07月21日
【Ventura+M2+Wine8】 WineはAppleシリコンでも動作します、Gatekeeperが仕事するので少し面倒に・・・
macOS上でWindowsのプログラムを動かす手段の一つにWine(WineHQ)があります。
この記事を書いている段階で、最新版は8系です。homebrewでは、wine-devel-8.10がインストール可能でした。
この記事を書いている段階で、最新版は8系です。homebrewでは、wine-devel-8.10がインストール可能でした。
環境:macOS Ventura 13.4.1(c) MacBook Air M2
- Wineを起動後、wine64 wincfgは正常に動作可能です。
- wineで動作するのは、M2 MacなのでARM版?x64版?32ビット版?32ビット版が正解でした。
WinMerge(ARM版)[WinMergeU.exe]を実行すると失敗します。アプリケーションを開始できません。もしくは、指定したファイルにアプリケーションが関連付けられていません。
ShellExecuteEx が失敗: ファイルが見つかりません。
WinMerge(x64版)[WinMergeU.exe]は実行できる気配があります。だだし、Gatekeeperがガードします。
キャンセルするとwineがプログラムエラーを表示します - WineでWindowsプログラムを動作させるには、以下の手順が必要になりました。
Gatekeeperがガード(キャンセル)した後、システム設定のプライバシーとセキュリティで「このまま許可」操作が必要です。
・mac野郎なのかは「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」する設定にしています。
・"WinMergeU.exe"は開発元を確認できないため、使用がプロックされました。の下に「このまま許可」ボタンが表示されます。
・信頼しているプログラムのみ許可するように心がけています。
・「このまま許可」した後、再度プログラムを実行するとGatekeeperが「開いてよろしいですか?」と確認してきます。「開く」を選ぶことで実行できます。
・この確認は初回のみです。動作したWindowsプログラムは32ビット版だけでした
- WinMerge(ARM版)wine64動作しません。
- WinMerge(x64版) wine64動作しません。プログラムエラー「重大な問題が発生した・・・」でメイン画面開けません
- WinMerge(32ビット版)起動できました。
まとめ:脱Windowsが進んだみたいでWine不要な体になってきています
以前は重宝していたWineです。WinMergeやWinSCPなどやっぱりこれだよ、って思っていました。
この辺りのプログラムは、稼働率落ちています。
Visual Studio Code(macOS版)やCyberduckで対応できています。Cyberduckの転送ウィンドウ機能便利ですね。繰り返しの転送にはとても良い機能だと感じてます。
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