2022年発売のMacBook AirとProの差は?
【スペック】
Air 2022 | Pro 2022 | |
価格 | 164,800円(税込)から | 178,800円(税込)から |
チップ | Apple M28Core CPU8Core GPU | Apple M28Core CPU10Core GPU |
ディスプレイ | 13.6インチLiquid Retinaディスプレイ500ニトの輝度 | 13.3インチRetinaディスプレイ500ニトの輝度 |
メモリ | 8GBから | 8GBから |
ストレージ | 256GBから | 256GBから |
バッテリ | 52.6Whリチウムポリマーバッテリー30WUSB-C電源アダプタ(8コアGPU搭載M2に付属) | 58.2Whリチウムポリマーバッテリー67W USB-C電源アダプタ |
ThunderboltUSB4 | 2 | 2 |
カメラ | 1080pFaceTime HDカメラ | 720p |
スピーカー | 4スピーカーサウンドシステム | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー |
公式 | 公式 | |
2022.7.18時点 |
- 2022 Air/Pro共にApple M2チップを採用しています。標準構成のCPUはProの方がいいです。
- ディスプレイは同じRetinaディスプレイ、500ニトの輝度です。Airはベゼルが薄くなったデザインでサイズが13.6インチ、Proは従来踏襲の13.3インチです。Airの方が良さそうです。
- メモリは8GBからの構成です。16GB、24GBにCTOできます。
- ストレージは256GBからの構成です。512GB、1TB、2TBにCTOできます。
- バッテリー容量はPro > Airです。Airは「最大15時間のワイヤレスインターネット」、Proは「最大17時間のワイヤレスインターネット」が可能です。どちらも半日以上持ちます。
AirはCPUをCTOした場合、「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」に変わります。 - AirはMagSafe3,ProはUSB-C給電です。
ケーブル引っ掛けた場合救われることが多いMagSafe(Air)の方がお好みです。 - Thunderbolt3・USB4ポートの数は同じです。
- カメラはAir > Proです。
- オーディオは、「ワイドなステレオサウンド」「内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応」「AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング」は同一です。マイクが少し異なります。Proの方が良さそうです。
Air「指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ」Pro「高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ」 - 重さはAirの方が少し軽いです。 Air「1.24 kg」Pro「1.4 kg」誤差な気もします。
【CTO】
- 1.6万円 8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M2チップ→8コアCPU、10コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M2チップ
- 2.8万円 8GBユニファイドメモリ→16GB
- 2.8万円 256GB SSDストレージ→512GB
スペックだけで判断するならMacBook Air 2022に魅力を感じます。ただAirはファンレス・・・熱くならない?
13インチモデルのAirとProは、スペックだけで判断するならAirの方が良さそうに見えます。ただAirはファンレスです。ガンガン使っても大丈夫なんでしょうかね?
- Apple シリコンは省電力で性能が良く、熱も少ないという評判をよく目にします。熱くならないんでしょうか?
M1 MacBook Airユーザーの状況を見る限り、熱はそれほど気にしなくてもいいかもしれない感じです。(参考)→「M1(Appleシリコン)MacBook Airが熱くなる問題!6つの対処法」、「M1 MacBook Airの発熱 DAWソフトで負荷をかけて動作を検証してみた」。Intel CPUではファンが唸るほど回っていても熱いMacBook Proでしたが、M1/M2 Airはファンレスでそこそこいける感じを受けます。
- iFixitの動画が公開されていました(2022/07/19 Youtube:M2 MacBook Air、Youtube:M2 MacBook Pro)。MacBook Proと比較してしまうとAir 熱大丈夫なの?と心配・・・【M2 MacBook Air】気になる発熱もテスト。迷ってるあなたに!【ファンレスでもここまで性能が出る!】を見ると安心できます。
メモリは8GBでもいい気がしています(作業内容によります)
- 店頭販売モデルはメモリ8GBのみ(ビックカメラは16GBあり)。メモリは8GBで不足する?Intel Macでは16GBでも不足していましたが・・・
Intel Macでは16GBでもメモリ不足によるレインボーカーソル現象に出会うことがあります。ただこれはWindows10やWindows11をMac上で動かしている(Parallels Desktopを利用)ことがメモリ不足の大きな要因でした。Intel Mac上でWindows10やWindows11を動作させない環境下でのメモリ状況(アクティビティモニタ → メモリタブの下部)は以下の通りです。
- 物理メモリ 16GB
- 使用済みメモリ 12.47GB
- キャッシュされたファイル 3.43GB
- スワップ使用領域 1.32GB
8GBでは不足しそうな感じですが、M2/M1 Macはユニファイドメモリ(ITmediaの「Appleの新M1チップの注目点はユニファイドメモリだ」を読むとどんな機能なのかわかります)で効率が良くなっていることを踏まえると8GBでもいけるかなぁと思っていますよ。動画編集などメモリ要求が激しい作業を行う際はやっぱり16GB以上(24GBまで増量可能)あった方が安心です。
CTO 8GB→16GBで+2.8万円です。円安の今、本体価格も高い上に8GB増量で2.8万円は少し割高感がありますね・・・
まとめ:ProよりAirの方がいいとか、不思議な状態
比べてみてProとAirの差がなくなっている気がします。13インチのMacBook Proの存在意義がよくわからない😀どちらもRetina、M2でメモリ、SSDも同じ。
大きな違いは、スペックではなく熱対策なのかもしれません。ファンがある(Pro)、ファンレス(Air)。
重い負荷をかけ続けた際、差が出てくる感じでしょうか。
コメントシステムを利用したくない方はお問い合わせからお願いします。
2013.8.19 DISQUS(外部コメントサービス)の利用を開始しました。
Facebook, google, Twitter等のアカウントで投稿可能です。