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2015年06月07日

本紹介 No. 019『図説 密教入門』

『図説 密教入門』

これまで両界曼荼羅を中心に密教と諸尊や密教美術の本をみてきましたが、そもそも密教では何をするのでしょう?

観法や儀式の名称などを幾つか目にしましたが、実際に密教僧のかたがどのような修行をされているのか全くわかっていません。

では、密教に入門してみようということで・・・

大栗道榮 著 『図説 密教入門』(鈴木出版社 2000)


まずは本でお勉強です。
構成

四六版、198ページ、モノクロ

構成は以下の通り。

      はじめに 
      第1章 密教の根本経典と曼荼羅
         五部の秘経
         金剛界曼荼羅
         胎蔵界曼荼羅
         修行道場と曼荼羅
         五輪塔婆
         念珠

      第2章 密教の修行
         密教修行の実際
         修行の心がまえ
         心を落ち着ける修行法「阿字観」
         密教の秘法「護身法」

      第3章 密教の歴史と教え
         密教を伝えた八人の祖師
         弘法大師空海の生涯
         代表的な大師の著作
         大師と縁の深い経典
         空海と最澄
         密教行者 覚鑁
         大師の教え
         煩悩・六道・六波羅密行

      第4章 密教の儀式とご真言
         声明
         法会
         儀式と四度加行
         密教のご真言
      おわりに


上げた項目がちょっと多いのですが、これらの項目から本書がどのような本であるかが見えてきます。
内容

章立てだけでも、

      第1章 密教の根本経典と曼荼羅
      第2章 密教の修行
      第3章 密教の歴史と教え
      第4章 密教の儀式とご真言

と密教の基礎と実践について一通り書かれています。
このうち基本的な内容については覚えておかないとまずそうです。

これまで読んできた本が知識の本とするならば、本書は実践の本と言えると思います。これは貴重です。

三句の法門の解説にはじまり、入我我入の仕方や五相成身観(月輪観)、阿字観の観法、護身法の実践方法が説かれています。

五輪塔婆や卒塔婆および支分生曼荼羅のこと、念珠の密教的解釈や由来、部分の名称に使い方など、密教と関わりのある方なら常識なのかもしれませんが、これまで知らなかったことがわんさか出てきます。

第2章の密教の修行では修行道場の作り方について壇の大きさや宝塔・五瓶・輪宝などの位置、金剛盤・独鈷杵・三鈷杵・五鈷杵・五鈷鈴の配置なども絵入りでひとつひとつ具体的に解説されています。

法会では、施餓鬼法会、土砂加持法会、理趣三昧法会、庭儀大曼荼羅供法会について簡単な説明があり、得度式や四度加行、灌頂の種類など密教の儀式について書かれています。

最後には金剛界大日如来、胎蔵界大日如来、虚空蔵菩薩、五大明王、聖天、毘沙門天、弁財天および光明真言のご真言がルビ付の梵字で示されています。

これら修行や法会の実際や実践に限らず、密教の歴史や伝持の八祖、弘法大師の生涯や代表的著作についても詳しく解説されています。

内容は深く多岐によ呼びますが、やさしく丁寧な解説により理解しやすいと思います。

密教の実践を行おうと思いました。
曼荼羅作画とのかかわり

曼荼羅を描いて・・・さて、どうするのか?全く考えていません。

いまのところ描くことに意味があると思っていますが、さて、密教ってなんだっただろうか?

曼荼羅や密教のことを調べるなかで曼荼羅の使用法に限らず、修行や法会を含めた密教全般について知る必要があると思い始めました。

本書を読みあらためて実践のなかにこそ本当の意味での密教があると思いました。そのことをわすれないように心に留めて曼荼羅を描きます。

南無大師遍照金剛

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ




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