互にくるようになっているだけで、特に種別や役割とはリンクしていないようにおもう。

調伏天は別名を拘刀毘那夜迦ともいい象頭人身の毘那夜迦の眷属で北門の守護天。
三鈷剣にて魔と闘い仏法を守護する。

19)毘那夜迦(びなやか)

_DSC5229-Edit.jpg
毘那夜迦については佐藤任著『密教の神々』の「聖天」の章などで詳しく読んだのでなんとなく親しみが持てる。

毘那夜迦は象頭人身で大自在天(シヴァ神)と烏摩妃(パールヴァティ女神)の子とされる。障害を支配する智慧の神。
右手に蘿蔔根、左手に歓喜丸を持つ。

20)水天(すいてん)

_DSC5229-Edit-Edit-3-Edit.jpg
参考の図はほぼ何が描かれているか不明。

水天は水を支配する神。仏教では雨水が大地を潤して生命を生み出すように、衆生の渇いた心を潤し菩提心を生み出す力を持つとする。頭部に龍蛇を配し、まるでゴルゴンのよう。
手にする龍索は龍を模し一端に独鈷杵の先をつけた縄。

以上、北方五天でした。
これで供養会外周二十天のパーツ描きが終了。

次回から第二重の尊像パーツ描きです。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

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