【人見知りママ】人見知りさんがママになったら

自分が化粧したりおしゃれすることが苦手だった時期がある。

自分が醜いと感じる感覚が常にあったので、
かえってそういうことをする自分が滑稽でみじめに感じられたからだ。
写真に写るのもすごくイヤだった。
醜い人がおしゃれしたって、さらに醜さを冗長させる。。。と本気で思っていた。
そんな精神状態。

それは10代20代前半くらいまでの話。

ある時期を過ぎてから、その傾向が和らぎ、
今は、過去ほど自分が「醜い」と感じる感覚はめったに感じなくなった。
「まあ、普通だよね」と言う感じで。

そのきっかけは、ここでは書けないけれど。。
今日は別のことが書きたいので。


今はそこそこ外見を気にするようになった。
気にする結果、美しくなるから、ではない
気にする姿勢を見せた方が、もしかして対人面でプラスに働くのでは？
と思うところがあったからだ。


少し前までは、
近所しか出歩かないし、
バス通園時代は、皆化粧なしで部屋着でくるようなゆるーーいメンツだったし、

一時、とっても、気を使わなくなった。

体重も増えたね。

とはいえ、次女が今年、小学校に上がり、
前よりも自分の時間が増え、
前よりは、自分の外見を気にするようになり、
少しは着るものに気遣い、
髪型も、まとめ方などネットで調べたり。
ずっと昔に開けたピアス穴が健在だったので、ピアスするようになったりと。

ちょいと運動もしたので、体重は少しは減った。

独身時代はそれなりの格好をして外で勤めてた時期もあったのだ。
その頃の感覚が少しよみがえる。

さて、先日ブログに書いたが、次女幼稚園で久々みんなで集まったとき、
おしゃれママ二人組が、私のところに親し気にやってきたのだ
「ぴいぴいちゃん、やせた？なんかいい感じ！」
を皮切りに、久々なのでお互いの学校の話などをいくつかしたのだが、
話しながら、
「なんで、外見を少し気を付けただけで、相手の態度が変わるのか？？」
と不思議に感じた。

そのときは、私の狭い了見で、
「彼女たちは、見た目で判断するのか？？？
前の私はぼさぼさ頭で無頓着だったから、それだけで疎まれていた？？？」
などと思っていた。


しかし、、、数日経って、別の見解が頭に浮かんだ。

もしかしたら彼女たちは、私が元気そうに見えたので話しかけることができたのでは？

という視点。

んーーっと、無頓着だった私は、どこか暗い感じで、疲れているから、
「あ、疲れているのかな、話しかけたら悪い」
と思わせてたのかな。

まあ、必死で明るく見せようと頑張ったときもあるけれど、
結局外見は無頓着で気が回っていないのが、わかる人にはわかるから、
「ああ、そっとしてあげよう。大変そう」
と気を遣われていたとか。。。


着飾って美しくなったとか、似合っていないか、とか、そういう次元ではなく、
「着飾るなどして、自分の外見に気を遣う心がけができる状態かどうか」
というのを見られていた？？？
なんて。。。

これまで私は
「何をしても土台がひどいなら、おしゃれしても無駄」
という感覚を持っていた。

しかし、おしゃれで美しくなることが目的よりは、
おしゃれをできる精神状態、ということが大切、というときもある？？？

それは、人見知りの私にはない感覚なのだけど、
そういう感覚の持ち主に別途関わる機会があったので、
「相手の様子をそこまで観察して判断して、接し方を考慮できる人がいるのか！」
と驚いたものだが、
案外、それはめずらしくないのか？？


話は変わるが、
先日、商店街を歩いていたところ、ちょっと先に園ママがいた。
ほかの小学校へ進学したので久々。
園時代は会えば軽く雑談するママさんだった。

・・・が、とても疲れている様子だった。
まとめ髪がぼさぼさ。
化粧っ毛がないせいか、顔色があまり良く無く見える。
そして、うつむき気味に店のものを見ていて。。


その様子を見て、声をかけるのをとっさにやめた。


私でさえ、そのくらいの判断はするのだ。

逆に私が、この園ママのように、ほかの人からは映っていたのだろう。

もしかして、これって当たり前の基本なのかもしれないけれど、
今更ながらに「外見」について考えてしまった。



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