06月15日
mac Windowsを外付けHDD・SSDにインストール&起動する Part2
3. WindowsOSのインストール(Windows8 Enterprise)
USBポート2つ使います。
USBポート2つ、未使用状態にしてください。
Windows8のISOを書き込んだUSBフラッシュメモリを差し込みます。
現在の状態
PORT1: USBフラッシュメモリを差し込んだ状態
PORT2: 未使用
3.1 コマンドプロンプトの起動
MacOSを再起動してください。
OPTIONキーを押しっぱなしにします。
この画面が表示されたら、OPTIONキー離して大丈夫です。
矢印キーまたは、トラックパッドでWindowsアイコンを選択状態にして、
リターンキーまたは、クリックで確定させます。
Windows8のインストーラが起動します。USBフラッシュメモリ経由なので、
若干時間がかかります。
キーボードの設定後の画面で、「コンピュータを修復する」をクリックします。
オプションの選択画面で、「トラブルシューティング」をクリックします。
トラブルシューティングの画面で「詳細オプション」をクリックします。
詳細オプションの画面で「コマンドプロンプト」をクリックします。
3.2 USB ストレージにWindows8を準備
PORT2にUSBストレージを差し込みます。
現在の状態
PORT1: USBフラッシュメモリを差し込んだ状態
PORT2: USBストレージを差し込んだ状態
コマンドプロンプト
> diskpart
DISKPART> list disk
ディスクの一覧が表示されます。
差し込んだUSBストレージがどれに当たるか、容量で判断します。
Mac野郎なのかは、ディスク2がUSBストレージです。
USBストレージを選択します。
DISKPART> select disk 2
USBストレージが選択されていることを目視します。
DISKPART> list disk
(ディスク2の左に「*」が表示されています。)
(指差し確認お願いします。disk2 select よし!)
(At Your Own Risk: ディスク間違えていると消去します。)
以下に記載したコマンドを実行すると、即時、ディスクに書き込みが発生します。
つまり、ディスク間違えていると消え去ります。
危険なコマンドを実行します。取り扱い注意です。
不安なので、もう一度!
DISKPART> list disk
(指差し確認お願いします。disk2 select よし!)
USBストレージをクリアし、パーティションを作成します。
今回使っているのは1TBのHDDディスクです。
余らせた状態ですが、以下のように構成します。
[ EFI: 256MB ] : BOOTに必要な領域
[ EXFAT: 250GB] :Mac/Win共用用
[ NTFS: 250GB] : Windows8
以下コマンドを打ち込んでいきます。
(01)DISKPART> clean
(02)DISKPART> convert gpt
(03)DISKPART> create partiton efi size=256
(04)DISKPART> format fs=fat32 quick label="EFI"
(05)DISKPART> create partition primary size= 256000 (250G)
(06)DISKPART> format fs=exfat quick label="Share"
(07)DISKPART> create partition primary size= 256000 (250G)
(08)DISKPART> format fs=ntfs quick label = "Windows"
(09)DISKPART> assign letter=I
(10)DISKPART> select partition 1
(11)DISKPART> assign letter=S
コマンドを翻訳するとこんな感じです。
(01)ディスク2(USBストレージ)の内容クリア
(02)GPT形式に変換
(03)256MBのEFI形式パーティションの作成
(04) (03)のフォーマット
(05) 250GBのパーティション作成
(06) (05)Mac/Windows共用のため、exfat形式でフォーマット
(07) 250GBのパーティション作成
(08) (07)Windows8用にNTFS形式でフォーマット
(09) (07)のNTFSをIドライブ
(10) (03)のEFIを選択
(11) (03)のEFIをSドライブ
DISKPART> list volume
ボリュームの一覧で、ドライブを確認します
DISKPART> exit
Windows(ドライブI)にWindowsイメージを展開します。
> X:
> cd X:\Windows\System32
> dism /apply-image /imagefile:C:\Sources\Install.wim /index:1 /applydir:I:\
Windowsをbootするように設定します。
> bcdboot i:\Windows /l ja-jp /s s: /f UEFI
3.3 Windows8ブート 1/2
コマンドプロンプトを終了します。
オプションの選択画面でPCの電源を切るを選択します。
PORT1のUSBフラッシュメモリを取り出します。
現在の状態
PORT1: なにも差し込んでいない。
PORT2: USBストレージを差し込んだ状態
Macの電源をONします。
OPTIONキーを押しっぱなしにしてください。
EFI Bootを選択し、起動します。
しばらくするとWindows8のロゴが表示されます。
デバイス準備中が完了すると画面が真っ黒になります。
そのまま再起動するまで待機します。
1分ぐらい経過すると自動的に再起動します。
OPTIONキーを押し、StartupManager画面を表示させます。
3.4 画面が黒い現象を回避する
USB HDDを抜きます。
USBフラッシュメモリを差します。
現在の状態
PORT1: USBフラッシュメモリを差し込んだ状態
PORT2:なにも差し込んでいない。
Windowsを選択し、3.1 コマンドプロンプトの起動手順と同様にコマンドプロンプト
を立ち上げてください。
コマンドプロンプトを立ち上げたら、USBストレージを差し込みます。
現在の状態
PORT1: USBフラッシュメモリを差し込んだ状態
PORT2:USBストレージを差し込んだ状態
> diskpart
DISKPART> list volume
Label、容量、fs(ファイルシステム)から
USBストレージ Windowsフォルダを特定します。
(おそらくDドライブになっていると思います。勝手にマウントされているはずです)
DISKPART> exit
> d:
> cd d:\Windows\System32\Drivers
> move igdkmd64.sys d:\
3.5 再びWindows8のインストールを再開 2/2
コマンドプロンプトを閉じて、PCの電源を切るを選択します。
USBフラッシュメモリを抜きます。
USBストレージを差します。
現在の状態
PORT1: なにも差し込んでいない。
PORT2:USBストレージを差し込んだ状態
Macの電源をONにします。
OPTIONキーを押しっぱなしにします。
EFI Bootを選択し、起動します。
今度は、真っ黒ではありません。
しばらくするとWindowsのライセンス条約の承諾画面が表示されます。
後は、普通にWindows8のインストールですが、
通信関連のドライバ等がないので、「自分で設定する」を選んでおいてください。
USBHDDに入れたWindows8無事、立ち上がりました。
3.6 BootCamp Support Softwareを適用します
不明なデバイスがたくさんあります。
USBフラッシュメモリにコピーした、BootCampフォルダからSetup.exeを起動してください。
不明なデバイスがすべて消えるはずです。
USB HDDブートなWindows環境が作成できる
これで安心して、Windows8 Pro DSP購入できますw
参考:説明に使用したWindows8稼働機器
こちらのプロフィールにあります。
関連記事
こちらはWindows8用の記事です。Windows8.1用は以下にあります。
参考:
http://thetecherra.com/2012/12/11/tutorial-install-windows-8-on-a-mac-via-native-efi/
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