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macではVMwareの無料版がありません。ParallelsならLiteがあります。


macOS上でWindowsOSを動かし放題のソフトといえば、
無料のVirtual Box、
有料のVMWare Fusion、
有料のParallels Desktopが3大メジャーです。

UbuntuやCentOSなどLinux系を動かしたい方は、xhyveもあります。

macのハードウェアにWIndowsをインストールするBoot Campも標準で使うことができます。

Windowsの仮想OS環境
Windowsの仮想OSは、無料でちょっと難しいHyper-V、個人利用なら無料のVMware Workstation Player、無料のVirtual Box、VirtualPC(Windows8以降使えません)が有名です。

Windows10でBashが動くBash On Ubuntu On Windowsもほぼ標準で利用できます。

個人利用なら無料のVMware Workstation PlayerのWindows版があるなら、mac版もあるんじゃないかって当然思いつきます。

VMware Workstation Player for macは、ありません。

macでVMwareは、30日間お試しができるFusionです。



Parallels DesktopからLite版がリリースされているってご存知でしょうか?

Parallels Desktop Lite により、 Mac で Windows、Linux およびそれらのアプリケーションを簡単に実行できます。




このアプリ、App Storeから無料でインストールすることが可能です。

macでUbuntuをインストールして動かしたい方は、無料で利用することができます。
  • Linux仮想マシンを実行する=>無料
  • Windows仮想マシンを実行する=>有料

Windows7、Windows8.1、WIndows10などWindows OSを動かす際は、別途アプリ内課金が必要です。

古いmacのハードウェアやOSXはご利用できません。
  • 64ビットプロセッサー搭載のmacであること
  • OSX 10.11.5以降のEl Capitan、Sierraであること
この条件を満足している方はご利用することができます。

Parallels Desktop Liteの有料版とParallels Desktop 12 for Mac何が違うのか?


  1. ライセンスの違い
    Parallels Desktop Liteはファミリー共有が可能です。
    Parallels Desktop 12 for Macは1台のMacのみインストールできます。

  2. 価格の違い
    Parallels Desktop LiteのApp内課金は、7,400円で1年間のWIndowsOSを動かすことができる権利を購入します。(OSは別途ご自身で用意する必要があります)

    Parallels Desktop 12 for Macは買い切り版です。macOSをアップデートしない限りずっと使うことができます。

  3. Boot Campで使っているWindowsを動かせるのは、Parallels Desktop 12 for Macだけです。Liteではできません。


  4. コヒーレンスモードが使えるのは、Parallels Desktop 12 for Macだけです。LiteはWindowモードだけです。


価格は2017-5-30時点です

Lite版のできない事はこれ以外にもあります。
サポートページに機能の比較表があります。

Paralells Liteのサポートページ:
Differences between Parallels Desktop Lite and Parallels Desktop Standard Edition

複数のMacでParallelsを使ってWindowsを起動させる必要があるなら、
ファミリー共有可能なParallels Desktop Liteが経済的です。



まとめ


macのVMwareの無料版はないですが、Parallelsから無料のLite版が登場していることをご紹介しました。
VMware AppStore版の登場があるかもしれませんね!


 
 
 
 

Time Machineバックアップデータの正しい削除方法

Time Machine用のHDDボリューム、バックアップ専用に使っていますか?

バックアップデータの削除はボリュームをフォーマットすることを推奨する情報を目にします。

Mac野郎なのかは、バックアップ以外のデータも置いています。
そのため、フォーマットするのは躊躇してしまいます。

手動で削除しようとゴミ箱に入れたらゴミ箱を空にすることができませんでした。
Finderからゴミ箱に入れることはできます。でも戻すことができません。
「バックアップ項目は変更できないため、操作を完了できません。」でお困りの方は、
こちらに復旧方法をまとめているので参考になれば幸いです。

ターミナルからsudo rm -rf バックアップフォルダというコマンドを打ち込めば消せるという情報があります。
操作ミスでストレージ全体を消去してしまうコマンドなので、オススメしにくいです。


Time Machine専用ユーテリティtmutilを使うのが正しい削除方法の1つです。


Time Machineバックアップデータをtmutilで削除する


Time Machineでバックアップしたデータは、tmutil(Time Machine utility)で削除することができます。

Time Machineでバックアップしたデータは、アクセス権が特殊です。
sudo chownによるオーナー変更すら拒絶するファイルが存在します。

Macのコンピューター名フォルダで削除する場合はターミナルを利用します。
以下コマンドで削除することができます。
$ sudo tmutil delete /Volumes/バックアップドライブ名/Backups.backupdb/Macのコンピュータ名


また、バックアップ履歴(日付ファイル)も削除することができます。
$ sudo tmutil delete /Volumes/バックアップドライブ名/Backups.backupdb/Macのコンピュータ名/YYYY-MM-DD-HHMMSS


バックアップドライブ名は、ボリューム名です。
以下コマンドで調べることもできます。
$ tmutil machinedirectory



バックアップ各フォルダのサイズは大小様々です。
ギガサイズのデータ削除はそれなりの時間がかかります。

まとめ


tmutil(macOS付属のappleの標準ツール)を使ったバックアップデータの削除方法をご紹介してきました。

Late2012からMid2015にメインマシンを変更後、バックアップボリュームのサイズが激減していました。
マシンが違うので別々にバックアップデータが残っていました。

今回の方法を使って、古いバックアップデータをごっそり削除し、容量を確保しています。


バックアップ項目は変更できないため、操作を完了できません。復旧方法の紹介です

ゴミ箱に入れたフォルダ・ファイルって消せないことがあるってご存知でしょうか?
ゴミ箱を空にできないと困るので「戻す」操作で削除を取り消したいんですが、

「バックアップ項目は変更できないため、操作を完了できません。」

ってエラーが出て戻せないことがあります。

今回、「バックアップ項目は変更できないため、操作を完了できません。」となった場合に
Finder(ゴミ箱)に頼らないで元に戻す方法をご紹介します。


mac-timemachine-gomibako-recovery-image.png

Time Machineでバックアップしたデータはゴミ箱に捨ててはいけないと学びました・・・

別のMacでバックアップに使っていたデータがあり、容量がいっぱいになってきたので削除しようとしました。

単純に削除しようとしたらうまくいかなかったので、
Time MachineのBackups.backupdbフォルダ内のフォルダをゴミ箱に入れてました。

ゴミ箱を空にしようとしたところ・・・
「予期しないエラーが起きたため、操作を完了できません(エラーコード-8072)。」とか・・・失敗します。

これは困ったと、一旦元に戻そうと、ゴミ箱を開いて「戻す」操作をしたところ、
mac-timemachine-gomibako-recovery-01.png

バックアップ項目は変更できないため、操作を完了できません」ってエラーになって戻すことができません。



そんな状況にお困りの方は、これからご紹介する方法で元に戻すことができます。

TimeMachineのバックアップデータを正しい方法で削除したい方は、
こちらの「Time Machineバックアップデータの正しい削除方法」をチェックしてみてください。

ゴミ箱から元に戻した後にチェックしてください。


ゴミ箱からTime Machineバックアップデータを戻す方法


通常、ゴミ箱に入れたファイル・フォルダは、「戻す」操作で元に戻すことができます。

Time Machineバックアップデータは、戻せません。「戻す」操作がエラーになります。

気軽にゴミ箱へ移動できましたが・・・・
Time Machineバックアップデータは簡単にゴミ箱に移せるのに元に戻すことができないって知りました。


macのゴミ箱から「戻す」操作はこのようにエラーになるので、使えません。

今回ご紹介する方法は、ターミナルを使って元に戻す方法です。

ゴミ箱に入っているデータは、ファイル・フォルダの実体が存在しています。
その実体ファイル・フォルダを元の場所に移動させればいいんです。

まず、ゴミ箱に入れたTimeMachineバックアップデータがどこに残っているのかを探します。


外付けストレージのバックアップファイル(/Volumes/バックアップドライブ名/Backups.backupdb/・・・)で削除した実体ファイル・フォルダは、以下にあります。
/Volumes/バックアップドライブ名/.Trashes/


ゴミ箱を開いて、対象のフォルダをControlキーを押しながらクリック、または2本指でクリックして表示されるメニューから「情報を見る」をクリックします。
mac-timemachine-gomibako-recovery-02.png



表示された情報ウィンドウの「場所」を見ると大体の場所がわかります。
mac-timemachine-gomibako-recovery-03.png

(Shareは/Volumes/ShareでマウントされているMac OS拡張ジャーナリングのボリュームです)


Time Machineバックアップデータを元に戻すには、ターミナルを利用します。
.Trashesフォルダに移動します。
$ cd /Volumes/バックアップドライブ名/.Trashes


削除したTime Machineバックアップフォルダを探します。
$ sudo ls -l 

drwx------@ 2 macyarounanoka staff 102 5 28 15:12 501

501というフォルダが見つかりました。

501は、ファイルシステム上のユーザーID(uid)です。ターミナルから調べることができます。

$ id -u 



501フォルダに何があるかを確認します。
$ cd 501 
$ ls -l


drwxr-xr-x@ 45 root wheel 1564 11 10 2016 mymac
削除したTime Machineバックアップデータフォルダが見つかりました。


元に移動させます。
$ sudo mv mymac ../../Backups.backupdb/.


上記コマンドは相対パスを使っています。少しわかりにくいかもしれないので、展開したイメージをご説明します。
..で1つ上のフォルダへ移動します。
これまでの手順で今いるフォルダ(カレントフォルダ)は、/Volumes/バックアップドライブ名/.Trashes/501/です。

../../Backups.backupdb/.は、
/Volumes/バックアップドライブ名/.Trashes/501/../../Backups.backupdb/.を意味します。

結果的に上記コマンドで、/Volumes/バックアップドライブ名/Backups.backupdb/.へ移動させます。


ゴミ箱から戻す操作は、「バックアップ項目は変更できないため、操作を完了できません。」とエラーになります。
sudo mvで元に戻すことができました^^

まとめ


Time Machineで作られたバックアップデータは、通用のゴミ箱に入れる操作をしてはいけない、削除できないってことがわかりました。
当ページの方法で、ゴミ箱に入れたTime Machineバックアップフォルダを元に戻せたかと思います。

Time Machineで作ったバックアップデータの正しい削除方法はこちらにまとめています。

よろしければ、参考にしてみてください。





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