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2015年04月02日

金剛界 四印会について

金剛界 四印会ってなに?

理趣会の説明のとき「『理趣経』って経典をもとに描かれているから理趣会という」ってなんとなくで理解したのですが、四印会は『金剛頂経』金剛悉地四印曼荼羅品をもとに描かれている・・・

で、「四印会ってなに?」ってことになります。

EPSON005.jpg
(金剛界 四印会)
向下門

あらためて金剛界曼荼羅全体を見てみます。

EPSON002-Edit-Edit-3.jpg
(金剛界曼荼羅)

理趣会の説明のときに言及しましたが、会には順番があって中央の成身会から順番に

(1)成身会 ⇨(2)三昧耶会 ⇨(3)微細会 ⇨(4)供養会 ⇨(5)四印会 ⇨(6)一印会 ⇨(7)理趣会 ⇨(8)降三世会 ⇨(9)降三世三昧耶会

となり、これを向下門といいます。

ここで四印会につながる流れとして
(1)成身会 ⇨(2)三昧耶会 ⇨(3)微細会 ⇨(4)供養会
の四つが重要な会となります。
四種曼荼羅

曼荼羅は作られ方から四種に分類され、大曼荼羅は着色尊像からなり、三昧耶曼荼羅は三昧耶形を描き、法曼荼羅は法を種子(種字とも、サンスクリット文字[梵字]で尊格を表す)を用いて曼荼羅を描き、羯磨曼荼羅の羯磨は事業や行いを意味しますが、ここでは木造や鋳造などの立体像で曼荼羅世界を表現すると解されます。

ここで、上記(1)ー(4)の四種の会は次のように対応します。

 四種の会    四種曼荼羅   
(1)成身会     大曼荼羅     
(2)三昧耶会    三昧耶曼荼羅   
(3)微細会     法曼荼羅     
(4)供養会     羯磨曼荼羅    

さあ、どうでしょう
はたして、ここで大曼荼羅と三昧耶曼荼羅はよいとしても、微細会は種子で描かれておらず、供養会も立体像などではありません。

金剛界曼荼羅においては、微細会とはほとけの智慧(法)が見ることもできないほど微細なすみずみにまで行き渡っていることを表し、供養会はほとけの供養という行い(羯磨)を表現しているので羯磨曼荼羅というと解した方がすっきりする気がします。
四印会とは

で、話が逸れましたが、主要な曼荼羅である(1)ー(4)の四種の会のエッセンスを統合し、わかりやすくしたものが四印会とされます。

(1)ー(4)の四種の会は多数の尊格が描かれ、複雑で、細密で、わかりにくく感じられます。

そこで、そんな複雑なものを理解するのは面倒だ、または、できないと思う衆生にも救済の手を遍く差し伸べるべく(衆生済度)、わかりやすく簡潔に表現しようと試みたのが四印会というわけです。

いってみれば、四印会は(1)ー(4)の会のダイジェスト版となる会なので、主要な尊格は尊像で描かれ(成身会)、三昧耶形でも表現され(三昧耶会)、ほとけの智慧が行き渡り(微細会)、各尊格が相互供養を行っている(供養会)複合的な表現の会となっています。

ここで、印とは「しるし」のことであり、特定の表現やかたちを表すと考えますと、大・三・法・羯の四種の表現形式も印であり、(1)ー(4)の四種の曼荼羅会も印といえます。

それら四つの印を表現する会を「四印会」と理解しています。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

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