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2015年05月31日

金剛界 供養会について

供養会

続いて供養会を描きます。

EPSON004-Edit-Edit.jpg
(金剛界 供養会)

供養会では各尊が持つ蓮華上に三昧耶形を描きます。

でも蓮華上三昧耶形はとても小さく、また、形がほとんど見えません。
        
EPSON004-Edit-Edit-Edit.jpg
(金剛界 供養会と蓮華上三昧耶形)

そこで三昧耶会で描いた三昧耶形の絵が役立ちます。三昧耶会の三昧耶形を参考に供養会を描きます。

それに、供養会の菩薩像は全て両手で蓮華の茎を持っているために、ほとんど同じ姿勢と手の形をしているので、描くのが比較的楽かなという理由もあり六会の二つ目に供養会を選びました。
供養会について

では、供養会とは?

供養というと、ご先祖様や亡くなった方に食べ物や飲み物、お花などをおえし、うといった意味で「供養」と使っているように思います。いわゆる追善供養を供養と言っています。

また仏教では、六波羅蜜とも関係する六種供養(水・お花・焼香・飲食・燈明・塗香)や『法華経』に説かれる十種供養(華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・絵蓋・幢幡・衣服・伎楽)などが有名でしょうか。

しかし、供養会でいうところの供養は金剛界での相互供養であり、特に十六大菩薩の十六種供養に主眼が置かれているように思います。

相互供養とは四如来が十六大菩薩をもって毘盧遮那如来を供養し四波羅蜜菩薩を出生します。それに応え毘盧遮那如来は四如来を供養するために内四供養菩薩を出生し、またそれに応えて四如来がさらに毘盧遮那如来を供養するために外四供養菩薩を出生し、またまたそれに応えて毘盧遮那如来が四摂菩薩を出生する。
このようにして金剛界が形作られることを表しています。

ここで、四如来が十六大菩薩をもって毘盧遮那如来を供養することを十六種供養と言います。

六種供養や十種供養では布施や清浄、荘厳などが供養となりますが、十六種供養では菩提心・灌頂・法・羯磨の四種供養を説いています。四種供養の詳しい話は尊像パーツ描きの時に触れますが、簡単には四如来を菩提心・灌頂・法・羯磨の四種に分け、さらにそれぞれ四つの供養を十六大菩薩が執り行うことになります。

十六大菩薩が三昧耶形を蓮華上に載せているのはこれを毘盧遮那如来に捧げ、お供えをするという意味であり、十六大菩薩の捧げる三昧耶形がそれぞれ十六種供養に対応します。

それを供養会は説いているのだと思います。

また、以前、四印会の説明のところで四種曼荼羅についてまとめましたが(2015/04/02の記事参照)、供養会は羯磨曼荼羅に対応します。

これは供養という行為・事業を羯磨と見なすためで、供養会は事業会または羯磨会ともよばれます。

最後にちょっと話がちがうかもしれませんが・・・僕が供養といって最初に思い浮かぶのは晩年のゴータマブッダに献身的にお世話をしたアーナンダの優しさだったりします。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

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